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株式会社エクサウィザーズ

大規模データでも高速にマッチングするシステムをディップの求人情報サービスに導入

(PR TIMES) 2022年11月24日(木)16時45分配信 PR TIMES

〜利用者の重視する条件で、AIが高速かつ高精度を実現〜

 AIを利活用したサービスによる社会課題解決に取り組む株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長:石山 洸、以下、エクサウィザーズ)はこのたび、高速かつ意図通りに情報をレコメンド(お薦め)できるシステムを、求人サービス大手のディップ株式会社(東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨田 英揮、以下、ディップ)の求人情報サービスに導入いたしました。

 本システムによって、求人サービスを登録した利用者が重視する情報を基に高速かつ高精度にレコメンドできることを確認いたしました。エクサウィザーズは今回の成果を基に、各業種の各種のレコメンドサービスへと展開していく計画です。

[画像1: https://prtimes.jp/i/30192/142/resize/d30192-142-847807daa986135d13b0-0.jpg ]

本システム開発の背景 〜低負荷で学習とマッチングが可能に〜
 求人サービスは日々蓄積され続ける膨大なデータベースから、いかに登録した利用者にマッチした情報を提示できるのかが課題となっております。

 AIを利用したレコメンドシステムは一般的になっておりますが、日々追加される情報を反映したり、高速に結果を表示したりしなければならないという課題があります。今回、エクサウィザーズが新たに開発したレコメンドシステムは、AIを活用する際に必要な学習と、実際にマッチングを行う推論のフェーズを、少ないコンピュータリソースで高速に行うことが可能なものです。

 具体的には、(1)人材数と求人数のデータ規模が大きくても短時間に学習やマッチングができる、(2)マッチングの際に重視する項目を設定可能、となっています。

 さらに、(3)利用者のプロファイル情報が限定的でも高精度にマッチングできる、といった特徴もあります。サービスの利用者にとっては入力するプロファイル情報などを最低限に抑えることができ、登録の負担を軽減させることも可能です。

[画像2: https://prtimes.jp/i/30192/142/resize/d30192-142-d13ce6b6021db120aa09-1.jpg ]

AIアルゴリズムの特徴 〜新たな協調フィルタリングのアルゴリズムを開発〜
 本システムの手法は、似ている利用者の情報をレコメンドで活用する「協調フィルタリング」の一種です。今回エクサウィザーズが新たなAIアルゴリズムとして開発いたしました。

 従来手法では実現不可能だった高速な学習やレスポンスを可能にしました。情報を更新した際にも短時間に結果に反映させることもできます。

本アルゴリズムの導入による効果 〜高速処理かつ高い成果が見込まれる〜
 今回は本アルゴリズムを、求人者が求職者に対してスカウトメールを送る際に利用します。より双方の要望に近い求人情報や候補者を提示するのに用います。

 サービスへの一部試験導入を通じて行ったPoC(概念実証)では、他の協調フィルタリングなどを採用したシステムでは処理が不可能だった大規模データセットでも、高速に処理できることを確認しています。PoCではスカウトメールの閲覧率、応募率ともに新しいアルゴリズムを導入する前と比べて2倍以上の成果が出ております。

【株式会社エクサウィザーズ 会社概要】
会社名:株式会社エクサウィザーズ
所在地:東京都港区東新橋1丁目9−2 汐留住友ビル 21階
代表者:代表取締役社長 石山 洸
事業内容 :AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL:https://exawizards.com/



プレスリリース提供:PR TIMES

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