プレスリリース
豊橋市自然史博物館で、2022年7月16日(土)から11月6日(日)まで開催される特別企画展「ポケモン化石博物館」では、巡回展「ポケモン化石博物館」のために制作された展示物が初めてすべて展示されます。
さらに、ツンドラポケモンのアマルルガの実物大骨格想像模型が追加され、アマルルガに似た古生物のアマルガサウルス全身骨格がならんで展示されます。
また、「ポケモン化石博物館」と豊橋市自然史博物館の常設展示がコラボした「とよはくツアー」も開催します。
本開催を盛り上げるために、株式会社ポケモンの協力により、ポケモンマンホール『ポケふた』を豊橋市内の4か所に公開設置します。これは、愛知県初の設置となります。加えて、特別企画展「ポケモン化石博物館」関連のフォトスポットが豊橋市内各所に設置され、豊橋市自然史博物館をゴールとした「ポケふた スタンプラリー」も開催します。
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◎特別企画展「ポケモン化石博物館」について
開催概要
【会 場】 豊橋市自然史博物館 特別企画展示室
【会 期】2022年7月16日(土)〜11月6日(日)
【開館時間】
通常:9:00〜16:30(最終入場16:00)
ナイトZOO(豊橋総合動植物公園夜間営業)開催日:9:00〜16:00(最終入場15:30)
【休 館 日】月曜日、月曜日が祝日の場合は翌日(8月15日は除く)
【観覧料金】
当日券:大人(高校生以上) 1,000 円、小・中学生 400 円、未就学児 無料
前売券:大人870円、小・中学生350円(「JR EX旅のコンテンツポータル」で6月17日より販売中)
※別途、豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)の入園料が必要。
【主 催】豊橋市自然史博物館、国立科学博物館
【企画協力/ポケモン展示品制作】株式会社ポケモン
【協 力】三笠市立博物館、群馬県立自然史博物館、島根県立三瓶自然館
【詳細URL】https://www.toyohaku.gr.jp/sizensi/03event/2022/tokuten/index.html
◎主催及び協力、総合監修
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豊橋市自然史博物館
豊橋市自然史博物館は、昭和63年に開館した東海地方最大の自然史博物館です。常設展示室には、複数の恐竜全身骨格をはじめ、化石と郷土の自然資料約4,200点が展示されています。また、当館は豊橋総合動植物公園内に位置し、同敷地内にある動物園、植物園と連携して、調査研究、標本資料の収集・保管、展示・学習支援を積極的に推進しています。
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国立科学博物館
国立科学博物館(科博)は、明治10 年に創立された、日本で最も歴史のある博物館の一つであり、自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館です。主要な三つの活動(調査研究、標本資料の収集・保管、展示・学習支援)を推進しています。昭和6年に完成した日本館(重要文化財指定)と、それに隣接した地球館があります。
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株式会社ポケモン
ポケモンのブランドマネジメントを目的として設立。現在では、原点となる「ゲーム」をはじめとして、「カードゲーム」「TV アニメや映画などの映像作品」「グッズ」「タイアッププロモーション」「イベント」「直営店舗であるポケモンセンター」などを展開し、それらすべてをプロデュースしています。
総合監修:相場 大佑(三笠市立博物館 主任研究員・学芸員)
専門は、古生物学。不思議な殻を持つ中生代白亜紀の「異常巻きアンモナイト」の進化や分類が研究テーマ。好きなポケモンは「オムナイト」。
◎特別企画展「ポケモン化石博物館」展示の見どころ
<豊橋市自然史博物館から追加されるポケモンの実物大骨格想像模型>
メインビジュアルに登場しつつも展示されて来なかった、ツンドラポケモン「アマルルガ」の展示解説に合わせて、「アマルルガ」の実物大全身骨格想像模型と「ヒレのカセキ」実物大模型が初お披露目されることとなりました。
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国立科学博物館では、ぼうくんポケモン「ガチゴラス」の実物大全身骨格想像模型とタルボサウルスが隣り合って展示されていましたが、豊橋市自然史博物館では「アマルルガ」と「アマルガサウルス」が隣り合って展示されます。
