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北摂交通圏を乗車エリアとして、梅田を中心とした半径約50kmに降車エリアを拡大 関西エリアで展開している『シェア乗りタクシー』のサービスをリニューアル

(PR TIMES) 2024年09月11日(水)13時40分配信 PR TIMES

〜運行時間も大幅に拡大し、本日よりサービス開始〜

移動の課題に取り組むソーシャルデザインカンパニーの株式会社NearMe(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高原幸一郎、以下:ニアミー)と日本交通グループ関西(代表法人:日本交通関西本部株式会社、本社:大阪府大阪市、代表取締役:金田隆司)の2社は、関西エリアで展開している『シェア乗りタクシー』のサービスをリニューアルし、運行を開始いたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31733/142/31733-142-0bb56f84bd6eddd86954d1cacd1d8651-1800x942.png ]

関西エリアで展開する『シェア乗りタクシー』リニューアルの背景


 2023年12月から2024年3月までの約4カ月間の実証実験を経て、この度、東京での『シェア乗りタクシー』と同様、運行時間を拡大します。大阪エリアで展開する『シェア乗りタクシー』は、深夜早朝の時間帯に限定していた運行時間を朝の6時から27時まで大幅に拡大、乗車エリアもANAクラウンプラザホテル大阪を出発地としていていましたが、配車サービスの利用が少ない北摂交通圏に設定。降車エリアも乗車地から半径約50kmにそれぞれ拡大しました。混雑を避ける通勤での利用などを見据えたサービス設計としました。
 また、運行事業者にとっても、“シェア乗り”によって複数人が乗車することにより、1回あたりの運行距離が長くなることで生産性向上の寄与につながります。
 『シェア乗りタクシー』は、“シェア乗り”が成立した場合、通常のタクシー料金の最大50%の金額でおトクに移動することができます。また“シェア乗り”が成立しなかったことを理由に運行自体がキャンセルになることはありません。

 都市部においては、時間帯によってはタクシー自体がつかまらない状態であること、そして交通渋滞を誘発する一因とされる一方で、地方においては逆に移動の担い手不足が課題として存在していることなど、移動の課題は地域によって様々な形で存在します。『シェア乗りタクシー』は、地域で異なる移動ニーズに対応すべく、今後も運行エリアの拡大などを見据えながらサービスを展開していく予定です。
 ニアミーは東京・関西エリアにおける『シェア乗りタクシー』の展開を通じて、1つの車両を複数組でシェアする「ライドプーリング」によって、既存のアセットを活用しながら輸送量を「質」の観点から高めていくことで“シェア乗り”を生活者の日常の移動における1つの選択肢として浸透させていくことを目指していきます。

関西エリアで展開する『シェア乗りタクシー』運行概要


[表: https://prtimes.jp/data/corp/31733/table/142_1_f7921e61729690489d9b4bb516efb160.jpg ]

※2024年9月10日(火)時点。内容が変更となる可能性があります。詳細はWEBサイトをご確認ください。

日本交通グループ関西 日本交通関西本部株式会社 代表取締役 金田隆司 コメント


大阪を中心とした関西においては、大型施設の建設や街開き、次々と最高級ホテルのオープンに象徴されるように、来年2025年に開催される万国博覧会を機運とし様々に投資が行われ、人や物の流れが活発化しております。
人流が活発になる中で移動手段を必要とされるにあたり、稼働車両数を増やす以外にも、複数の方々で1台の車両をご利用頂く『シェア乗り』が有効手段の1つのアイディアと捉え、昨年12月から今年3月までの実証実験に臨みました。この度は来年の万博を視野に入れ、もう一歩踏み込んで参ります。
今後もより一層、『シェア乗り』を始めとした先進的な機能の充実を図り、より多くのお客様のご期待に応え、身近で便利にご利用いただける公共交通機関を目指して参ります。

