プレスリリース
PRESS RELEASE
書籍『トコトンやさしい二次電池の本 新版』発売
2022年1月21日
株式会社 日刊工業新聞社
日刊工業新聞社(代表取締役社長:井水治博 本社:東京都中央区)は、初心者・初学者に好評を博している「今日からモノ知りシリーズ」の1冊として、書籍『トコトンやさしい二次電池の本 新版』を発売しました。
持続可能な社会の形成の機運が高まるなか、太陽光などの自然エネルギーを活用した発電が注目されています。また、自動車産業ではガソリン車よりも環境負荷の低い電気自動車(EV)が普及し始めています。これらに欠かせないのは、充電ができる電池、すなわち二次電池です。本書では、二次電池の基本的な化学から最新の開発状況までを解説しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/33323/137/resize/d33323-137-de7f6dbc88267b8a4204-0.jpg ]
10年越しの全面改訂で、技術面をより深く解説
本書は、2010年に発行された『トコトンやさしい二次電池の本』の内容を全面的に見直し改訂した書籍です。前回の書籍から著者陣を一新し、より技術面に特化した内容へと生まれ変わりました。
電池の化学が基礎から学べるだけでなく、産業用途で使われている二次電池を中心に解説しているため、電池について学ぶ学生からビジネスで二次電池を扱っている方まで、あらゆる方の役に立つ書籍です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/33323/137/resize/d33323-137-9339bdfed8b04025bd33-1.jpg ]
注目の全固体電池や、近い将来問題となるリサイクルの取り組みなど最新のトピックも収録
改訂に合わせて、現在二次電池で注目されているテーマも多数取り上げています。EVの開発に欠かせない注目の全固体電池など、開発が進む様々な電池について最新のトピックが分かります。さらに、今後新しい産業として注目されている二次電池のリサイクルについても取り上げて解説しています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/33323/137/resize/d33323-137-b3a84e9c9aad92384a91-2.jpg ]
「今日からモノ知りシリーズ」!初学者が読む“入門の前”の入門書
「今日からモノ知りシリーズ」は、累計300テーマ以上を扱っている人気シリーズです。同シリーズは基本技術や話題の技術をとりあげ、豊富な写真やイラストを使用し、予備知識ゼロから読めるよう、基本的な解説はもちろん、歴史から今後の動向も分かりやすく紹介しており、初めて学ぶ分野の学習に最適な一冊です。
目次
第1章 二次電池の基礎知識
第2章 リチウム二次電池(LIB)
第3章 LIB以外の二次電池とエネルギー貯蔵デバイス
第4章 電池を構成する材料
第5章 汎用LIBの性能
第6章 性能の劣化と診断方法
第7章 リユースとリサイクルに向けた取り組み
第8章 二次電池の進化への挑戦
第9章 二次電池の用途と取り扱い方法
書籍情報
定価:(本体1,500円+税)
仕様:A5判、並製、160頁
ISBN:978-4-526-08183-5
発行:日刊工業新聞社
発行日:2022年1月28日
著者紹介
小山 昇(おやま のぼる)
エンネット株式会社 代表取締役・社長
博士(工学):1977 年東京工業大学、1977 年より米国カリフォルニア工科大博士研究員(高分子機能電極の新分野を開拓) 、東京工業大学(工、総合理工)助手(=准教)、1981 年より東京農工大(工)助教授、1989 年より同大教授・同大大学院教授で2012 年3月に定年退職、2012 年4月より現職。
脇原 將孝(わきはら まさたか)
1971 年3月 東京工業大学大学院博士課程修了(理学博士)、同年4月、同大工学部助手、1974 年2月〜1974 年8月で米国シカゴ大学博士研究員、1982 年より東京工業大学工学部助教授、1989 年より同大学工学部教授、2008 年3月に同大を定年退職(同大名誉教授)。
2008 年10月〜2012 年3月でNEDO 大学発実用化プロジェクト担当、2008 年4月〜2018 年3月で東京理科大学理学部、日本大学文理学部非常勤講師。
【問い合わせ】
日刊工業新聞社
出版局 書籍編集部 03(5644)7490
出版局 販売・管理部 03(5644)7410
日刊工業新聞社オフィシャルサイト「Nikkan Book Store」
https://pub.nikkan.co.jp/books/detail/00003601
Amazon 商品ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4526081558/
プレスリリース提供:PR TIMES