プレスリリース
販売員はブランドやモノづくりの背景を語れるストーリーテラーに!
ワールド・モード・ホールディングス株式会社(以下WMH / 本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:加福真介)は、販売員を対象としたサステナビリティウェビナーを2021年11月30日(火)にオンラインで開催。ウェビナーの全編のアーカイブ動画を2022年2月28日まで公開します。
アーカイブ動画: https://ida.qumucloud.com/view/Am7UgfUWokzkacYRUSofsI
[画像1: https://prtimes.jp/i/10360/144/resize/d10360-144-a440a339ab33f42a2f04-15.png ]
本ウェビナーではゲストスピーカーとして「FRaU」編集長 兼 プロデューサー関 龍彦氏、「マザーハウス」代表兼 チーフデザイナーの山口 絵理子氏、 「VISUAL MERCHANDISING STUDIO」(WMHグループ、以下VMS)代表の堀田健一郎を迎え、約140名が参加。昨年に引き続いてのリピート参加者が全体の3割を占め、「 SDGsを以前から知っており、さらに理解度を深めたかった」という方が昨年度より約5%増加。約8割以上がウェビナー後に「SDGsやサステナビリティに対する意識や考え方に変化があった」、「今後のアクションに繋がるヒントは得られた」と答えました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10360/144/resize/d10360-144-d36c75d4b5d712b61402-12.png ]
<参考>事前アンケートより
Q「職場/学校でのサステナビリティ
A はい…44.1%、いいえ…24%、わからない…31.5%、その他…0.4%
ウェビナーサマリー
冒頭「FRaU」関 氏は2018年以降、コロナ禍によって消費者の行動変容が加速したことも受け、サステナブルへの興味の高まりにいい風が吹いていると説明。一方で、ファッション業界が抱える問題については、皆がもっと気づけることがあるのではないかと問題提起しました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/10360/144/resize/d10360-144-fa8dd2caab1fc96d99df-13.png ]
「マザーハウス」山口氏は、コロナ禍以前までは必ず、各店舗の店長がバングラデシュやネパールなどの生産現場を実際に訪れることで、自分の目で見たことを語れる経験を得るための研修を実施し、現在もオンラインで生産者と直接対話する機会を設けていると紹介。“自分の言葉”で商品背景や生産地の物語を語ることができる販売員がブランドの成長を支えていると伝えました。
VMS 堀田健一郎は、作って捨てるというフローが多かった業種の一つと言うVMDの仕事を軸に、海外ラグジュアリーブランドのSDGs取り組みと考え方なども交え、自身が手掛けるブランド事例から、リペアや廃材利用、リサイクル、アップサイクルなどの取り組みについて話し、SDGsの観点で貢献できることを考えていく必要性について触れました。
店舗や販売の在り方は、今後どう変わっていくか?
・これからの販売員には個性が重要、環境に配慮した言動ができることも大切な個性や魅力になる。それを評価制度に反映できるような企業やブランドが増えていくことを願っている。(VMS 堀田)
・個店ベースの個性が問われている。お客様がECではなく、わざわざ店舗に行く理由を追求しなければならない。この人から買いたいというお客様がブランドにどれだけいるか、人生の物語とセットになるような買い物体験が提供できることがブランドの価値となっていく。人にしかできない付加価値のある接客を突き詰めることを私たちは目指したいと思っている。(マザーハウス 山口 氏)
私たちが明日からできることは?