株式会社NearMe 代表取締役社長 高原幸一郎 コメント


東京に続き、大阪エリアにおいても『シェア乗りタクシー』の展開が実現できたことを大変うれしく思います。人材が不足しているタクシー業界においては、ニアミーのエアポートシャトルを代表として展開している『シェア乗りサービス』のような「質」の観点からのアプローチであるライドプーリングは最適な手法であると考えています。また、移動における課題は、インバウンド需要回復に起因するオーバーツーリズムへの対策などがイメージしやすいかと思いますが、都市部においては、通勤時間など、需要の高い時間帯ではタクシーがつかまりにくい状況にあります。日々の生活シーンにおける移動課題へ打ち手の1つとして『シェア乗りタクシー』が有効であることを発信し、より多くの生活者の方々に日々の移動の選択肢として“シェア乗り”があること、そして実際に『シェア乗りタクシー』を利用していただくことを目指していきます。

「NearMe」について


「NearMe」は、独自のAIを活用した最適なルーティングで、出発地から目的地までの移動をドアツードアで結ぶタクシーのシェアサービスです。その中でも、空港とその周辺の都市部を結ぶ空港送迎型のエアポートシャトルサービスは、2019年8月のサービス開始よりこれまで延べ80万以上※1の方々にご利用いただいています。 現在は、羽田空港、成田空港をはじめ全国16の空港※2(成田国際・中部国際(セントレア)・関西国際・大阪国際(伊丹)・東京国際(羽田)・新千歳・福岡・北九州・那覇・旭川・帯広・青森・仙台・静岡・南紀白浜・徳島)と、空港周辺の都市部でご利用いただくことができます。対象エリアであれば、出発地となるご自宅から空港、そして空港から最終目的地まで一気通貫でつながるため、公共交通機関の乗り換えがなくなるなど、ストレスフリーな移動体験を提供することができます。また、貸切送迎サービスや、東京都と千葉県全域のゴルフ場と東京都23区内を結ぶゴルフシャトルなど、シチュエーションに応じて様々な移動のニーズに対応するための各種サービスを展開しています。
その他にも、スポーツ観戦における移動をスムーズにし、スタジアム周辺の渋滞によるCO2排出や排気ガスによる環境問題、交通事故など様々な地域課題解決を目指した『スタジアムシェアタクシー』※3や、秋田県美郷町の観光二次交通の課題解消を目指した『ミズモシャトル』※3、高齢者の移動支援サービスのAIデマンドシステムとして採用された山形市の「金井地区モデル事業(かなみちゃんタクシー)」など、地域ごとの交通課題解消を目指した様々な実証事業を行っています。
※1 2024年7月時点。
※2 2024年4月時点。旭川空港、帯広空港、仙台空港、静岡空港は貸切送迎サービスのみ。
※3 実証事業は終了しています。

■自治体版ライドシェア/日本版ライドシェアに関するお問合せフォーム
https://forms.gle/86crBvCKjcKqaLze9
会社概要



[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31733/142/31733-142-1686aa7c965bdaef9a899c45206d1aa2-3854x826.png ]

会社名 :株式会社NearMe
所在地 :東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T.日本橋富沢町
代表者 :代表取締役 高原幸一郎
設立  :2017年7月18日
URL :https://nearme.jp/

移動の「もったいない」を解決し、1人でも多くの人が、自由に移動でき、住みたい街に住み続けられる社会を実現することをミッションに掲げ、まずは、リアルタイムの位置情報を活用して地域活性化に貢献するマッチングプラットフォームになるべく、シェアリングエコノミーのMaaS領域から事業活動をスタート。
2019年8月より空港送迎型のエアポートシャトルを運営し、独自AIを発展させ、ルーティングの最適化技術を確立。この技術を活用し、不特定多数ではなく少人数かつ誰が乗車したか追跡できる方法で活用していただける街中相乗りサービスなどを展開しています。なお、ニアミーは、2023年4月、経済産業省が行政との連携実績のある企業を中心に事例を紹介する「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」に掲載。週刊東洋経済(発行:東洋経済新報社)の『「すごいベンチャー100」2023年最新版』、日経クロストレンド(発行:日経BP社)の「未来の市場をつくる100社【2024年版】」にそれぞれ選出。「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」(主催:一般社団法人日本自動車工業会)の開催期間内に行われた日本最大級のピッチイベント『Pitch Contest & Award』でクランプリを獲得。デロイト トーマツ グループが発表したテクノロジー企業成長率ランキング「Technology Fast 50 2023 Japan」では、447.8%の収益(売上高)成長を記録して9位を受賞。



プレスリリース提供:PR TIMES

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