プレスリリース
様々な立場の女性リーダー等の実践から共に考え、一歩を踏み出すきっかけに
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株式会社Ridilover(代表取締役:安部敏樹、本社:東京都文京区本郷、以下「リディラバ」)は、学校経営における多様なリーダーシップの重要性を示し、子ども達の将来に繋がる、学校現場の環境づくりや、学校経営、キャリア形成を後押しする、「学校と未来」を作る全国フォーラムを開催します。
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参加URL(Zoom)については、申し込み完了後に画面表示されます。
第一部の講演、パネルディスカッションには、ジャーナリストとして、ダイバーシティ等についての講演を多数行われ、複数の著書も執筆している浜田敬子さんをお招きし、学校現場を取り巻く外部環境の変化について、最新の情報を共有します。
フォーラムを通じて、より多様性のある学校現場の実現に向けて、教育に関わる全ての人が、当事者としてそれぞれの立場からどんな一歩が踏み出せるかを、一緒に考えていきます。
本フォーラムは、令和6年度文部科学省委託事業「女性の多様なチャレンジに寄り添う学びと社会参画支援事業(学校教育分野における女性の意思決定過程への参加(普及啓発事業)の実施)」として実施するものです。
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本事業の背景
子どもたちが1日の多くの時間を過ごす学校は、子どもたちの将来を作っていく大事な場所です。学校を、より多様性のある場にしていくことは、子どもたちの将来に繋がる大事な取り組みと言えます。しかし、校長や副校長・教頭に占める女性の割合は低く、学校リーダーの性別による偏りがあるという景色は、子供たちの性別役割分担意識に影響を与えかねません。
文部科学統計要覧(令和6年版)によると、小学校の教員に占める女性の割合は62.6%であるのに対し、校長の女性割合は26.7%に留まっています。中学校の校長の女性割合は11.1%(教員の女性割合は44.6%)、高等学校の校長の女性割合は10.3%(教員の女性割合は33.4%)と、女性が校長になる割合は男性に比べて圧倒的に低いのが現状です。副校長・教頭といった他の役職についても同様のことが言えます。
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出所:文部科学統計要覧(令和6年版)より作成
このような背景から、政府は2025年までに学校の副校長・教頭に占める女性の割合を25%、校長に占める女性の割合を20%まで向上させる目標を掲げています。(令和5年度文部科学省「学校基本統計」によると、初等中等教育機関全体の女性の割合は、副校長・教頭25.2%、校長20.3%となっています。)
本全国フォーラムでは、様々な立場の女性リーダー等の実践を聞き、より多様性のある学校現場の実現に向けて、教育に関わる全ての人が、当事者としてそれぞれの立場からどんな一歩が踏み出せるかを、一緒に考えていきます。
全国フォーラムの概要
第一部の講演には、ジャーナリストとして活躍され、複数の著書も執筆している浜田敬子さんをお招きし、日本企業の取り組み等、学校現場を取り巻く外部環境の状況や変化について、最新の情報を参加者全員で共有します。
浜田さんには、その後のパネルディスカッションのモデレーターも務めていただき、パネラーと共に、学校現場に関わる一人一人のアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)の解消や、学校と地域の関係作り等の実践の例を踏まえ、より多様性のある学校づくりについて考えます。
第一部の内容を踏まえて、第二部では、学校の環境作りや、教職員のキャリアデザインについて、具体的な事例を交えて、参加者の皆さんと一緒に考えていきます。
誰にでもありうるアンコンシャス・バイアスに気づき、一歩踏み出すためのヒントを得たり、関係する方々の意識をより高めていくことは、子ども達の明るい未来に繋がる学校の環境づくりに良い影響を与えると考えます。環境づくりを担う学校管理職、教育委員会の方々や、これからの学校現場を担っていく教員の方々など、性別を問わず、多くの方々のご参加をお待ちしております。
<昨年度の参加者からの感想>
「フォーラムに参加し、登壇者の話を聞いて、自分も管理職試験を受けてみようと思った。」
「自分自身のアンコンシャス・バイアスに気づいた」
「職場の男女比が同じくらいになっており、今後、女性管理職も増えそう。憧れの存在となれるよう、仕事に向き合おうと思う。」
開催概要
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プログラム
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登壇者
第一部 講演・パネルディスカッション
テーマ 「多様な教員によるリーダーシップの発揮〜ひとりひとりがアンコンシャスバイアスに気付き、子供たちの希望ある未来を作っていくために〜」
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浜田 敬子氏ジャーナリスト
1989年に朝日新聞社に入社。週刊朝日編集部などを経て、99年からAERA編集部。副編集長などを経て、2014年からAERA編集長。編集長時代はネットメディアとのコラボレーションや1号限り外部の人に編集長を担ってもらう「特別編集長号」など新機軸に挑戦。2017年3月末で朝日新聞社退社し、世界12カ国で展開するアメリカの経済オンラインメディアBusiness Insiderの日本版を統括編集長として立ち上げる。2020年末に退任し、フリーランスのジャーナリストに。2022年8月に一般社団法人デジタル・ジャーナリスト育成機構を設立、代表を務める。
「羽鳥慎一モーニングショー」「サンデーモーニング」のコメンテーターを務めるほか、ダイバーシティや働き方などについての講演多数。著書に『働く女子と罪悪感』。
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小高 美惠子氏埼玉県戸田市教育委員会 学校経営アドバイザー
