プレスリリース
株式会社新興出版社啓林館(本社所在地:大阪市天王寺区、代表取締役:佐藤 諭史、以下「新興出版社啓林館」)と国立大学法人東京大学(所在地:東京都文京区、総長:藤井 輝夫、以下「東京大学」)は、2023年6月8日、8月上旬に竣工予定の新興出版社啓林館東京支社の新社屋「東大前HiRAKU GATE」におけるスタートアップ支援活動に関する基本協定を締結しました。
【経緯と目的】
東京大学は、産学連携活動の一環として行うスタートアップ支援活動において、キャンパス内外におけるスタートアップ企業向け施設の拡充を目指しています。一方で、新興出版社啓林館は東京支社新社屋「東大前 HiRAKU GATE」を日本の未来を切り拓く新たな創造拠点とするべく、その一部をスタートアップ企業に賃貸してビジネス支援する形での新たな事業を立ち上げました。
両者の目標を実現する今回の協定は、新しい創造に挑戦するスタートアップ企業を支援し、より豊かな社会を形成する一助となることを目的にしています。
【概要】
新興出版社啓林館東京支社新社屋の賃貸エリア内に「新興出版社啓林館・東京大学 スタートアップ支援事業拠点“HiRAKU”」区画を設置。東京大学は、同大学の研究・教育成果を基盤として新規事業を生み出すスタートアップ企業等を区画利用企業として推薦します。東京大学の推薦を受けて新興出版社啓林館が選定したスタートアップ企業等は、本件区画を東京大学内施設と同等の条件で優先的に利用できます。
「東大前 HiRAKU GATE」について
当施設は、東京都内では数少ないP2レベル(※)の実験が行えるウェットラボ機能、大小さまざまなオフィス、そして多彩なミーティングルームを備え、4階〜10階をシードからレイターステージと幅広いスタートアップ企業に開放します。快適さを備えたビルであることはもちろん、集まり、繋がり、育むことをコンセプトに、さまざまなオフィスの人々が出会い、交流することで、「創造」「独創」「共創」が随所で生まれる「三創空間」になることを目指しています。「東大前 HiRAKU GATE」は、通常のテナントスペースではなく、そのコミュニケーションを付加価値としています。
日本のビジネスを活性化させるスタートアップ企業が集まり切磋琢磨することで、新しいサービスや商品、市場を生み出し、世界に通じる「GATE」となることを目指します。
今後も新興出版社啓林館は東京大学と連携しながら、さまざまなイベントや企画を検討していきスタートアップ企業に対して幅広くサポートをしていくことを目指します。
(※)物理的封じ込めレベル
【新興出版社啓林館 東京支社 新社屋】
名称:東大前 HiRAKU GATE
住所:東京都文京区向丘2-3-10
竣工:2023年8月竣工
設計:安藤忠雄建築研究所
施工:前田建設工業株式会社
構造・階数:鉄骨造 地上10階 地下1階
延床面積:5,820.77平方メートル (1763.8坪)
ウェブサイト:https://hiraku-gate.co.jp/
自社使用:地下1階〜地上2階(3フロア)
テナント用:地上3階〜10階 3,520.65平方メートル (1,066.8坪)
駐車場:21台
事務所内高さ:2,850mm
OA床:100mm
耐震等級:上級(耐震等級2)通常の耐震基準の1.3倍 ※避難所となる建物(病院・学校)と同基準
[画像: https://prtimes.jp/i/32562/147/resize/d32562-147-7b4e297714cf4f57c63e-1.jpg ]
■株式会社新興出版社啓林館について
新興出版社啓林館は、小学校・中学校・高等学校の教科書・教材、児童図書、ICT教材などを編集制作・販売し、77年にわたって日本の学校現場をサポートしている出版社です。「新興出版社」/「啓林館」/「文研出版」3つのブランド名で子どもたちの未来を創造する教材を提供しています。
当社詳細についての情報は、ウェブサイトをご覧ください。
ウェブサイト:https://www.shinko-keirin.co.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES