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AI inside 株式会社(AI inside Inc.)

「DX Suite」に生成AIを実装し大型アップデート、AI-OCR市場を再定義する技術革新など機能拡張により約2兆円規模の業務効率化を推進

(PR TIMES) 2024年01月17日(水)13時15分配信 PR TIMES


[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/24457/146/24457-146-895329d957930258aed1755c49bd1af8-2600x1360.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

AIプラットフォームを提供するAI inside 株式会社(代表取締役社長CEO:渡久地 択、本社:東京都渋谷区、以下「AI inside」)は、市場シェアNo.1(*1)のAI-OCRサービス「DX Suite」に生成AIを実装しアップデートしました。AI-OCR市場を再定義する革新的な書類読取やAI-OCRにとどまらない後続業務のデータ処理の自動化、ユーザ専用環境によるご利用状況に応じた運用の最適化など、大幅な機能拡張を実現しています。また、アーキテクチャも一新して新機能を迅速かつ柔軟に追加できるようにしました。今後も生成AIを活用した多様な新機能を順次追加していく計画です。

アップデートした「DX Suite」は、本日2024年1月17日より提供を開始します。
お問い合わせはこちら:https://dx-suite.com/contact
背景

AIによる新時代が到来しています。LLM(大規模言語モデル)とチャットインターフェースの融合により、革新的なテクノロジーを誰もが簡単に応用し、新たな価値を創造できるようになりました。人に話しかけるように自然言語でAIへ作業を依頼する行為が世界の常識となり、ビジネス浸透も加速しています。人とAIが協働し誰もがその恩恵を受けられる社会が、本格的に構築されつつあります。

AI inside は創業当初から、このようなAIが民主化された社会の実現を目指して事業を推進してきました。AI-OCR市場でシェアNo.1(*1)を誇る「DX Suite」についても、構想時より、あらゆる企業・団体のDXをAIで支援するサービスを目指し開発しています。その実現のために、これまで、サービス提供の基盤となるAIインフラへの継続した投資のほか、独自の画像認識AIや予測AIの強化、「XResearch」の創設による生成AI・LLMの研究開発(*2)などに取り組んできました。


*1 出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社 2023年4月発刊「OCRソリューション市場動向 2023年度版」AI OCRソリューションベンダーのソフトウェアライセンス売上・シェア推移:https://mic-r.co.jp/mr/02710/
*2 2023年6月8日発表「AI inside、生成AI・LLMの研究開発と社会実装を行う「XResearch」を創設、140億パラメータ日本語LLMサービスを開発しα版を提供」:https://inside.ai/news/2023/06/08/aiinside-xresearch/
機能拡張のポイント

AI inside は、これまでの取り組みの成果を結集し、「DX Suite」に生成AIを実装して大型アップデートを行いました。
機能紹介ページ:https://dx-suite.com/news/major-update

AI-OCR機能の革新的な強化により、定型・非定型に関係なくあらゆるフォーマットの書類を学習不要で読み取ることができます。これにより、AI-OCR市場を開拓してきたマーケットリーダーとして、AI inside がAI-OCR市場を再定義します。これまで技術的に難易度が高くデジタル化が遅れていた非定型書類もAI-OCR市場として本格的に包含し、未だにアナログデータとして残されている膨大な量の書類のデジタル化を加速させます。

加えて、AI-OCRに後続するデータ処理の自動化を支援する機能や、取り扱えるデータの種類を書類以外へと広げる機能などを順次追加していきます。「DX Suite」の適用業務を大幅に拡張することで、2022年度の実績で1兆9,191億9,000万円規模にのぼる「非IT系BPO」市場(*3)をはじめ、様々な業界・業種における業務のデジタル化を推進します。

今後も、創業当初のサービス構想を実現するための継続したアップデートを行います。今回の第一弾アップデートでは、具体的に以下の機能拡張を実現しています。

1. 学習不要であらゆる書類の読み取りを実現
従来のAI-OCR機能で非定型書類を読み取るためには、膨大な量の書類を集め長期間かけて学習し、新たにAIモデル開発を行う必要がありました。利用時には抽出したい項目を設定する作業も必要でした。今回、AI-OCR機能の革新的な強化により、それらの工程を全て不要とします。お客様がこれまで読み取れなかった書類でも、即座にデータ活用できる資産へと変換することが可能です。

2.AI-OCR後のデータ処理までワンストップで自動化
AI-OCRによるデータ入力の自動化にとどまらず、データ化した後の業務まで「DX Suite」がワンストップで自動化できるようになりました。今回のアップデートでは、読み取った書類データをExcelファイルにAIが自動転記する新機能を実装しています。表組が統一されていない独自のフォーマットであっても、AIがファイルを解析し指定の項目へと正確にデータを転記します。


