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株式会社ジェイ・ディー・パワー ジャパン

J.D. パワー 2021年日本自動車耐久品質調査(SM)

(PR TIMES) 2021年12月01日(水)17時45分配信 PR TIMES

〜レクサス、トヨタが耐久品質トップ2〜


CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワー ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本浩二、略称:J.D. パワー)は、J.D. パワー2021年日本自動車耐久品質調査(SM)(Vehicle Dependability Study、略称VDS)の結果を発表した。

本調査では、新車購入後36〜53ヶ月経過したユーザーを対象に8分野*177項目でユーザーの不具合経験を聴取している。すべての不具合項目は車100台当たりの不具合指摘数(Problems Per 100 vehicles = PP100)として集計され、数値が低いほど品質が高いことを示す。
*「外装」「走行性能」「装備品/コントロール/ディスプレイ」「オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーション(ACEN)」「シート」「空調」「内装」「エンジン/トランスミッション」の8分野

2021年のスコア概要は下記の通り: 

2021年調査の業界平均は57PP100(車両100台当たり57箇所の不具合指摘数)となった。不具合指摘数は前年より-5pt減少した。
ランキング対象13ブランド中、最も不具合指摘が少なかったのはレクサス(34PP100)であった。レクサスは同年のJ.D. パワー 日本自動車初期品質調査SM(IQS)、J.D. パワー 日本自動車商品魅力度(APEAL)調査SMに続き、耐久品質調査においてもトップ評価となった。一方、マスマーケットブランドの中では、トヨタ(51PP100)の不具合指摘が最も少なかった。


2021年調査の主なファインディングは下記の通り:

海外ブランドの耐久品質改善が進む
国内ブランドの平均不具合指摘数は56PP100、海外ブランドは75PP100であり、海外ブランドの不具合指摘数は国内ブランドよりも多い。しかし、3年間の推移として見た場合、国内ブランドは2018年から-18ptだったのに対し、海外ブランドは2018年に比べ-35pt減少しており、海外ブランドが急速に耐久品質を改善しつつあることが明らかとなった。

過去3年間の推移ではエンジン/トランスミッション分野、外装分野の不具合指摘数が特に減少
過去3年間、特に不具合指摘が減った分野は「エンジン/トランスミッション」7.2PP100(2018年比-4.6pt)や「外装」10.0PP100(2018年比、-4.5pt)である。「エンジン/トランスミッション」については、「AT/CVTの変速中のもたつき/シフトタイミングが悪い」、「アイドリングストップ(自動エンジン停止/再始動)機能の不具合」、「燃費が悪すぎる」等の不具合指摘減少が目立っている。

J.D. パワー 2021年日本自動車耐久品質調査、各部門のNo.1を発表
【ブランドランキング】
総合第1位:レクサス
マスマーケット第1位:トヨタ

[画像1: https://prtimes.jp/i/42677/142/resize/d42677-142-1cd3c815b53ef0ee444f-0.jpg ]

【セグメントアワード】(本年より車両セグメントを変更)
軽セダン第1位:ダイハツ ミライース
軽ハイトワゴン第1位:ホンダ N-ONE
軽スーパーハイトワゴン第1位:ダイハツ ムーヴキャンバス
コンパクト第1位:トヨタ パッソ
ミッドサイズ第1位:トヨタ カローラ
ミッドサイズSUV第1位:トヨタ ハリアー
コンパクトミニバン第1位:ダイハツ トール
ミニバン第1位:トヨタ エスティマ

[画像2: https://prtimes.jp/i/42677/142/resize/d42677-142-0fc39197db55896251a1-1.jpg ]

《J.D. パワー 2021年日本自動車耐久品質調査(SM)概要》
年に一回、新車購入後36〜53ヶ月のユーザーを対象に、所有する自動車の不具合経験についての評価を8分野
177項目で聴取。自動車の耐久品質に関するユーザー評価を明らかにする調査。今年で7回目の実施となる。
■実施期間:2021年6月〜7月
■調査対象:新車購入後36〜53ヶ月経過したユーザー(18歳以上)  
■調査方法:インターネット調査
■調査回答者数: 19,327

8分野は次の通り:
「外装」「走行性能」「装備品/コントロール/ディスプレイ」「オーディオ/コミュニケーション/エンターテ
インメント/ナビゲーション(ACEN)」「シート」「空調」「内装」「エンジン/トランスミッション」
すべての不具合項目は車100台当たりの不具合指摘件数(Problems Per 100 vehicles = PP100)として集計され、数値が低いほど品質が高いことを示す。

*J.D. パワーが調査結果を公表する全ての調査は、J.D. パワーが第三者機関として自主企画し実施したものです。

【ご注意】本紙は報道用資料です。弊社の許可なく本資料に掲載されている情報や結果を広告や販促活動に転用することを禁じます。

J.D. パワーについて:
J.D. パワー(本社:米国ミシガン州トロイ)は消費者のインサイト、アドバイザリーサービス、データ分析における国際的なマーケティングリサーチカンパニーです。50年以上にわたり、ビッグデータやAI、アルゴリズムモデリング機能を駆使し、消費者行動を捉え、世界を牽引する企業に、ブランドや製品との顧客の相互作用に関する鋭い業界インテリジェンスを提供するパイオニアです。

J.D. パワーでは、本調査以外にも、毎年複数の自動車関連調査の結果をリリースとして発表しています。
〜2021年 J.D. パワー 自動車関連調査発表スケジュール〜
日本自動車セールス顧客満足度(SSI)調査: 8月
日本自動車サービス顧客満足度(CSI)調査 :8月
日本自動車初期品質調査 (IQS) :9月
日本自動車商品魅力度(APEAL)調査 :10月
日本自動車テクノロジーエクスペリエンス(TXI)調査 :11月
日本自動車耐久品質(VDS)調査 :12月



プレスリリース提供:PR TIMES

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