プレスリリース
日本トレンドリサーチ・プラントベースフードに関する調査
日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)は、「プラントベースフードに関するアンケート」を実施し、結果をサイト内にて公開したので紹介します。
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■「プラントベースフード」を知っていますか?
近年、健康や環境保護の観点から、「プラントベースフード」が注目されています。
「プラントベースフード」とは、野菜や果物、ナッツなど植物性の原材料を使い、肉や魚などに似せて作った食品のことです。
大豆ミートを使ったハンバーグやミートボールなど、大手食品メーカーからも様々な商品が発売されています。
実際に「プラントベースフード」を食べたことがあるという方はどのくらいいるのでしょうか。
今回は、全国の男女計900名を対象に「プラントベースフードに関するアンケート」を実施しました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「日本トレンドリサーチによる調査」である旨の記載
・「日本トレンドリサーチ」の該当記事(https://trend-research.jp/13485/)へのリンク設置
・株式会社NEXER(https://www.nexer.co.jp)へのリンク設置
「プラントベースフードに関するアンケート」調査概要
調査期間:2022年3月16日〜3月24日
質問内容:
質問1:「プラントベースフード」を知っていましたか?
質問2:これまでに食べたことがある「プラントベースフード」を全て選択してください。[複数回答可]
質問3:具体的に教えてください。
質問4:「プラントベースフード」のメリットだと思うことを教えてください。
質問5:「プラントベースフード」のデメリットだと思うことを教えてください。
質問6:「プラントベースフード」を食べてみたいですか?
質問7:回答の理由を教えてください。
集計対象人数:900名(30代以下・40代・50代・60代・70代以上 各年代180名)
調査対象者:男女
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■「プラントベースフード」を「知っていた」約7割が、「大豆ミート」を食べたことがある
まず初めに、「プラントベースフード」を知っていたかについて聞きました。
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「知っていた」と回答したのは23.0%で、77.0%と多くの方は「プラントベースフード」を「知らなかった」と回答しました。
近年、注目が集まってきている「プラントベースフード」ですが、まだまだ多くの方に知られているとは言えないようです。
続いて、「知っていた」と回答した方に、食べたことのある「プラントベースフード」について聞きました。
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69.6%と約7割の方が、「大豆ミート」を食べたことがあるようです。
大豆ミートはハンバーグやソーセージ、ミートボールなど多くの商品が販売されているため、食べたことがある方が多いのかもしれません。
また、オーツミルク、アーモンドミルク、豆乳などの「植物性ミルク」を飲んだことがある方も多いようです。
その他、「こんにゃくを使ったお肉」を食べたことがあるという方もいました。
続いて、「プラントベースフード」のメリットとデメリットについて聞いてみました。
「プラントベースフード」のメリット
生産効率が高いので安定して入手することができると思う。(40代・男性)
ずばり「高たんぱく・低カロリー」です!身体づくりには基本です。(50代・女性)
タンパク質などの栄養素が、動物性の食べ物よりも沢山摂取出来そう。(30代・女性)
ベジタリアンもおいしく食事ができる。(10代・男性)
低カロリーであること。体重増加や血圧、脂肪分過多が心配な大人の健康を保ちながら食の幅を狭めること無く楽しめるようになる。(50代・女性)
家畜を殺さなくて済む。(70代・男性)
宗教的気遣いがいらない。(50代・男性)
私の場合は単に肉が嫌いなので、その代用品になる。健康にも良いと思う。(50代・女性)
カロリーが低く食物繊維が多い事やCO2削減にもなる。(70代・男性)
健康に良いので、安心して食べられる。(60代・男性)
ダイエットの時は役に立つ。(70代・男性)
簡単に野菜が摂れる。(70代・男性)
美味しい。(60代・男性)
