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ISID、AIモデルの開発・運用を自動化する「OpTApf」最新版を提供開始

(PR TIMES) 2022年03月18日(金)18時40分配信 PR TIMES

〜機器異常検知、需要予測の領域でAIの継続的な業務適用を支援する新機能搭載〜

株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:名和 亮一、以下ISID)は、AIモデル開発・運用自動化ソリューション「OpTApf(オプタピーエフ)」に、新機能を搭載した「OpTApf V2.0」の提供を本日より開始します。
[画像: https://prtimes.jp/i/43138/135/resize/d43138-135-9360435fe8b5ee7f2baa-1.png ]




背景

AIを活用した業務改善を行うためには、単に精度がよいモデルを構築するだけではなく、AIモデルの継続的な活用と再学習(アップデート)が必要不可欠です。しかし実際の業務においては、学習のための教師ラベル準備に時間を要することからモデル構築に進めずにいるケースや、継続的なモデル評価が仕組みとして実施できておらずモデルのアップデートができていないケースなど、AIモデルの十分な活用・運用ができていない例が多く見られます。
今回提供開始するOpTApf最新版では、上記のような運用面での課題を解決するために新たな機能実装を行いました。


OpTApf V2.0の新機能について

(1)教師なし時系列異常検知
機器データを元にした異常検知をAIモデルで実現したい場合、学習データには異常/正常の分類をするための「教師ラベル」が必要です。しかし、異常の発生率が非常に低いケース(超不均衡データ)ではNGデータを見つけ出すこと自体が困難です。本機能は、正常データを基に異常検知を行うもので、時系列データのうち、正常と判断されるデータ分布を自動的に見付け出し、学習します。これにより、ユーザーは明示的に異常/正常のラベルを付与することなく、代わりに複数の時系列データをアップロードするだけで異常検知を行うことが可能になりました。

(2)モデル評価の深堀り機能
本機能は、AIモデルが予測を間違えたデータの傾向などを可視化し、インタラクティブに探索することを可能とします。このことで、予測を外した原因の考察と、継続的なモデル改善をより容易にし、ユーザーによるAIモデルの継続的評価を支援します。


ISIDは2020年2月に、社内のAI人材と知見を集約した全社横断組織「AIトランスフォーメーションセンター」を設置、2020年4月にはAIを搭載した3製品を発表し、顧客企業のAI活用を支援しています。今後もAI製品の更なる機能拡充を図り、幅広い領域でAIの実務適用を加速させることで、顧客企業や社会の課題解決に貢献してまいります。

OpTApf(オプタピーエフ)について

OpTApf は、マイクロソフト社が提供するAzure Machine Learning※の機能を用いて、AI の専門知識が無くても、数千種類の高精度な AI モデルを 3Step で容易に開発できる仕組みです。利用者は AI モデルの作成工数を大幅に削減することが可能となります。また、AI・機械学習の開発・運用を一体で行う最新手法 ML Ops を採用することで、IT 運用の専門知識が無くても、AI モデルの利用者自身が AI モデルを運用することができます。
https://isid-ai.jp/products/optapf.html


電通国際情報サービス(ISID)について

ISIDは、「HUMANOLOGY for the future〜人とテクノロジーで、その先をつくる。〜」をビジョンに、社会や企業のデジタルトランスフォーメーションを、確かな技術力と創造力で支援しています。金融、製造、ビジネスソリューション、コミュニケーションITの4領域で培ったソリューションの提供に加え、テクノロジーや業界、企業、地域の枠を超えた「X Innovation(クロスイノベーション)」を推進し、顧客、生活者、社会の進化と共存に寄与するソリューションを生み出し続けます。詳細は、公式WEBサイトをご覧ください。

※ Azure Machine Learning:米国 Microsoft Corporationが提供する、企業向け仕様の機械学習サービス。機械学習モデルをよりすばやく構築、トレーニング、デプロイでき、責任あるAIを実現できるよう設計されている。
*Microsoft、Azure は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。



プレスリリース提供:PR TIMES

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