プレスリリース
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37505/124/37505-124-ed65de7d47629fd5c6532f8f58a71210-2870x1612.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
マイナンバーカード・デジタルIDを活用した自治体や企業の課題解決・新規事業創出を総合的に支援するGovtechスタートアップ、xID(クロスアイディ)株式会社(本社:東京都千代田区、CEO 日下 光 以下xID) は、デジタル庁の提供する「デジタル認証アプリ」を活用したい民間事業者向けの”署名API利用ソリューション”を提供いたします。
これにより、金融機関や通信事業者が、犯収法(※1)および携帯法(※2)に準拠した、マイナンバーカードの署名用電子証明書の利用による身元確認を、従来の「xIDアプリ」と「xID API」、アプリ開発事業者向けの「xID SDK」に加え、「デジタル認証アプリ」を利用して実施可能になります。
※1…犯罪収益移転防止法のこと 参考:警察庁「犯罪収益移転防止法の解説、パブリックコメント」
※2…携帯電話不正利用防止法のこと 参考:内閣府「携帯電話不正利用防止法の本人確認等について」
背景
xIDは、これまでマイナンバーカードをかざして本人確認することで無料で使えるデジタルIDアプリ「xIDアプリ」やオンライン本人認証が実装できるID基盤「xID API」(※)の提供を通して、100社近いパートナー企業と共に、自治体や企業のマイナンバーカード活用支援と、その課題解決に取り組んできました。
※参考…xID公式サイト「xID API」
このたび、2024年6月21日(金)にデジタル庁より「デジタル認証アプリ」の情報が正式に公開されました。 「デジタル認証アプリ」は、マイナンバーカードを使った認証や署名を、安全に・簡単にするための、デジタル庁が提供するアプリです。
この「デジタル認証アプリ」を利用するための、民間事業者向け「デジタル認証アプリサービスAPI」に含まれる署名APIを利用することで、金融機関や通信事業者が、犯収法や携帯法に準拠したマイナンバーカードの署名用電子証明書を利用した身元確認が可能です。
デジタル庁公式ウェブサイトにもある通り、認証APIは無償でご利用いただけますが、民間事業者における署名APIの利用時には、別途公的個人認証サービスを提供する民間事業者との契約(有償)等が必須となります。
署名APIを利用するにあたって必要な手続き
1.公的個人認証サービスを提供する民間事業者と契約し、署名用電子証明書の有効性検証と電子証明書保管の環境を用意する
2.サービスプロバイダ事業者(みなし署名検証者)としての主務大臣への届け出、登録
xIDが提供するサービスの提供範囲について
金融機関や通信事業者が「デジタル認証アプリ」を利用するための”署名API利用ソリューション”を提供します。「デジタル認証アプリ」の署名APIの利用に必要な、署名用電子証明書の有効性検証と電子証明書保管の環境提供に加え、サービスプロバイダ事業者登録を含めた諸手続きについてもサポートします。また、当社のこれまでの自治体や企業のマイナンバーカード活用支援を行なってきた経験を活かし、必要に応じて、利用検討中のサービスへのAPIの実装に関するテクニカルサポートも行います。
サービスの提供範囲についての詳細は、下記の通りです。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37505/124/37505-124-882f596d6a09270c4a61cd07fa2df504-2872x1616.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
機能面・技術面における提供範囲
- 電子署名の検証と、署名用電子証明書の有効性確認(失効情報確認) (※)- 署名用電子証明書のおよび署名値等の保管(犯収法等の省令に準拠した保管対応)
※…プラットフォーム事業者であるNTTデータ社と連携
サポート面での提供範囲
- 公的個人認証サービス利用における大臣認定に係る手続き(サービスプロバイダー事業者としての届出)サービス事業者側サービスへのAPI実装におけるテクニカルサポート
その他
- サービス企画段階での実装や要件定義に関する検討支援など
今後の展開について
マイナンバーカードを活用する手法の選択肢が増えていく中で、今後サービス設計の負担や、複数のIdPを個別に実装するなど、開発実装にかかる事業者の負担増や、要件定義などの複雑化が想定されます。今後当社では、そうしたマイナンバーカードを活用したサービス開発を行う民間事業者の負担を減らせるソリューションの提供も検討しています。
「xIDアプリ」について
「xIDアプリ」は、マイナンバーカードをかざして本人確認することで無料で使えるデジタルIDアプリです。オンライン本人確認や対面でのデジタル本人確認に利用したり、ID一つで便利な官民の連携サービスに簡単・安全にアクセスできます。現在、全国すべての自治体のオンライン引越し手続き(引越しワンストップサービス)でもご利用いただけます。
サービスサイト:https://xid.inc/application/
「xID」の作成手順紹介動画:https://youtu.be/mYx8FQ6WLgY
xID for Developers「xID API」について
誰でも簡単にマイナンバーカードを活用したオンライン本人確認や認証・電子署名が実装できるID基盤です。「xID API」を活用することで、面倒な手続きなしにマイナンバーカードの公的個人認証の仕組みを導入したり、OpenID Connect/OAuth2.0に準拠した認証・認可機能の実装が可能になります。認証/認可・電子署名・E2E暗号化によるマイナンバーの受け取りなど、実装するサービスの利用用途に合わせてAPIをご利用いただけます。また、アプリ開発事業者向けの「xID SDK」も提供しており、ユースケースに応じて自社アプリへJPKIを組み込める「xID SDK」と、外部アプリによりJPKIを利用する「xIDアプリ/API」を選んで利用可能です。
サービスサイト:https://xid.inc/dev/
xID株式会社について
xID(クロスアイディ)は、マイナンバーカード・デジタルIDを活用した自治体や企業の課題解決・新規事業創出を総合的に支援するGovtechスタートアップです。 官民双方で信頼される中立的なデジタルIDソリューションとして、これまで不可能だった企業間や官民の壁を超えた、“信頼あるデータの利活用“をスムーズにし、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会、Society5.0を実現していきます。
xID社コーポレートサイト:https://xid.inc/
xID採用ページ:https://recruit.xid.inc/
xID blog:https://blog.xid.inc/
プレスリリース提供:PR TIMES