昭和57年度、埼玉県の小学校教諭として教職生活をスタート、市教育委員会指導主事、教頭を経て、平成25度より戸田市内3校にて9年間校長職を務める。令和4年度より、戸田市教育委員会学校経営アドバイザー。
校長職時代には、産官学との連携を積極的に進めながら、ICTをマストアイテムとした学びやPBL、EBPMを推進。2021年には、Intel、Adobe、RICOH等と連携し、校内に未来のPCルームである「STEAM LAB」を開設する。
文部科学省中央教育審議会「次期ICT環境整備方針の在り方」WG委員、文部科学省「個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実のための指導の手引き開発事業」企画検討会議委員。共著に「校長の覚悟」「(教育開発研究所)等。
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犬塚 協太氏静岡県立大学国際関係学部教授/男女共同参画推進センター長
1986年東京大学文学部卒業、1991年東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。1991年静岡県立大学国際関係学部助手、同講師、助教授を経て、2007年より国際関係学部教授、2012年より同大学男女共同参画推進センター長。
専門分野は家族社会学、ジェンダーの社会学。
主な社会活動として静岡市女性活躍推進協議会委員長、浜松市男女共同参画審議会会長、など地域での男女共同参画推進活動多数。
第二部 事例共有会
ルーム1 テーマ「多様な人財が意思決定に参画できる環境づくり」
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高橋 みゆき氏群馬県立伊勢崎高等学校 校長
群馬県の高等学校家庭科教諭として23年勤務した後、群馬県教育委員会事務局高校教育課の家庭科担当の指導主事として5年間務める。その後、桐生市立商業高校、館林女子高校で教頭として勤務し、在職時に現行の高等学校学習指導要領家庭科の編集に携わる。大間々高校校長を経て令和5年より現職。令和5年度全国普通科高等学校長会研究奨励費研究において「なぜ女性校長は少ないのか〜女性校長を増やす意義と方法〜」を報告。
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立木 貴文氏長崎県立長崎東高等学校・長崎東中学校 校長
長崎県立高校教諭(地歴・日本史)として長崎西高校、壱岐高校、長崎南高校の3校に14年勤めた後、長崎県教育庁高校教育課に指導主事、課長補佐(主任指導主事)として10年勤務。長崎北陽台高校教頭、高校教育課参事、対馬高校校長を務めた後、児童生徒支援室長、生涯学習課長、教育センター所長を経て、2023年4月から現職。今年度は同校で「働き方改革×生徒の主体性育成」をめざす「ひがしチャレンジデー」を展開。
ルーム2 テーマ「キャリアデザインの課題と工夫」
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寺田 環氏北海道伊達市立光陵中学校 教頭
上越教育大学卒業後、平成5年4月より北海道の中学校教員として勤務。1校目の在職中に結婚し、第1子を出産。2校目で第2・3・4子出産。2校目が閉校のため育休中に3校目に異動。異動後1年間の育休を経て久々の職場復帰。3校目勤務中に教務主任を5年間務め、4校目で1年勤務した後、教頭として現任校へ着任し4年目を迎える。
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寺嶋 ひとみ氏東京都文京区立千駄木小学校 主任教諭
文教大学卒業後、目黒区立東山小学校に8年間勤務。現在、2校目は4年目を迎える。平成30年度・令和元年度に東京教師道場で小学校算数、令和3年度より東京都算数教育研究会実態調査委員会に所属している。所属校では学年主任や運動会・音楽会委員長を経験し、自身の指導力向上と若手教員のサポートに尽力している。
ルーム3 テーマ「多様な人財の管理職登用の促進に向けた教育委員会の取組」
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園山 和志氏広島県教育委員会事務局管理部教職員課 小中学校人事係長
2008年11月に広島県教育委員会事務局の行政職の職員として採用され、約2年半の勤務を経たのち、県立高等学校の事務職員として3年間勤務。
その後、平成26年度から広島県教育委員会事務局の職員として、予算・決算・県議会、小中学校教職員人事・服務、学校情報化推進、教育委員会事務局人事・服務・組織などに関する業務に携わった。
令和6年度から、教職員課小中学校人事係長として、小中学校教職員人事・服務に関する業務に携わっている。
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二階堂 祐紀子氏栃木県那須塩原市教育委員会 副主幹・指導主事
新潟県、栃木県の小学校教諭として22年間勤務。その間、学級担任をしながら児童指導主任などの分掌を担った。その後、那須塩原市教育委員会に勤務し、現在6年目となる。その内の3年間は、市の教育支援センター所属の指導主事として不登校対策を中心とした業務に携わり、現在は学習指導担当として市の学力向上に関する業務を中心に従事している。
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運営会社について:株式会社Ridilover(リディラバ)
リディラバは「社会の無関心の打破」を理念として、2009年に設立、後に法人化しました。現在は教育旅行事業、企業研修事業、メディア・コミュニティ事業の他、社会課題解決に向けた資源投入を行なう事業開発・政策立案事業も手掛けています。設立以来15年間、400種類以上の社会課題を各事業において扱ってきました。
- URL:https://ridilover.jp/- 本事業の担当:柴田- お問い合わせ先:school.forum@ridilover.jp
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