プレスリリース
Pax Japonica実現に向け新規部署「学際研究グループ」(Interdisciplinary Research Group)を立ち上げ
独自の未来シナリオに基づき国内外情勢の分析を提示し「Pax Japonica」の実現をめざす独立系シンクタンク
株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA: Institute for International Strategy and Information Analysis, Inc. 本社:東京千代田区)代表取締役・原田武夫は、この度4月1日に新規部署として「学際研究グループ」(Interdisciplinary Research Group)を正式立上げいたしました。
同グループには、弊研究所のヴィジョンであるPax Japonicaの実現に向け、原則として国内外の大学において博士号を取得済みである研究者が所属し、人工知能科学で得られた最新の知見を知的な共同インフラとしつつ、学際研究を推進してまいります。
本年7月より、最初の研究成果をまとめた「IISIA Quarterly(論文誌)」(公式)の刊行(3カ月毎)を予定、また夏季及び冬季には会員制サーヴィス「原田武夫ゲマインシャフト」の会員様を対象とし、一般社会におけるステークホルダーが最先端の科学研究に参画できる様、オンライン研究成果報告会の開催を予定しております。
【研究主幹】
●原田武夫
(略歴)
株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 代表取締役CEO
東京大学法学部第2類中退
外務省外務公務員I種職員として奉職(〜2005年)
ベルリン自由大学政治学部及びテュービンゲン大学法学部にて在外研修
独立行政法人大学改革支援・学位授与機構より学士号(法学)取得
放送大学大学院文化科学専攻人文学プログラム修了(修士(学術))
京都産業大学大学院京都文化学専攻修了(修士(京都学))
立教大学大学院人工知能科学研究科人工知能科学専攻修了(修士(人工知能科学))
東京大学大学院工学系研究科 道徳感情数理工学社会連携講座 共同研究員
学習院女子大学非常勤講師(「外交官論」「国際儀礼」)
【研究員紹介】※五十音順(2023年現在)
1. 伊藤 雄馬
(1) 研究テーマ
「未言語コミュニケーション領域の開拓と理論化」
(2) 研究内容
本研究は、視覚・聴覚で観察される以前のコミュニケーションを「未言語コミュニケーション」と名づけ、その現象を観察・検証し、その理論化を試みるものである。
(3) 略歴
京都大学文学研究科行動文化学科専攻修了(修士(言語学))
京都大学文学研究科行動文化学科博士課程 満期指導認定退学(博士(言語学))
日本学術振興会特別研究員(PD)、富山国際大学現代社会学部講師、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員などを経て、2020年より独立研究に入る。
言語学者、横浜市立大学客員研究員。
(4) 研究業績
論文:The heart’s downward path to happiness: cross-cultural diversity in spatial metaphors of affect. (Cognitive Linguistics 32(2)、2021年、共著)、「ムラブリ語の文法スケッチ」(地球研言語記述論集 6、2014年)等。
著書:『ムラブリ 文字も暦も持たない狩猟採集民から言語学者が教わったこと』(集英社インターナショナル、2023年)。
2. 大河原 健太郎
(1) 研究テーマ
「AI論から見た歴史認識理論」
(2) 研究内容
本研究は、AIの性質を踏まえて、近年広がる「ポストトゥルース」的な歴史観の発生と伝播過程を考察するものである。フィールドは、地政学的に西と東の「狭間」と言えるバルト三国を軸とする。
(3) 略歴
大阪大学大学院文学研究科専攻修了(修士(文学))
慶應義塾大学大学院政策メディア研究科博士課程単位取得退学(政策メディア学)
(4) 研究業績
論文:A critical and theoretical re-imagining of ‘Victimhood nationalism’: the case of national Victimhood of the Baltic region.(TalTech Journal of European Studies, 2019, 9.4: 206-217.)、2010 年代におけるリトアニア民間防衛セクターとそのコンテクスト: ナラティヴ批判としての一試論【Lithuanian Civil Defense Sector and Its Context in the 2010s: A Case of Critical Thinking on the Narrative】(Keio SFC journal, 2020, 20.2: 210-228)等
3. 鈴木 朝香
(1) 研究テーマ
「テキスト分析を用いたトルクメニスタンの情報統制の実態調査」
(2) 研究内容
本研究は、トルクメニスタン現地新聞紙の記事本文を自然言語処理におけるトピックモデルを用いて分析し、トルクメニスタン国内で許容される言論のトピックと各トピックを形成する語を明らかにするものである。
(3) 略歴
東京大学大学院学際情報学府専攻修了予定(修士(情報学))
株式会社原田武夫国際戦略情報研究所インターン
(4) 研究業績
論文:Research on control of speech and information in an authoritarian country: What forms of political expression are approved by the Turkmenistan government.(Annual SNU-UTokyo-NCCU International Symposium 'Beyond Boundaries: Communication for diverse and multiple communities', 2022年)
4. 田中 大
(1) 研究テーマ
「四則和算に基づく意識のメカニズムの解明と四則和算習得プロトコルの開発」
(2) 研究内容
本研究は、東京大学大学院工学系研究科光吉俊二特任准教授が発明した新しい算術「四則和算」を用いて「意識」のメカニズムを解明するとともに、多くの人が四則和算を習得し創発を自在に生み出している社会の実現を目指すものである。
(3) 略歴
東京大学大学院人文社会系研究科専攻修了(修士(心理学))
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学(博士(心理学))
日本学術振興会特別研究員(2019年-2022年)
コンテンツ開発及びコーチング業務を受託
(4) 研究業績
論文:Individual differences in the change of attentional functions with brief one-time focused attention and open monitoring meditations. Frontiers in Psychology, 12, 716138.
