プレスリリース
【スマルナユーザー589名対象、働く女性とピルの関係性についての意識調査】働く女性の約半数がピル服薬で「体調をコントロールでき自分に自信が持てるようになった」
自身のキャリアを考え「ピル服薬を継続したい」約9割
オンライン・ピル処方サービス「スマルナ(※1)」を運営する株式会社ネクイノ(大阪市北区、代表:石井健一)は、新生活シーズンに向けて、現在働いておりかつ低用量ピル(以下、ピルと記載)を服薬しているスマルナユーザー589名に、働く女性とピルの関係性についての意識調査を実施しました。
今回の調査で、ピル服薬により約9割が症状の改善を感じており、約7割が「仕事のパフォーマンスが上がった」と感じていることが明らかになりました。
さらに、ピルという選択肢を知った・またはピルを服薬したことで、気持ちや行動にどのような変化があったか聞いたところ、約半数が「体調をコントロールできるようになり、自分に自信が持てるようになった」と回答しており、ピル服薬に際して人生にポジティブな変化が起こっていることがわかりました。
ピルの継続意向については今後もピル服薬を継続したいと回答した人が約9割となり、理由としては「いつ生理が来るかを心配したくない(生理周期を安定させたい)」が、74.8%でトップとなりました。ピル服薬の主目的には「避妊」が最も高く挙がっているものの、ピルの継続理由を見ると“生理周期を安定させられること”を理由に挙げている人が最も多く、生理不順が改善できること=働く女性にとっての大きなメリットであることがわかる結果となりました。
また、今後働き続ける上で、女性特有の身体の不調に対して積極的にサポートする会社で働きたいとの意向が約9割の女性にあることも明らかになりました。特に25~29歳、40〜44歳で意向が高くなっており、妊娠を検討する年代や更年期を意識する年代でより会社のサポートの有無が重要視されている様子が伺えました。
■調査結果トピックス:
ピル服薬に際する仕事への変化
ピル服薬の主目的は、1位「避妊」37.4%、2位「月経痛の軽減」19.9%、3位「PMSの軽減」17.1%
服薬後の変化として最も感じているのは「体調が悪い状態で働くことが減った」61.1%
72.2%が服薬により「仕事のパフォーマンスが上がった」と感じている
49.6%が服薬により「体調をコントロールできるようになり、自分に自信が持てるようになった」と感じている
キャリア形成への意向
半数以上の62%が「キャリアを築き仕事で活躍したい」と考えている
キャリア形成への意欲は、子どもの有無は関係ないという結果が
ピルの継続意向・服薬のメリット
94.9%が「今後もピルを服薬し続けたい」と回答
継続したい理由は「生理周期を安定させたい」74.8%が最も多く、生理不順が解決できること=働く女性にとっての大きなメリットであることが明らかに
婦人科のオンライン診察に感じるメリット
95.1%が婦人科のオンライン診察にメリットを感じている
子どもの有無で比較すると、子がいる人の方がいない人より強くメリットを感じており、オンライン診察は働くママのサポートになっている
今後働きたいと思う会社
89.1%が、女性特有の身体の不調に対して積極的にサポートする会社で働きたいと考えている
25~29歳、40~44歳が他の年齢に比べてより女性特有の不調へのサポートを会社に求めている
■調査概要:
調査対象:働いており、かつ低用量ピルを服薬しているスマルナユーザー589名(女性)
実施期間:2023/2/21〜3/1、3/10〜3/15
調査方法:インターネット調査
回答者年齢分布:10代 1.4%、20代 46.5%、30代 40.4%、40代 11.6%、50代 0.2%
■調査結果詳細:
<ピル服薬に際する仕事への変化>
まず、ピル服薬の最も強い目的について質問すると、主目的は、1位「避妊」37.4%、2位「月経痛の軽減」19.9%、3位「PMS(月経前症候群)の軽減」17.1%であることがわかりました。
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また、ピル服薬前の仕事をする上での困りごとを聞いたところ、「腹痛がひどく業務に集中できない」「生理不順により予定が立てにくい」等のほか、「トイレに行ってナプキンを変える暇がない」「ユニフォームを汚してしまわないか不安」など職種によっての困りごとの差が伺える結果となりました。
<ピル服用前は仕事をする上でどのようなことに困っていましたか?>
・頭が朦朧として仕事に集中できない、簡単なことも判別できない(40代・事務職)