<追加される古生物標本等>
アマルガサウルス全身骨格(レプリカ、群馬県立自然史博物館蔵)、ティラノサウルス下顎骨及び椎骨(実物、名古屋市科学館蔵)、複数のアノマロカリス化石(実物、個人蔵及び当館蔵)、複数のバージェス動物群化石(実物、豊橋市自然史博物館所蔵)、プロトステガ・ギガス全身骨格(レプリカ、福井県立恐竜博物館蔵)、中部地方のアンモナイト化石(実物、個人蔵及び豊橋市自然史博物館蔵)、プテラノドン全身骨格(レプリカ、島根県立三瓶自然館蔵)、その他多数(豊橋市自然史博物館所蔵ほか)、カセキ研究ラボ
※カセキ研究ラボ:豊橋市自然史博物館化石担当学芸員と博物館ボランティアが化石のクリーニングや岩石の研磨作業などを展示する「カセキ研究ラボ」も「ポケモン化石博物館」の展示場内に設置いたします。博物館の研究棟で行われている普段は見ることができない作業をご覧いただけます。
<巡回展ポケモン化石博物館の見どころ>
巡回展「ポケモン化石博物館」公式サイトをご参照ください。
URL:https://www.kahaku.go.jp/pokemon/
◎豊橋市自然史博物館開催時の独自の取り組み
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<特別企画展「ポケモン化石博物館」とよはくツアー>
豊橋市自然史博物館の常設展示には、多くの化石を含む約4,200点の標本が展示されています。当館の常設展に展示してあるティラノサウルスやトリケラトプスの全身骨格をはじめとした、様々な化石と「ポケモン化石博物館」がコラボすることで、「ポケモン化石博物館」に来場した子どもたちに、古生物学への興味をさらに高めてもらうことを目的として、「とよはくツアー」を実施します。「ポケモン化石博物館」内に展示している標本と関連した展示を、配布予定の「とよはくツアー」のマップをもとに、常設展示室でオリジナルの解説パネルを探し、楽しみながら標本を観察することができます。
※常設展とは…多くの研究成果、そして多数の標本を盛り込み、時間をかけて造る、博物館が最も力を入れている展示です。博物館ごとに特色があり、博物館で最も重要な展示です。
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<配布物>
常設展示室内では、誰でも持ち帰ることができるA5サイズ「とよはくツアー」マップ(絵柄にカブトと発掘ピカチュウが、水中でなかよく遊んでいる豊橋市自然史博物館用のオリジナルアートを使用)を配布します。
<解説パネルの設置場所と標本、関連ポケモン>
自然史スクエアのティラノサウルス(チゴラスとガチゴラス)とトリケラトプス(タテトプスとトリデプス)、古生代展示室メガネウラ(メガヤンマ)、中生代展示室カブトガニと足跡化石(カブトとカブトプス)、アンモナイト(オムナイトとオムスター)、始祖鳥(アーケンとアーケオス)、ランフォリンクス(プテラ)、エドモントサウルス展示室(私たちの世界の古生物研究)含め、合計8か所を選定。
◎豊橋市自然史博物館での開催経緯
豊橋市自然史博物館では2018年より年1回程度北海道に野外調査に赴いており、調査地域にある三笠市立博物館の方々とも連携して調査研究を進めていました。2019年3月19日に三笠市立博物館の研究員の相場博士(後の「ポケモン化石博物館」の企画立案・総合監修)より、当館の一田学芸員あてに「ポケモン化石博物館」の制作への参加の打診と展示制作ワーキンググループへのお誘いがありました。「多くの子ども達に人気のポケモンを入り口にすることで、より多くの子ども達に古生物に親しんでもらう」、そのコンセプトに共感し、館として参加を決めました。
当館からは化石担当学芸員の一田が参加することとなり、株式会社ポケモンの協力のもと、三笠市立博物館、国立科学博物館、群馬県立自然史博物館、島根県立三瓶自然館、そして豊橋市自然史博物館とそれぞれの館の学芸員などが共同して、巡回展「ポケモン化石博物館」は作り上げられました。当館の学芸員は、展示に適した化石標本の選定や、古生物復元画や復元模型及び展示解説の学術監修で展示の制作に関わっています。
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展示制作に携わった学芸員と博物館職員のイラスト
左より、相場大佑さん(三笠市立博物館)、小川達也さん・久保匡さん(国立科学博物館)、遠藤大介さん(元島根県立三瓶自然館)、一田昌宏(豊橋市自然史博物館)、高桑祐司さん(群馬県立自然史博物館)
◎巡回展「ポケモン化石博物館」について
