プレスリリース
〜本日より実証運行開始。関西電力が提供する箱根町内でのドアツードア移動インフラのシステムを担う〜
移動の課題に取り組むソーシャルデザインカンパニーの株式会社NearMe(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高原幸一郎、以下:ニアミー)は、関西電力(本社:大阪市北区、取締役代表執行役社長:森望、以下:関西電力)が神奈川県足柄下郡箱根町(町長:勝俣浩行、以下:箱根町)で実証事業として本日、8月1日(木)より運行を開始する『カンモビMOVE』に、独自AIを活用したニアミーの『シェア乗り』システムを採用いただきました。
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『シェア乗りシステム』採用の背景
『カンモビMOVE』は、関西電力がスマートモビリティ社会の実現に向けて展開するモビリティサービスの一環として行っている相乗り移動サービスで、車両1台あたりの乗車率を向上させることにより、箱根町内を走行する車両台数を削減し、混雑緩和やCO2排出量削減を図ることを目的としています。『カンモビMOVE』のサービス展開にあたって、ニアミー独自のAIによってお客様がドアツードアでの『シェア乗り』を成立させるための最適なルーティング技術に着目いただき、このたび採用いただくことになりました。
また、箱根町は、アフターコロナの時代を迎えたことで入込観光客がここ数年間増加しており、特にインバウンドの需要が急増しています。ニアミーのサービスは外国語対応や事前WEB予約にも対応しているのでインバウンド需要にも親和性が高く、国内外問わず観光客の方々にとって使いやすいサービス設計についても評価を頂きました。
今後も、関西電力が目指すスマートモビリティ社会の実現をサポートすべく、独自AIによるルーティング技術を日々進化させていきます。
『カンモビMOVE』実証運行概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/31733/table/140_1_aac311ccbe1d6c8741856716c9428876.jpg ]
※2024年8月1日(木)時点。内容が変更となる可能性があります。詳細はWEBサイトをご確認ください。
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『カンモビMOVE』サービスイメージ
関西電力株式会社 ソリューション本部開発部門 開発部長 齋藤宏輔 コメント
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関西電力は、モビリティ分野の電化を推進しており、EVに関する新規サービスの一環として、相乗り移動サービスへの事業参入を目指しています。ニアミーは、相乗りを実現させるための核となるルーティング技術を有しており、また『シェア乗りサービス』を先駆的に展開してきたことによるビジネス面での知見も有することから、ニアミーの『シェア乗りシステム』を採用しました。今後、本実証を通じて、箱根観光の魅力をより高めると共に、観光地における本サービスの受容性を検証し、2025年度以降、箱根町での事業化と他の観光地等への展開を目指します。ニアミーには、ルーティング技術の更なる改良による相乗り率の向上や、将来的なエネルギーマネジメントシステムとの連携などEVでの運行に適した機能拡充を期待しています。
株式会社NearMe 代表取締役社長 高原幸一郎 コメント
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関西電力が箱根町で取り組む『カンモビMOVE』の実証実験にニアミーの『シェア乗り』システムを採用頂くことになり、大変うれしく思います。『カンモビMOVE』が目指されている「箱根町内を走行する車両台数の削減」「混雑緩和やCO2排出量削減」を実現するためのアプローチとして、ニアミーのエアポートシャトルを代表として展開している『シェア乗りサービス』のような「質」の観点からのアプローチであるライドプーリングは最適な手法であると考えています。
また、ニアミーではこれまで地域が抱える様々な移動の課題に向き合っていますが、インバウンド需要回復に起因するオーバーツーリズムへの対策についてお声がけをいただく機会が増えてきていると感じています。移動に関する課題の打ち手の1つとして『シェア乗りサービス』があることを様々な取り組みを通じて発信していきたいと考えています。
「NearMe」について
「NearMe」は、独自のAIを活用した最適なルーティングで、出発地から目的地までの移動をドアツードアで結ぶタクシーのシェアサービスです。その中でも、空港とその周辺の都市部を結ぶ空港送迎型のエアポートシャトルサービスは、2019年8月のサービス開始よりこれまで延べ80万以上※1の方々にご利用いただいています。 現在は、全国16の空港※2(羽田空港、成田空港、伊丹空港、関西空港、新千歳空港、中部国際空港、福岡空港、那覇空港、旭川空港、帯広空港、青森空港、仙台空港、静岡空港、南紀白浜空港、徳島空港、北九州空港)と、空港周辺の都市部でご利用いただくことができます。対象エリアであれば、出発地となるご自宅から空港、そして空港から最終目的地まで一気通貫でつながるため、公共交通機関の乗り換えがなくなるなど、ストレスフリーな移動体験を提供することができます。また、貸切送迎サービスや、東京都と千葉県全域のゴルフ場と東京都23区内を結ぶゴルフシャトルなど、シチュエーションに応じて様々な移動のニーズに対応するための各種サービスを展開しています。
その他にも、スポーツ観戦における移動をスムーズにし、スタジアム周辺の渋滞によるCO2排出や排気ガスによる環境問題、交通事故など様々な地域課題解決を目指した『スタジアムシェアタクシー』※3や、秋田県美郷町の観光二次交通の課題解消を目指した『ミズモシャトル』、高齢者の移動支援サービスのAIデマンドシステムとして採用された山形市の『金井地区モデル事業(かなみちゃんタクシー)』など、地域ごとの交通課題解消を目指した様々な実証事業を行っています。
※1 2024年7月時点。
※2 2024年4月時点。旭川空港、帯広空港、仙台空港は貸切送迎サービスのみ。
※3 実証事業は終了しています。
■自治体版ライドシェア/日本版ライドシェアに関するお問合せフォーム
https://forms.gle/86crBvCKjcKqaLze9
会社概要
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31733/140/31733-140-0548e8c9c91ecb651028c1fdf2ed8a22-3854x826.png ]
会社名 :株式会社NearMe
所在地 :東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T.日本橋富沢町
代表者 :代表取締役 高原幸一郎
設立 :2017年7月18日
URL :https://nearme.jp/
移動の「もったいない」を解決し、1人でも多くの人が、自由に移動でき、住みたい街に住み続けられる社会を実現することをミッションに掲げ、まずは、リアルタイムの位置情報を活用して地域活性化に貢献するマッチングプラットフォームになるべく、シェアリングエコノミーのMaaS領域から事業活動をスタート。
2019年8月より空港送迎型のエアポートシャトルを運営し、独自AIを発展させ、ルーティングの最適化技術を確立。この技術を活用し、不特定多数ではなく少人数かつ誰が乗車したか追跡できる方法で活用していただける街中相乗りサービスなどを展開しています。なお、ニアミーは、2023年4月、経済産業省が行政との連携実績のある企業を中心に事例を紹介する「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」に掲載。週刊東洋経済(発行:東洋経済新報社)の『「すごいベンチャー100」2023年最新版』、日経クロストレンド(発行:日経BP社)の「未来の市場をつくる100社【2024年版】」にそれぞれ選出。「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」(主催:一般社団法人日本自動車工業会)の開催期間内に行われた日本最大級のピッチイベント『Pitch Contest & Award』でクランプリを獲得。デロイト トーマツ グループが発表したテクノロジー企業成長率ランキング「Technology Fast 50 2023 Japan」では、447.8%の収益(売上高)成長を記録して9位を受賞。
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