・生理不順でいつ生理が来るか分からず、健康診断や出張などの際の荷物や予定が立てにくく困っていた(30代・事務職)
・夜勤があり不規則な生活のため生理不順だった。また、量が多く漏れてしまい下着を汚すこともあった(20代・介護職)
・毎月、出血量が多いがトイレに行ってナプキンを変える暇がない(30代・医療職)
・生理前や生理中に体調が悪くなることが多かったが、立ち仕事なので座って休むことができずきつかった(30代・販売職)
・生理に合わせて休みを取りたいが、どうしても数日ずれてしまうので休みを取ってもなぁ…と毎度もやもやしていた。4日しか休み希望を出せないのに、その枠を生理のために使うのが嫌だった(20代・サービス業)
・月経量が多くユニホーム(白のパンツ)を汚してしまうことがあったため、夜は履くタイプのナプキンを使用し、日中はタンポンとナプキンを併用して使っていた(20代・介護職)
・PMSの症状が酷く、日常生活に支障が出る程に気持ちの浮き沈みが激しく自力でコントロールしきれなかった為、会社に行く事も憚られていた。生理前は「体調不良」と言って欠勤するしかなかった(30代・事務職)
・トイレになかなか行けないことが多く、生理2日目でトイレのない現場仕事がつらかった(30代・建築業)
・仕事中に耐えられないほどの痛みがあり、集中できなかった(20代・公務員)
・生理前の頭痛が酷くて、立ち仕事に支障があった。男だらけの仕事場でしんどいとも言えずきつかった(20代・販売職)
次に、ピルを服薬後に仕事をする上でどのような変化があったか聞いたところ、87.8%の人が何らかの症状の改善を感じており、うち「体調が悪い状態で働くことが減った」が61.1%で最も高いことがわかりました。
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さらに、ピル服薬による仕事のパフォーマンスへの変化を聞いたところ、72.2%が「仕事のパフォーマンスが上がった」と回答しました。ピル服薬前に感じていた心身の不調が改善されたことで、仕事への良い影響を感じている人が多くいることがわかりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/21661/147/resize/d21661-147-b9ccd3e2714fd2395b5f-2.jpg ]
続いて、「ピルという選択肢を知った・またはピルを服薬したことで気持ちや行動にどのような変化がありましたか」という質問をしたところ、最も高かったのが「体調をコントロールできるようになり自分に自信が持てるようになった」49.6%、次いで「自分の今後のライフプランを考えるようになった」32.1%、「パートナーとライフプランについて話し合うようになった」17.5%、「いつ子どもを持つか(バースプランについて)考えるようになった」16.3%が続く結果となりました。
この結果から、ピル服薬によってもたらされる変化は、女性特有の症状の改善という身体的な変化だけでなく、女性が自分に自信を持つことやライフプランの自己決定などの精神的な変化も後押ししていることがわかりました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/21661/147/resize/d21661-147-d713d975f14fe29d3683-3.jpg ]
<キャリア形成への意向>
続いて、ピルを服用しながら働いている女性はどのようなキャリア形成への意向を持っているかを調査しました。「仕事でキャリアを築き、活躍したいと思うか」という質問に対しては、62%が「そう思う」と回答し、24.3%が「どちらとも言えない」と回答しました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/21661/147/resize/d21661-147-a8fcdf73b96abf1b0cd1-4.jpg ]
回答の理由としては以下のような理由が挙がりました。多くの回答から、働く女性は仕事と家庭の両立に悩んでいる様子が見てとれました。
<キャリアを築きたいと思う理由>
・1人でも生きていける知識、力を付けたいから(30代)
・経済的に自立し、ライフプランの選択肢を拡げたいから(20代)
・可能な限り多くの選択肢を残しておきたいから(結婚相手を年収で選びたくない、お金を気にせず趣味を楽しみたいなど)(20代)
・子育ても好きだが、母親以外でも社会に認められたい(20代)
・今後は子どもを望んでいないから(30代)