Tanaka et al. (2022)
Biased self-other attribution changes feedback control: link between the sense of agency and sensorimotor control. PsyArXiv, (https://doi.org/10.31234/osf.io/mu4wn)
著書:『仏典とマインドフルネス―負の反応とその対処法』臨川書店(分担執筆)Tanaka et al. (2021)
5. KYI KYI THAR
(1) 研究テーマ
「日本経済における金融緩和政策の有効性についての実証分析」
(2) 研究内容
本研究は、日本におけるインフレ要因を考慮した上で、金融緩和政策が日本のGDPをどのように促す事ができたか、日本経済における金融緩和政策の有効性の分析を行うものである。
(3) 略歴
岡山大学社会文化科学研究科専攻修了(修士(経済学))
ミャンマー 投資・企業管理局 ジャパンデスク アドバイザーアシスタント(2015年-2018年)
(4) 研究業績
論文:ミャンマーにおける金融・為替政策の変化とインフレーション及び輸入への影響(2021年)
6. 張 暁帆
(1) 研究テーマ
「日本・中国におけるインテリジェントヘルスケア製品・サーヴィスに関する調査」
(2) 研究内容
本研究は、デザイン心理学の分野に基づき、高齢者のニーズ、行動、消費特性を分析し、さまざまなシーンでのユーザー体験のケーススタディを中心に行うものである。また、現地調査により日中間のデジタルヘルスケア製品の動向を探る。
(3) 略歴
スウェーデン王立工科大学コンピュータサイエンスメディア管理専攻修了(修士(電気工学))
千葉大学工学研究科デザイン科学専攻修了(博士(デザイン心理学))
筑波大学プロダクトデザイン小山研究室 研究員(2021年〜)
(4) 研究業績
論文:Content analysis of appeal in Japanese television advertisements---Case study of laptops and Over-The-Counter drugs. P7. The 11th Japan Symposium on Affective Science and Engineering. Xiaofan Zhang, Haruo Hibino, Shinichi Koyama. (2016)、Influence of informational and emotional appeals of advertisement of vegetables produced by plant factories on purchasing intention. P27.The 15th Japan Symposium on Affective Science and Engineering. Zhenke Hu, Zhenwei You, Xiaofan Zhang, Jingzi Piao, Haruo Hibino, Shinichi Koyama. (2013)等。
◆株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)
マーケットとそれを取り巻く国内外情勢に関する分析とそれに基づく未来シナリオの提示をする中で、ヴィジョンに掲げる「Pax Japonica」(※)の実現のための活動を展開する独立系シンクタンク。
原田武夫(代表取締役CEO。2005年まで12年間、外務公務員I種職員として外務省に勤務)が2007年に設立登記。主に全国の中小事業主をメンバーとする会員制サーヴィス(会員数1720名(2022年11月現在))を軸に、創業以来急成長を続けている(2021年度売上は前年比130%)。
日々発信する調査分析レポートは、2015年7月よりトムソン・ロイターでも配信されている。また米ペンシルヴァニア大学のローダー研究所主催のシンクタンク評価『Global Go to Think Tank Index Report』2020年度版の「注目すべきシンクタンク(Think Tank to Watch)」カテゴリにおいて、日本から唯一31位にランクイン、2019年度からランクアップを果たすなど、グローバル社会においても高い評価を受けている。
なお、ファウンダーである原田武夫は2020年度に東京大学教養学部・学生自治体公認の自主ゼミを開講。
◆代表取締役(CEO)プロフィール
[画像: https://prtimes.jp/i/451/131/resize/d451-131-6c1b87f930734c11eead-0.png ]
原田 武夫(はらだ たけお)
●東京大学法学部在学中に外交官試験に合格、外務省に外務公務員I種職員として入省。12年間奉職、アジア大洋州局北東アジア課課長補佐(北朝鮮班長)を最後に自主退職。在任中、六ヶ国協議や日朝協議等を担当した。
●現在、株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)代表取締役(CEO)を務める。弊研究所が毎日発信する調査分析レポートは、2015年7月よりトムソン・ロイターでも配信されている。2017年より国際商業会議所(ICC)日本委員会のメンバー並びに国際商業会議所(ICC)G20 CEO Advisory Groupのメンバーを務める。
以降、国内外の国際会議に多数出席している。
●2021年4月より東京大学教養学部全学自由研究ゼミナール及び学生自治会公認ゼミナールにおいて「未来シナリオとリーダーシップ」の講義を、2022年4月より学習院女子大学、春学期には「特別総合科目I(外交官)」、秋学期においては「国際文化交流演習I(国際儀礼)」の講義を行う。
●2023年3月に立教大学大学院人工知能科学研究科より修士号を取得。2021年5月より一般社団法人人工知能学会及び2022年5月より一般社団法人自然言語処理学会に在籍。2022 年9 月より東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻・道徳感情数理工学社会連携講座にて共同研究員を務める他、我が国におけるDXを推進するべくAIストラテジストとして官民各方面において活躍している。
◆IISIA 会社概要
商号:株式会社 原田武夫国際戦略情報研究所
英語表記:Institute for International Strategy and Information Analysis, Inc.(略称:IISIA)
代表取締役(CEO):原田 武夫
設立登記:2007年4月2日
事業内容:国内外情勢に関する調査研究および教育活動、経営コンサルティング業
資本金:3,000,000円
本社所在地:東京都千代田区丸の内二丁目3番2号 郵船ビルディング 3F
URL: https://haradatakeo.com/
Twitter 公式アカウント: https://twitter.com/iisia
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