今後は、ファイル転記のほかにも、デジタル化した書類データの要約機能や読み取った文章からクレーム有無を判定する機能など、生成AIを活用した様々な機能を順次追加していく計画です。また、AI-OCR後のデータ処理の自動化だけでなく、業務で利用頻度の高いOfficeファイル・音声ファイルへの対応も計画しており、取り扱えるデータの間口も広げていきます。これら生成AIを活用した新機能群を「Extensions」とし、「DX Suite」の適用業務をさらに拡張していきます。

3.新アーキテクチャによるユーザビリティの向上
アーキテクチャを一新することで、ユーザが求める新機能を迅速かつ柔軟に追加・提供できるようにしました。これに伴い、処理スピードも従来比で60%(当社調べ)向上しています。ご好評いただいているユーザーインターフェースもより使いやすく改善しました。これまで以上のユーザビリティ向上を実現しています。

4.ユーザ専用のAI-OCR環境の提供
ユーザ専用のスケーラブルなクラウド環境を即座に提供できるようになりました。読み取りたい書類の枚数や求められる処理スピードなど、お客様のご利用状況に最適化したAI-OCRの運用を実現します。大量の書類を読み取りたいユーザにおいては、コスト削減にも繋がります。

*3 事業者売上高ベース
*3 出典:株式会社矢野経済研究所「BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)市場に関する調査(2023年)」(2023年11月14日発表):https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3397
アップデートによるユーザベネフィット

エンドユーザ
人手を介した非定型書類の入力作業は、あらゆる業界・業種で未だに多く存在しています。例えば、請求書や見積書のほか、銀行業界では住宅ローン申込書や決算書、保険業界では保険金請求書や健康診断書、自治体では公聴会やアンケートで得られた住民の声を記録した書類などです。「DX Suite」をご利用いただくことで、これらの入力作業からその後のデータ転記作業まで、AIに即座に実行してもらうことが可能です。担当者は業務効率化で創出した時間を活用し、より付加価値の高い業務に注力できます。

システムインテグレーションパートナー
「DX Suite」をAPIでご利用いただくことで、非定型書類の読み取りが課題となっている業務システムやAI-OCR後のデータ転記が求められる業務システムなどの開発に、より容易に着手することが可能となります。これにより、エンドユーザのご要望により幅広く迅速に対応し、ビジネスの機会を大きく広げることができます。

BPOパートナー
従来のAI-OCRで読み取れなかった非定型書類を扱う業務プロセスの受託が、より効率的に行えるようになります。例えば、経理の仕訳入力や経費精算、マーケティングの市場調査や顧客分析、経営企画の補助金申請、自治体の税務処理関連といった受託業務で、請求書や領収書、財務諸表、市場調査レポートなど膨大な量の非定型書類を扱います。「DX Suite」により、これらのデータ入力を全て自動化することで、自社サービスの高付加価値化が可能です。
AI inside 代表取締役社長CEO 渡久地 択のコメント


本日、我々はAI-OCRの歴史上、これまでで最も重要なアップデートを実施しました。このアップデートでは、既存の技術に加え、当社「XResearch」の生成AIを含む最新の研究成果を統合しています。

特に注目すべき点は、これまで必要とされていた書類の学習を排除し、存在するすべてのレイアウトの書類に即座に対応可能になったことです。PoCや個別開発は、当社サービスではこれまで通り必要ありません。さらに、書類をデータ化した後の業務もAIが行うことにより、業務の効率化と精度向上を図るとともに、人とAIが協調し、新たな価値創造の領域への進出も可能になりました。

AI inside は、常に非常識を常識に変えることを目指してきました。このアップデートにより、私たちはそのコミットメントを再確認し、業界のリーダーとして、唯一のテクノロジーを提供し続け、さらなる革新を牽引していきます。
AI inside 株式会社について

AI inside は、生成AI・LLMや自律型AIをはじめとした最先端テクノロジーの研究開発と社会実装を行うテックカンパニーです。AIエージェント「Heylix」やAI-OCRサービス「DX Suite」に加え、それらを支えるAIインフラ「AnyData」と「AI inside Cube」を、政府機関・地方公共団体・民間企業へ広く提供しています。提供するAIサービスは既に、5万人を超えるユーザに累計60億回以上ご利用いただいています。これらの取り組みを通じて、人とAIの協働を推進し、生産性向上および業務効率化により創出された時間をより付加価値の高い高度業務へ移行する「VALUE SHIFT」を実現します。

社名:AI inside 株式会社
所在地:東京都渋谷区渋谷3-8-12 渋谷第一生命ビルディング4階
代表者:代表取締役社長CEO 渡久地 択
設立:2015年8月
事業内容:人工知能および関連する情報サービスの開発・提供
HP:https://inside.ai


※文中の製品またはサービスなどの名称は、AI inside 株式会社の商標または登録商標です。

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