・男性の多い職場だからこそ活躍したい(20代)
・キャリアアップは自分の幸福度に大きく影響しているため(40代)
・シングルマザーなので、ある程度安定した仕事、収入が必要なため(40代)
・昇進すれば仕事の自由度が高くなるから(20代)
・子育てをしながら働いているので、子どものためにもキャリアを上げて良い収入を目指していかなければならないから(20代)
・ピル服用前は自分で体調管理ができていないと思われていたが、ピルを服用することで改善されたから(20代)
<キャリアを築きたいと思わない理由>
・キャリアより家庭を優先したいため(20代)
・仕事での拘束時間が増えると家庭との両立が無理。今でさえキツイ(40代)
・役職につくと責任がそれだけ多くかかるから(30代)
・子どもがいるしキャリアは無くてもそれなりでいいかなと思う(20代)
・キャリアアップにあまり興味がない、年齢と共に給料が上がっていくため頑張ったところで給料は変わらないから(30代)
・今は仕事中心の生活をしており仕事を頑張りたいが、それ以上に頑張りたいものが見つかればその時はキャリアにこだわることはないと思うから(20代)
<どちらとも言えない理由>
・家庭の時間か仕事の時間かどちらを優先するか悩むから(30代)
・今の職場で活躍したいと思う気持ちもあるが、結婚するなら続けるのは難しいから(30代)
・仕事も家庭も大事にしたいので、まだどっちつかずの状態だから(20代)
・仕事は続けて行きたいと思っているが、キャリアを築いていけるイメージがまだ湧かない(30代)
・今現在小さい子どもを育てていて、育児と仕事の両立が難しいと感じているので(30代)
・キャリアを築いて自分のしたいことを実現したいが、出世すると逆にそれができなくなるから(30代)
・仕事も好きだが家事をするのも好きで、家での時間を削るほど仕事をしたいと思わないから(20代)
また、キャリア形成への意向を子どもの有無で比較してみると、「仕事でキャリアを築き活躍したい」と回答した人は子どもがいない人63.1%、子どもがいる人61.6%となり、ピルを服薬しながら働いている女性においては、子どもがいることがキャリア形成への意欲を削ぐ理由とはなっていないことがわかりました。
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<ピルの継続意向・服薬のメリット>
次に、ピルの継続意向について調査したところ、94.9%が「今後も妊娠を希望する時以外はピルを服薬し続けたい」と回答しました。
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理由として最も多く挙がったのは、「いつ生理が来るかを心配したくない(生理周期を安定させたい)」74.8%でした。ピル服薬の主目的には「避妊」が最も多く挙がっていたものの、ピルの継続理由を見ると“生理周期を安定させられること”を理由に挙げている人が一番多く、生理不順が改善できること=働く女性にとっての大きなメリットであることがわかる結果となりました。
[画像8: https://prtimes.jp/i/21661/147/resize/d21661-147-6b68df17c910a8cfed79-7.jpg ]
<婦人科のオンライン診察に感じるメリット>
続いて、「働く上で婦人科のオンライン診察についてメリットを感じますか」という質問に対しては、95.1%がそう思うと回答しました。
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特に「通院にかかる時間負担の軽減」90.4%、「好きな時間、場所で診察を受けられる」86.1%が高く、時間と場所の制限がなく診察を受けられることがオンライン診察のメリットと感じている人が多いことがわかりました。
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また、子どもがいる人といない人で比較すると、子どものいる人の方が「とてもそう思う」との回答が11.8%高くなりました。このことから、働くママがオンライン診察のメリットをより感じていることがわかりました。
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<今後働きたいと思う会社>
最後に、今後どのような会社で働いていきたいかを質問しました。今後働き続ける上で、女性特有の身体の不調に対して積極的にサポートする会社で働きたい人は89.1%となり、約9割の女性が女性特有の身体の不調に対して、会社のサポートを求めていることがわかりました。
