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トーヨーカラー、千葉大学との共同研究成果を日本化学会第104春季年会(2024)で発表

(PR TIMES) 2024年03月05日(火)11時15分配信 PR TIMES

顔料の発色メカニズムを解明、イメージセンサーの更なる高感度化を実現可能に

artienceグループのトーヨーカラー株式会社(代表取締役社長 岡市 秀樹、東京都中央区)は、国立大学法人千葉大学(学長代行 中谷 リ昭)との「キノフタロン黄色色材の結晶構造解析」に関する共同研究成果を日本化学会第104春季年会(2024)で発表いたします。
本研究成果により、要求される分光スペクトルを発現する顔料の分子構造を高い精度で設計することができ、イメージセンサーの高感度化を実現するカラーフィルタの設計が可能になります。
キノフタロン化合物は、鮮明な黄色を呈するため古くから染料や顔料として利用されており、印刷インキをはじめ液晶ディスプレイ、センサーなどさまざまな用途に使われています。しかしながら、その発色の起源となる結晶構造はこれまでほとんど解明されていませんでした。
この度トーヨーカラーと千葉大学は、モデル化合物を用いて単結晶構造解析を行うことにより、結晶構造の観点から顔料の発色のメカニズムを明らかにしました。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/68461/122/68461-122-06ebab149f2c7515a996970dba7bf788-320x218.png ]


これにより、要求される分光スペクトルを発現する顔料の分子構造を高い精度で設計することが可能になり、印刷インキの色合いや液晶ディスプレイの見え方、イメージセンサーの感度をコントロールできる可能性が示されました。特に、イメージセンサーの感度向上には、カラーフィルタの分光スペクトルの制御は非常に効果的と言えます。




[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/68461/122/68461-122-3e18c138f65521bb31df9c830c33a539-305x242.png ]


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/68461/122/68461-122-2250d78070af2111c7ce6c6c458e933e-327x193.png ]

トーヨーカラーは、本研究成果を製品開発に活かし、未来に向けたイメージセンサーの進化に貢献するとともに、心豊かな未来の実現に取り組んでいきます。


・日本化学会 第104春季年会(2024)について
[表: https://prtimes.jp/data/corp/68461/table/122_1_56e59dc6ab3d7c54758dd3bc4857344b.jpg ]



・日本化学会 第104春季年会(2024) 公式ウェブサイト
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/csj104th



プレスリリース提供:PR TIMES

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