プレスリリース
─「デザイン・イネーブルメント」概念の理論構築を目指して
株式会社ゆめみ(本社:京都府京都市、代表取締役:岡 俊行、以下「ゆめみ」)は、執行役員 兼 シニア・サービスデザイナーの本村と、CDO 兼 シニア・プロダクトデザイナーの野々山が、立命館大学デザイン科学研究センターDML(Design Management Lab、チーフ・プロデューサー:八重樫文教授、以下「DML」)の客員研究員に就任したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4930/124/4930-124-eea6095de7a8c3dc160876494a644322-1800x1000.png ]
本村と野々山は、ゆめみで独自に体系化している「デザイン・イネーブルメント」の理論の妥当性を、デザインマネジメント研究における国内第一人者である八重樫教授に協力を仰ぎ、実践的な研究を進めることを目指していきます。
「デザイン・イネーブルメント」とは、デザインが単なる製品開発やビジュアル表現に留まらず、組織戦略やイノベーション、経営全般にわたる影響力を持つことを示す概念です。非デザイナーを含む多くの人々がデザインプロセスに参加し、持続可能で革新的な解決策を生み出すための新たな枠組みを提供します。八重樫教授との共同研究を通じて、デザインの新たな価値創造とその理論的基盤をつくることが期待されます。
ゆめみはクライアントの課題解決やビジネス成長に貢献するだけでなく、デザイン・イネーブルメントの研究や実践を通じて、社会に幅広く価値を提供してまいります。
▼八重樫教授コメント▼
私は、デザインの知をいろいろな場に拡げていきたいと思って日々の研究活動を進めています。デザインによって、ビジネスや社会生活の場でみなさんの「できること」が増え、個々の思い描くビジョンが「実現される」ことを促す「デザイン・イネーブルメント」の考え方は、まさに私のこれまで/これからの研究指針と志を同じくするものです。今回ご一緒させていただき、研究を進めていくことは大変光栄で、今後の展開にとても期待しています。
▼本村 章コメント▼
デザイン・イネーブルメントは、ゆめみのデザイン事業において、支援する顧客企業がデザインをわかるようになる、できるようになる、あたりまえになるというステップを通じて、事業変革や競争力を高めるためのコンセプトとして定めた言葉でした。現在、さまざまなプロジェクトの事例を通じて、実践的な知見が貯まり始めた段階のなかで、国内におけるデザインマネジメント領域の権威である八重樫教授のお力添えをいただき、デザインを企業・組織へインストールするアプローチとして理論化を進めていくことに邁進していきたいと考えております。
▼野々山コメント▼
立命館大学デザイン科学研究センターとのYUMEMIとの共同研究は、フルリモートで勤務しつつ関西で活動している私としても、こうしたデジタル分野のデザインの都市への一極集中の現状に対して意義のある活動だと考えています。さまざまな企業や事業を対象にして、デザインマネジメントの知見を用い、デザインが可能になっていく実践を支え、新しい知の実践の結果として社会に還元できるよう尽力していきたいです。
■就任者プロフィール
本村 章
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4930/124/4930-124-25837e7eb4bf2b0cf8ada802ed4455e8-300x300.png ]
執行役員、シニア・サービスデザイナー。アメリカでコミュニケーションデザインを学び、サンフランシスコのデザインファームで活躍。ゆめみのデザイン事業の責任者を務める。HCD-net認定 人間中心設計専門家。
野々山 正章
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4930/124/4930-124-d5e97e1992c816768cd0a4ce7fd20e5c-400x400.png ]
CDO、シニア・プロダクトデザイナーデザイナー。認知科学・状況論を学び、自動車や家電などの製品の組込みUIのデザインリサーチ、プロトタイピング、デザイン開発手法開発に従事。HCD-net認定 人間中心設計専門家。立命館大学経営学部非常勤講師。
八重樫 文 教授
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/4930/124/4930-124-8c9cb61d7e6992868917986f9e96b705-800x800.jpg ]
立命館大学デザイン科学研究センターDMLチーフ・プロデューサー、経営学部教授。デザインマネジメントとイノベーションに関する研究に従事し、産学連携におけるデザインの役割と価値創造に焦点を当てる。
■DMLについて
立命館大学デザイン科学研究センターDMLは、2010年に設立された研究組織です。デザインマネジメントの理論と実践を統合し、デザインの社会的価値を高めることを目的としています。DMLのビジョンは、「さまざまな知のつながりを、デザインする」です。DMLは、デザインマネジメントの研究、教育、コンサルティング、ネットワーキングの4つの活動を展開しています。
■ゆめみについて
2000年の創業以来、これまで600社以上の企業と共に全世界6,000万MAUに達するWebアプリケーションやスマートフォンサービスを企画開発してきたDX・内製化支援におけるリーディングカンパニーです。サービス企画からデザイン・開発・運用と全てをマルチスティック(幅広い顧客部門に伴走可能)に動き、日本のデジタル部として顧客組織のアジリティを向上させることをミッションにゆめみ自身も日々成長しています。また、圧倒的な成長環境を重視しており、全員CEO、有給取り放題、給与自己決定、勉強し放題、フルリモートし放題、副業し放題などのユニークな制度があります。私達の最終的なミッションとしては法人企業の内製化を実現してコア業務におけるアウトソーシングの時代を終わらせることを目指しています。
■会社概要
社名:株式会社ゆめみ
設立: 2000年1月
資本金:100,000,000円
代表者: 代表取締役 片岡俊行
所在地: 京都府京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地COCON烏丸 4階
事業内容:
・モバイルサービスの企画、開発、運営、コンサルティング
・オムニチャネルを中心としたデジタルマーケティング支援
・スマホアプリ開発(iOS,Android)
・デジタルメディアコンテンツ運用、自社サービス運営 など
URL:https://www.yumemi.co.jp/
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社ゆめみ
E-mail:info@yumemi.co.jp
https://www.yumemi.co.jp/contacts/
プレスリリース提供:PR TIMES