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株式会社フィリップス・ジャパン

フィリップス、「SmartPath to Ingenia Evolution(スマートパス トゥ インジニア エボリューション)」を販売開始

(PR TIMES) 2021年09月01日(水)16時45分配信 PR TIMES

患者中心の検査環境を改善するMR装置へのアップグレード


株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、 代表取締役社長:堤 浩幸、 以下 フィリップス)は、 「2030年までに25億の人々の生活を向上させる」を達成目標に掲げ、 健康な生活、 予防、 診断、 治療、 ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち、 すべての人々のより良い健康と満ち足りた生活の実現をめざしています。

このたびフィリップスは、「Ingenia 1.5T(インジニア1.5テスラ)」ならびに「Ingenia 3.0T(インジニア3.0テスラ)」を最新MR装置(磁気共鳴画像装置)である「Ingenia 1.5T Evolution/3.0T Evolution(インジニア1.5テスラエボリューション/3.0テスラエボリューション)」へアップグレードする「SmartPath to Ingenia Evolution」の販売を9月1日(水)より開始します。

「SmartPath to Ingenia Evolution」は、既存の「Ingenia 1.5T/3.0T」に患者中心の検査環境を改善する新たな機能である「SmartWorkflow(スマートワークフロー)」ソリューションを搭載するアップグレード装置です。「SmartWorkflow」ソリューションは、「患者に不安を与えないガイド機能、AIが実現する高い検査精度、効率化されたワークフロー」のコンセプトに基づき、MR検査全体に一貫性をもたせ、患者が望む医療サービスの向上とオペレータの負担低減の両立を図ることで、年々増加するMR検査に望まれる生産性ならびに効率性を高めます。さらに、最新の高速撮像技術である「Compressed SENSE」は、2D、3D撮像および、すべての撮像領域に対し、最大50%[1]以上の撮像時間の短縮を実現するとともに、同じ撮像時間で今まで以上の高空間分解能化を図ることが可能となります。

既存の「Ingenia 1.5T/3.0T」を最新のMR装置「SmartPath to Ingenia Evolution」にアップグレードすることで、ルーチン検査はもちろん臨床研究などあらゆるニーズに対し、一貫して高いクオリティの検査を提供し、確信の持てる診断に貢献します。

「SmartPath to Ingenia Evolution」の特長

[画像1: https://prtimes.jp/i/19698/132/resize/d19698-132-15056fe178dbae644fb9-0.jpg ]

1. 患者を中心とした検査環境の改善
「SmartWorkflow」ソリューションが患者中心の効率化された検査環境を提供します。タッチレス呼吸同期システム、自動センタリング、患者に安心感を与えるガイダンス機能、自動化された撮影オペレーションを代表とするワークフロー改善機能、寝台上の快適性を改善する「ComfortPlus Mattress(コンフォートプラスマットレス)」などにより、不安や苦痛といった患者が受ける検査中のさまざまなストレスから解放し、一貫性の高い検査を可能とします。

2. AIを応用した高精度な同期撮像を実現
タッチレス呼吸同期システムである「VitalEye(バイタルアイ)」(図1)は、高精細な赤外線システムを用いることで呼吸センサーを使用せずに同期撮像を行うことでワークフローの改善ならびに呼吸同期撮像の応用範囲を広げます。さらに、呼吸認識アルゴリズムにAIを応用することで、咳などの不規則な動きを排除し、従来の呼吸センサーよりも精度の高い同期撮像が可能となります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/19698/132/resize/d19698-132-d80270fa5d3c1353e038-1.jpg ]

3. 最大50%以上[1]の高速化を実現
最新の高速化技術であるCompressed SENSEは、イメージクオリティーを損なうことなく最大50%の撮像時間短縮[1]を図れます。また、撮像時間を延長せずに60%の空間分解能向上[1]を図ることもでき、限られた検査時間の中で確信度の高い画像診断を行うための様々なニーズに対応することができます。頭部、腹部、整形、心臓領域における解剖情報を得るための2D、3D撮像およびダイナミック撮像など、ルーチン検査での幅広いニーズに対しシームレスな対応を実現します。

[1]  Compressed SENSEを併用しない撮像と比較した場合


[表1: https://prtimes.jp/data/corp/19698/table/132_1_d61f3d35790eae3c6d6c48dd6758410e.jpg ]



[表2: https://prtimes.jp/data/corp/19698/table/132_2_20c7bb4bc6d96fd72cc2626bcbabaf69.jpg ]




フィリップスについて
1891年オランダで創業し、ビジネスモデル変革と長い歴史の中で培った技術と知見を生かしながら、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケアプロセス」においてイノベーションを実現してきたヘルスケア・カンパニーです。フィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢者社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2017年10月1日より社名を変更し、ヘルステックカンパニーとして、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいます。今後、「病院」というプロフェッショナルな分野におけるフィリップスの先進医療機器と、パーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がり、デジタルプラットフォーム上でビッグデータが解析されることで、総合的な医療、リアルタイム分析、付加価値サービスが可能になります。これにより、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケアプロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供し、医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指しています。(https://www.philips.co.jp

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ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケア・プロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニター、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。フィリップス ヘルステック事業の2020年の売上高は173億ユーロ、オランダを拠点に全世界に77,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/



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