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福島県大熊町「大熊町こども未来教育戦略委員」に株式会社COMPASS 取締役の木川俊哉が就任

(PR TIMES) 2023年11月15日(水)15時40分配信 PR TIMES

〜12年ぶりの学校再開に向け大熊町の新しい学びをデザイン〜

株式会社COMPASS(本社:東京都文京区、代表取締役:小川 正幹、以下 COMPASS)はこのたび当社取締役の木川俊哉が、福島県大熊町の「大熊町こども未来教育戦略委員」に就任したことをご報告いたします。大熊町における教育改革の基本方針案の策定、その他教育改革にかかる提議や当町における教育改革の状況についての評価と必要な改善について委員として検討・協議してまいります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/24557/142/24557-142-73b7cb264c9aa15407015c7f6dbc4d15-1200x628.jpg ]

大熊町では今年度、0歳から15歳までが学ぶ「学び舎 ゆめの森」の校舎を新設し、2011年の東日本大震災と原発事故の被災による町外への全町避難を経て、12年ぶりに町内で学校が再開します。
当町では、多様性に満ちた社会において、子どもたちが自分で考え、人と協力して生きていく力を育むことを目指しており、子どもたちの健やかな成長を第一に、ゼロからのまちづくりが進む大熊だからできる教育の実現に向けて取り組んでいます。このたび、その取り組みの一環として「大熊町こども未来教育戦略委員会」が設置されました。

COMPASSは、2020年度より大熊町の「魅力ある学校作り」を支援してまいりました。
当町における学習eポータル+AI型教材「Qubena」の活用では、授業の導入で先生が設定する「めあて」をなくし、子どもたち一人ひとりが自分で目標を立てて学ぶことで、「主体的な学び」や「多様性に対応した個別最適な学び」を実現しています。さらに、子どもたち同士で教え合う姿も生まれ、協働性に支えられた学びの集団を形成しています。
また昨年度は、大熊町の実証事業の一環として「学び舎 ゆめの森」の学校組織マネジメントのコンサルティングおよび実施サポートを手がけ、ビジョン・評価の策定や、組織運営の仕組み・体制構築の支援を実施いたしました。

このたびの当社取締役である木川俊哉の「大熊町こども未来教育戦略委員」の就任では、大熊町の「新しい学びのデザイン」にひきつづき貢献してまいります。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/24557/142/24557-142-34cac3a39d10af4975e49b73c0053f56-1494x1774.jpg ]

 COMPASS 取締役 木川俊哉

<大熊町こども未来教育戦略委員会について>
教育委員会諮問による大熊町における教育改革の基本方針案の策定、その他教育改革にかかる提議、および当町における教育改革の状況についての評価と必要な改善について検討・協議します。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/24557/142/24557-142-64b054fca80ca33171108ef5ffefef16-1688x1652.png ]

<大熊町 教育長 佐藤由弘氏 コメント>
2011年の東日本大震災とそれに伴う原子力発電所事故により、大熊町の幼稚園、小中学校は、12年間避難を余儀なくされてきました。2023年4月に12年ぶりに学校が大熊町への帰還を果たしました。6月には新教育施設が完成し、8月25日の2学期始業式より、認定こども園・義務教育学校を一体とした0歳から15歳までのシームレスな学びを実現する新たな教育に挑戦しています。株式会社COMPASS社 取締役 木川俊哉氏には、2020年の「Qubena」の導入時から本町が進めている「個別最適な学び」の推進に伴走していただいております。本町の学校教育のビジョンは「「わたし」を大事にし、「あなた」を大事にし、みんなで未来を紡ぎ出す。」であり、このビジョンの策定にも木川氏に関わっていただいております。20年先、30年先の未来の社会を担う子どもたちが、誰一人取り残されることなく、かけがえのない一人ひとりの価値を大切にし、仲間と協働し、未来を紡ぎ出していく力を確実に身に付けていくための教育を「学び舎 ゆめの森」で推し進めていくために、木川氏からは多くの示唆をいただけるものと期待しております。

<株式会社COMPASS 取締役 木川俊哉 コメント>
私たち株式会社COMPASSは、未来を創る子どもたちの学びを支援するため、学習eポータル+AI型教材「Qubena」の開発をしています。しかし、真の意味での子どもたちのための学びの環境を実現するためには、私たちの力だけでは不十分です。先生方や保護者の皆さま、教育委員会の方々、そして地域の全ての関係者との手を取り合った協力が不可欠です。
今回の大熊町の教育改革の基本方針策定は、すべての関係者が一つのビジョンを共有し、協働の新たなステップを踏み出す契機となると確信しています。私たちがこれまで培ってきた知識、経験、そして技術を駆使して、大熊町の教育の未来に寄与してまいります。


◆大熊町について
福島県の太平洋に面する「浜通り」地域の真ん中に位置し、温暖な気候に恵まれた自然豊かな町です。2011年3月の東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故により、全町避難しましたが、2019年5月には大熊町に役場機能が戻り、現在も復興拠点を中心に着実にまちづくりが進められています。2023年には、認定こども園(預かり保育)・義務教育学校・学童保育が一体となった教育施設「学び舎 ゆめの森」が開校し、子どもたちと地域のための活動拠点が整備されます。

◆COMPASSについて URL:https://qubena.com/
AIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材「Qubena」を開発し、2021年度には小学校・中学校の5教科対応版をリリース。2022年9月にはMEXCBTとの連携を行い、学習eポータル+AI型教材「Qubena」として学習eポータルのサービス提供を開始しました。
現在は全国170以上の自治体、小中学校約2,300校で100万人以上が利用しており、累計解答数は15億件を突破。全国の子どもたちのアダプティブラーニングによる知識・技能の習得を支援しています。
2018年度から20年度まで3年連続で経済産業省「未来の教室」実証事業に採択。また「日本e-learning大賞 経済産業大臣賞」「グッドデザイン賞」を受賞しています。

COMPASSはこれからもQubenaの提供を通して、すべての子どもたちを取り残すことのない「個別最適な学び」を届けるリーディングカンパニーとして、さらなる公教育へのICT普及に貢献できるよう邁進してまいります。



プレスリリース提供:PR TIMES

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