• トップ
  • リリース
  • 《10月26日スタート》マルセル・プルースト生誕150年!『失われた時を求めて』光文社古典新訳文庫版の翻訳者・高遠弘美先生による連続講座「プルーストの扉を開く」【NHKカルチャーオンライン】

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4

株式会社エヌエイチケイ文化センター

《10月26日スタート》マルセル・プルースト生誕150年!『失われた時を求めて』光文社古典新訳文庫版の翻訳者・高遠弘美先生による連続講座「プルーストの扉を開く」【NHKカルチャーオンライン】

(PR TIMES) 2021年10月13日(水)21時45分配信 PR TIMES

いつかは読んでみたい人も、途中で挫折した人も…。「完読」「通読」にとらわれない「プルーストの扉」がここにあります。※見逃し配信あり

この秋、NHK文化センターではZoom配信のオンライン講座「プルーストの扉を開く」(全6回)がはじまります。講師は現在、光文社古典新訳文庫にてマルセル・プルースト『失われた時を求めて』の翻訳を刊行中の高遠弘美先生。そのやさしく情熱的な手引きで、生誕150年の記念の年にプルーストを読むよろこびを分かち合います。お申込みはNHKカルチャーHPで受付中!https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1237289.html

世界最長の小説?!マルセル・プルースト『失われた時を求めて』とは

2021年に生誕150年を迎えたフランスの小説家、マルセル・プルースト(1871年‐1922年)。今年、日本でもプルースト関連のイベントや講演会が開催されたり、関連書籍が発売されたりと、注目が集まっています。
プルーストの小説『失われた時を求めて』は、色彩感あふれる豊かな自然描写、深みと立体感に満ちた人物造型、社会風俗の綿密な分析、連なる比喩表現の美しさなどにより、20世紀文学の最高峰と評され、世紀と場所を超えて愛され続けています。
全七篇からなるこの大長篇小説は、邦訳にして文庫で14冊というように現代語訳された『源氏物語』よりはるかに長く、登場人物は500人を超え、内容は多岐にわたり、文章が複雑なことでも知られています。
「いつかは読んでみたいけれど、難しそう」と思っている方、「読んでいる途中で挫折してしまった」という方も少なくないこの作品。しかし、「長くて難しそうだから」「完読できなさそうだから」という理由で読むことを諦めてしまうのだとしたら、それはとても残念なことではないでしょうか。

[画像1: https://prtimes.jp/i/71793/127/resize/d71793-127-77f9752b844ceb95aa9e-0.jpg ]



高遠弘美先生の「プルースト」講座が再び!


「『失われた時を求めて』には、単なるあらすじには還元できない限りない魅力があり、そこには人生の処方箋がある。」

そう語るのは、現在、光文社古典新訳文庫にて『失われた時を求めて』の翻訳を刊行中の高遠弘美先生。今年1月に刊行され、斬新でわかりやすいアプローチでプルーストの世界へと誘ってくれると話題のファニー・ピション著『プルーストへの扉』(白水社)の翻訳者でもいらっしゃいます。
NHKカルチャーでは、2016年春から2018年春にかけての2年間、東京のNHK文化センター青山教室でプルーストの講義をご担当いただきました。そのやさしく穏やかな語り口からあふれ出るプルーストへの情熱、その情熱を受けとめる受講生の熱心な眼差しがとても印象的な講座でした。
プルースト生誕150年の今年、高遠弘美先生に再びNHKカルチャーで講座をご担当いただくことに、しかも、今回はオンライン開催なので、首都圏在住の方だけではなく、全国の方に広くお届けできることになりました。


[画像2: https://prtimes.jp/i/71793/127/resize/d71793-127-0597f7672e144b2660ac-1.jpg ]



完読・通読にとらわれないプルーストの楽しみ方


生誕150年の記念の年。そして、伴走者はやさしく情熱的に寄り添ってくれる高遠弘美先生。これは、プルーストへの一歩を踏み出す絶好のチャンスです。
オンライン講座「プルーストの扉を開く」では、いわゆる「完読」や「通読」にとらわれず、『失われた時を求めて』を楽しむためのヒントを全6回の講座でやさしく丁寧にお伝えしていきます。あらすじには還元できない魅力、作品に見出される「人生の処方箋」についてもたっぷりお話しします。
「プルーストの扉」は、『失われた時を求めて』をいつか読みたい人にも、いま読んでいる人にも、すでに読み終えた人にも、再読中の人にも、ひとしく開かれています。この講座がプルーストと出会う、プルーストと再び出会う一助となりますように。
お申込みはNHKカルチャーHPで受付中です(https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1237289.html)。ぜひ全国からのご参加をお待ちしています。

【各回日程・テーマ】
第1回 10月26日: 必読の書というのはあるのでしょうか
第2回 11月30日: 「私」はマルセル・プルーストではありません
第3回 12月21日: 入門書を読んでみましょう
第4回 1月25日 : 『失われた時を求めて』は本が好きな読者のために書かれました
第5回 2月22日 : 『失われた時を求めて』は細部に注目しましょう
第6回 3月22日 : 『失われた時を求めて』は再読を厭わない読者を待っています
[画像3: https://prtimes.jp/i/71793/127/resize/d71793-127-2bcc2d2beccdd691ed76-2.jpg ]



【講師プロフィール】
高遠弘美(たかとお・ひろみ)
1952年長野県生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。著書に、『乳いろの花の庭から』(ふらんす堂)『プルースト研究 言葉の森のなかへ』(駿河台出版社)『七世竹本住大夫 限りなき藝の道』(講談社)『物語パリの歴史』(講談社現代新書)、編著に『七世竹本住大夫 私が歩んだ90年』(講談社)『矢野峰人選集第一巻』(国書刊行会)等。訳書は、プルースト『失われた時を求めて』(光文社古典新訳文庫。刊行中)以外に十数冊刊行。最新刊はF・ピション『プルーストへの扉』(白水社)。


【オンライン開催・アーカイブ配信(見逃し配信)について】
◎パソコンやタブレット、そしてネット環境があれば、全国どこでも、おうちにいても受講できます。使用するのはビデオ会議ツールZoom。マイクとカメラなしでもご参加いただけます(質疑応答の時間には音声とチャットで質問を受け付けますので、音声で質問したいという方はマイク機能をご用意ください)。
◎各回終了後、6日間のアーカイブ配信(見逃し配信)がありますので、リアルタイムでは視聴できないという方でもご受講いただけます。アーカイブ配信期間中は何度でも視聴できますので、復習にも便利です。

講座名:プルースト生誕150年「プルーストの扉を開く」
講師:明治大学商学部・大学院教養デザイン研究科教授 高遠弘美
受講形態:オンライン ※各回6日間のアーカイブ配信(見逃し配信)あり
開催日時:10月26日(火)から6回 13:00〜14:30
受講料金:NHK文化センター会員・一般(入会不要) 税込19,800円
主催:NHK文化センターさいたまアリーナ教室

▼お申込みはこちらから
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1237289.html



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る