本展示は、原案者の三笠市立博物館の相場大佑氏を中心に、当館をはじめとする複数の博物館や株式会社ポケモンが力を合わせて制作しました。人気ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場する「カセキ」「カセキポケモン(*)」と私たちの世界で見つかる「化石」「古生物」をテーマにしています。「観察・比較」という科学の基本的な手法を体験しながら、これらの形や生態、それぞれの世界の化石研究の共通点・違いを発見し、楽しみながら古生物学を学ぶことができるのが特徴です。
この展示は2021 年の夏に北海道にある三笠市立博物館での開催を皮切りに、日本各地を巡回しています。
*カセキポケモンとは…この展示では、ポケモンの世界の中にある「カセキ」から復元されるポケモンのことを「カセキポケモン」と呼びます。
◎ポケットモンスターについて
ポケットモンスター、略してポケモンは、1996 年2 月27 日に発売された任天堂ゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター赤・緑』から生まれたものです。ポケモンは、このゲームソフトを原点として、カードゲーム、アニメ、映画、グッズ、イベントなどに派生して、様々な分野で世界中の人々から支持されています。
◎「My First Pokémon プロジェクト」について
この展示制作には、株式会社ポケモンの「My First Pokémon プロジェクト」が協力しています。「My First Pokémon プロジェクト」は、お子様とポケモンのより多くの接点を創出することを目的として活動しています。YouTube 公式チャンネル「ポケモン Kids TV」や教育医療機関向け無償イラスト提供サービス「ポケモンイラストラボ」などの企画・運営を担っています。
◎過去の開催館
三笠市立博物館(北海道) 2021年7月4日(日)〜9月20日(月・祝)
島根県立三瓶自然館(島根県)2021年10月9日(土)〜2022年1月30日(日)
国立科学博物館(東京都)2022年3月15日(火)〜6月19日(日)
◎「ポケモンマンホール『ポケふた』」について
『ポケふた』の公開設置について
特別企画展「ポケモン化石博物館」の開催に合わせて、世界的に人気のスマートフォン向け位置情報ゲーム「Pokémon GO」のポケストップになるポケモンが描かれたマンホールの蓋「ポケふた」4枚が、株式会社ポケモンから本市に寄贈いただけることになりました。「ポケふた」の設置は愛知県内では初めてです。これを記念し、豊橋市自然史博物館 自然史スクエアでお披露目として展示いたします。展示終了後、市内各所に設置いたします。
【お披露目展示場所】 豊橋市自然史博物館 自然史スクエア
※ご覧になる場合は、豊橋総合動植物公園入園料が必要です。
【お披露目展示期間】 2022年7月15日(金)14時頃〜7月24日(日)16時30分
【「ポケふた」設置日】2022年7月25日(月)
【「ポケふた」設置場所】
豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)中央門前、豊橋公園内豊橋市美術博物館前、豊橋駅南口駅前広場、道の駅とよはし
◎「ポケモン化石博物館 豊橋開催記念スタンプラリー」について
実施概要
設置した「ポケふた」と特別企画展「ポケモン化石博物館」の会場をチェックポイントとしたスタンプラリーを開催します。オリジナルスタンプを集めた方に、「ポケモン化石博物館」限定グッズを抽選でプレゼントします。「ポケふた」を活用することで、「ポケモン化石博物館」への機運を高め、市内全域で特別企画展「ポケモン化石博物館」を盛り上げていきます。
【期間】2022年7月26日(火)〜11月6日(日)
【台紙配布場所】豊橋観光案内所、スタンプ設置場所、ホームページよりダウンロード
【スタンプ設置場所】豊橋総合動植物公園中央門前、豊橋市役所13階展望ロビー、ホテルアソシア豊橋1階ロビー、道の駅とよはし
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◎『ポケふた』とは
2018 年12 月に鹿児島県指宿市に「イーブイ」のマンホールが設置されたのを皮切りに、現在、全国各地に『ポケふた』が設置され、多くの方が『ポケふた』巡りを楽しんでいます。
今後も、各地の魅力と一匹一匹のポケモンの魅力を国内外に同時に発信することを目指し、引き続き色々な場所に『ポケふた』が設置される予定です。
※設置場所、設置予定日の詳細は『ポケふた』web サイトをご覧ください。
https://local.pokemon.jp/manhole/
(C) 2022 Pokémon. (C) 1995-2022 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
プレスリリース提供:PR TIMES