今後の世界食糧危機に対する対策の一つになり得る。(40代・女性)
「プラントベースフード」のデメリット
だんだん良くなっているが、味、美味しさはやや劣る。(50代・男性)
動物性食品に含まれるビタミン12などをサプリメント等で補給しないと栄養バランスが悪くなる。(60代・男性)
売っているところが少ない。知名度がない。まだ需要が低い。(30代・女性)
輸入の原料の値段に左右されること。(60代・男性)
いつものスーパーに余り売っていない。(50代・女性)
中にはおいしくないものもあるから買うのを躊躇する。(60代・女性)
まだまだ発展途上で、バリエーションが少なくメニューの開発も進んでいないこと。(60代・男性)
お値段がたかい。(20代・女性)
あっさりしていて健康的である反面、普通の食品の物に比べると味や美味しさが落ちること。(40代・男性)
メリットとしては「カロリーが低い」「たんぱく質が摂れる」「生産効率が高い」「環境にも健康にも良い」という意見がたくさんありました。
一方で、デメリットとしては「値段が高い」「バリエーションが少ない」「お肉と比べると味が物足りない」という意見がありました。
また、「知名度が低く、購入できるところが少ない」と感じている方もいるようです。
続いて、「プラントベースフード」を「知らなかった」方に、食べてみたいと思うかについて聞きました。
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52.8%と半数以上の方が「食べてみたい」と回答しました。
それぞれの回答の理由についても聞いたので、一部を紹介します。
「食べてみたい」回答理由
おいしければ、なんでも食べてみたい。(50代・男性)
主人のメタボを改善すべく毎日献立を考えるのに大変なのでぜひ使ってみたい。(40代・女性)
子どもがもしアレルギーなどがあった場合に、かわりとなる食材があるかもしれないので。(20代・女性)
これからの時代は、食糧難が予測されるため、代替え食料として試してみたいから。(70代・男性)
カロリーが少なくてたくさん食べても罪悪感がなくて良いから。(30代・男性)
どこまで本物に近いか興味がある。(50代・男性)
脳をだます感覚が楽しそう。(40代・男性)
動物を殺さなくていいんなら、それ以上のことはないです。子供の頃から、悩んでいました。(60代・女性)
ダイエットをしているので、低カロリーで栄養があるものを食べてみたい。(80代・男性)
栄養価が高そうなので。(40代・男性)
健康志向で食事に気を付けており、大豆製品が大好きなので是非食べてみたい。(30代・女性)
食事改善により、健康を意識した食生活を目指したいから。(60代・男性)
知らないと馬鹿にされそうだから。(30代・女性)
ヘルシーな食べ物のような気がするからです。(60代・男性)
どんな味がするのか一度は試してみたいと思うから。(60代・男性)
「食べてみたくない」回答理由
食べる機会がないので。(40代・男性)
金額が高そう。栄養のバランスが気になる。(20代・男性)
あまり新しい食材は好きではないので。(40代・男性)
どうしても普通の食材や料理に比べて栄養が偏っていそうと思ってしまう。あまり美味しくなさそう。(10代・女性)
加工食品はできるだけ食べたく無いから。(50代・男性)
味が物足りなさそうだから。(50代・男性)
そこまでして食べる必要性を感じない。(60代・男性)
普通の食べ物で満足できる。あえて食べる必要は今はないと思う。(60代・男性)
好きなものを我慢してまで、置き換えをしたいとは思っていないため。(50代・女性)
何が入っているか分からないから。(30代・女性)
■まとめ
今回は、「プラントベースフード」についてアンケートを実施しました。
77.0%と多くの方は「プラントベースフード」を「知らなかった」と回答していました。
話題の食品ですが、まだまだ知名度は低いようです。
「プラントベースフード」のメリットとしては「健康に良い」「食糧危機の解決に役立つ」という意見がありました。
一方で、デメリットとしては「本物のお肉と比べると物足りない」という意見や、「金額が高いこと」や「近所のスーパーで売っていないこと」なども挙げられていました。
今後さらに知名度や需要が増えれば、金額も安くなり手に入りやすくなるかもしれません。
自分や家族の健康、そして環境のために、無理のない範囲で「プラントベース」な食生活を始めてみてはいかがでしょうか。
本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「日本トレンドリサーチ」にて公開しております。
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