・販売の方々がどれだけブランドや商品のストーリーを伝えられるかが大切だと思う。それによって、お客様が洋服を買いに行くアクションを通じてサステナブルに触れることができ、販売員がサステナブルへの意識を応援することでお客様も育っていく循環が生まれるのではないか。( FRaU 関 氏)
・ファッションは梱包に大量のゴミを出している意識を持つ必要がある。使いまわせる資材の見直しなど、経費節減という考え方から環境のためにという視点を変えることも大切。(VMS 堀田)
・モノを作っている人も、使う人も笑顔であるというのが理想。モノづくりの背景となる情報を身に着けることで、気持ちよく、腑に落ちてモノをお届けすることができるようになり、仕事のやりがいにもつながると思う。(マザーハウス 山口 氏)
※ゲストコメントより一部抜粋
参加者コメントより
・販売員にはお客様とストーリーを紡いでいく…という使命、喜びがあることにも気付かされ、熱い気持ちになりました!薄紙の無駄遣いなど今日から現場で共有し、身近なところから意識的に改革していきたいと思います。
・ECの売上が伸び、リアル店舗が難しい中でも、まだまだやるべきことはあると感じました。ストーリーテラーとして、ブランドのこだわりも、SDGsの重要性も伝えていけることがわかってはいても、自分は出来ていないと反省しつつ、今からでも遅くないと背中を押して頂けました。
・SDGsに対し、意識を高く持つ事がその人の個性になるという言葉がとても心に響きました。SDGsと聞くと、環境を守る!というイメージが強いですが、同時に人々の心が豊かになる、思っていた以上にスケールが大きく、素晴らしい取り組みだと気付かされました。
・ファッションにおいてサステナブルは、ワクワクを邪魔するものでは無く、知っておくべきマナーのような物という言葉が、スッと腑に落ちました。相反するものではなく、上手く融合させるように視点を変えるキッカケとなりそうです。
・今回ご紹介いただいた「環境省サステナブルファッション」のサイト等共有し、社内の意識向上につなげたい。
販売員向けサステナビリティウェビナー2021 概要
トップランナーから学ぶサステナビリティと、ファッション業界の私たちが明日からできること
日時: 2021年11月30日(火)20〜21時
https://seminar.wmh.co.jp/sdgs_2021
アーカイブ動画: https://ida.qumucloud.com/view/Am7UgfUWokzkacYRUSofsI
※ 2022年2月28日まで
登壇者 プロフィール
関 龍彦
株式会社講談社 FRaU 編集長 兼 プロデューサー
講談社入社後、ViVi、FRaUの編集者を経て新雑誌研究部に。1998年のVOCE創刊に携わり、2004年より同誌編集長。2010年からFRaU編集長。2018年にプロデューサーとして手掛けたFRaUのSDGs特集が大ブレークし、現在もSDGsメディアのフロントランナーに。
山口 絵理子
株式会社マザーハウス 代表取締役 兼 チーフデザイナー
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」を理念とし、途上国の魅力ある素材や職人の技術を活かし、モノづくりを通して途上国の可能性を伝えるファッションブランド。創業から15年目を迎え、現在は6つの生産国と5つの販売国に展開。
堀田 健一郎
VISUAL MERCHANDISING STUDIO株式会社 代表取締役
ルイ・ヴィトンジャパン 、ドルチェ&ガッバーナジャパン、イッセイミヤケなどで、Visual Merchandising の責任者を15年以上歴任。「循環」と「継承」を自身のSDGs活動におけるテーマとして掲げ、持続可能なファッション業界の発展を目指し多角的にコンサルティングしている。
WMHでは、今後も、ファッションを軸としながらビューティーやライフスタイル、日本企業と海外企業の比較など、テーマの拡大も視野に入れ継続的にウェビナーを開催するほか、当社が持つ人材、教育、店舗運営、コンサルティングといった様々な切り口でSDGsを活性化して参ります。
ワールド・モード・ホールディングス(WMH)について
ファッション・ビューティ業界を専門に人材やデジタルマーケティング、店舗代行など様々なソリューションを提供するグループ。iDA、BRUSH、AIAD、AIAD LAB、フォーアンビション、VISUAL MERCHANDISING STUDIO の 6 社の国内事業会社および シンガポール、オーストラリア、台湾、ベトナムの4 つの海外拠点を持ち、専門性の高い各社のシナジーによって、お客様の課題に応じた実効性の高いソリューションを提供している。業界のサステナブル化促進を目指して活動中。
https://wmh.co.jp/
[画像4: https://prtimes.jp/i/10360/144/resize/d10360-144-6689459f4fa9109a5100-14.png ]
*ワールド・モード・ホールディングスのサステナブル活動をまとめたレポートを発行しました。https://wmh.co.jp/img/pdf/WMH_Sustainability%20Report2021.pdf
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