[画像12: https://prtimes.jp/i/21661/147/resize/d21661-147-772c743d239739f1104e-11.jpg ]
また、年齢別に見ると特に、25~29歳(91.2%)40〜44歳(92%)で積極的にサポートする会社で働きたいと思っている意向が高くなっており、働く女性の中でも、妊娠を検討する年代や更年期を意識する年代でより会社のサポートの有無が重要視されている様子が伺えました。
これらの結果から、会社において女性の健康へのサポートは女性社員の働き方を考える上で必須であることが推察されます。
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さらに、会社にどのようなサポートがあったらいいか聞いたところ、1位「福利厚生でピルが購入できる」43.1%、2位「生理休暇の取りやすさの推進」29.2%、3位「福利厚生で希望する婦人科検診ができる」16.1%という結果となりました。
■低用量ピルの効果について:
低用量ピルは卵胞ホルモンと黄体ホルモンという2種類の女性ホルモンが配合されているお薬です。低用量ピルを服薬することで得られる主な効果は大きく3つあります。
1.排卵を抑制する
2.子宮内膜の増殖を抑制する
3.女性ホルモンのバランスを一定に整える
適切に服薬すれば、99.7%の避妊効果があります。その他、生理予定日のコントロールや生理痛の改善、経血量の減少による貧血の改善、子宮内膜症の予防と改善、月経前症状(PMS)の軽減、にきび、多毛などの改善などといった、女性のQOLを向上させることが出来る副効用もあります。
▼低用量ピルに関するFAQ
https://smaluna.com/qa-of-pill/low-pill/
▼ピルファクトブック
スマルナでは、ピルについての正しい情報やデータをまとめた「ピルファクトブック」デジタル版を、2020年3月より公式サイト(https://smaluna.com/factbook/ )にて無料公開しています。
■法人向け健康支援プログラム「スマルナ for Biz」:
“女性の健康” “QOL向上“を福利厚生の視点で捉え、健康経営及び、SDGs達成へ積極的に取り組む企業さまをサポートするべく、2020年より提供を開始。オンライン・ピル処方サービス「スマルナ」にて処方されたピル代金を会社負担でご利用いただける法人向けサービスです。
サービス提供内容や料金に関する詳細は、下記よりご確認いただけます。
▼スマルナ for Bizサービスサイト
https://smaluna.biz/
(※1)スマルナについて
https://smaluna.com/
2018年6月にリリースされた、オンライン診察でピルを処方するサービス。ピルの処方以外も、助産師や薬剤師が相談を受け付ける、スマルナ医療相談室を運営。10代〜30代の方々を中心にご利用いただいている。スマルナアプリのダウンロード数は累計102万件を超える。(2023年2月末時点)
※医師の判断により対面受診を促す場合は医師の指示に従ってください。
※また、下記に該当する方は、ピルの処方が難しい場合がございます。
https://smaluna.com/qa/2116/
■株式会社ネクイノ 会社概要:
医師や薬剤師、弁護士など、医療及び関連法規分野に知見を持つ人材が集まり、2016年6月に創業。ICTを活用したオンライン診察をはじめ、健康管理支援、未病対策など、一人ひとりのライフスタイルや健康状態に合わせて選択活用できる医療環境を生み出している。「世界中の医療空間と体験をRedesignする」メディカルコミュニケーションカンパニーを掲げ、テクノロジーと対話の力で世の中の視点を上げ、イノベーションの社会実装を推進。2018年6月、婦人科領域に特化したオンライン診察プラットフォーム「スマルナ」をリリース。2020年にはマイナンバーカードと健康保険証をリンクさせるセキュアな個人認証システム「メディコネクト」の提供を開始。
会社名:株式会社ネクイノ(英表記:Next Innovation Inc.)
代表取締役:石井 健一
所在地:〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地1丁目13番22号 御堂筋フロンティア WeWork
URL:https://nextinnovation-inc.co.jp/
設立:2016年6月3日
プレスリリース提供:PR TIMES