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全国の高校生1,200人に聞いた「卒業後の制服」、中学校卒業後も半数以上が制服を保管、3割弱はお下がりなどのリユースへ〜調査レポート「カンコーホームルーム」Vol.217「卒業後の制服とエコ意識」〜

(PR TIMES) 2024年02月27日(火)14時15分配信 PR TIMES

https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom/vol217

菅公学生服株式会社 (本社:岡山市北区駅元町、代表取締役社長:尾崎 茂 以下:カンコー学生服)は毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム 」Vol.217にて、「卒業後の制服とエコ意識」の調査データを公開しました。
 卒業式が終わると、卒業生は制服を着ることがなくなります。制服は学生生活の長い時間を共に過ごした思い出が詰まった服なので、着る機会がなくなっても手放すことを躊躇する人も少なくないようです。
 では、卒業後の着なくなった制服はどのようにしているのでしょうか?今回は、全国の高校生を対象に、中学校で着用していた制服タイプ、卒業後の制服、制服を通じたエコ意識について調査しました。


調査結果サマリー


●中学校での着用制服タイプは、男子は詰襟(学ラン)とブレザー、女子はブレザーとセーラー服が多い
●中学校卒業後も、半数以上が制服を保管、3割弱がお下がりなどのリユースへ
●自分が着ていた制服がエコ活動に役立つことに対しては76.2%が肯定的


まとめ・見解


 環境省が2021年に発表したレポート「SUSTAINABLE FASHION」では、明日から私たちが取り組めるアクションとして、“今持っている服を長く大切に着よう”“リユース(再利用)でファッションを楽しもう”“服を資源として再活用しよう”などが掲げられています。

 今回、全国の高校生1,200人を対象にした調査では、中学校のときに着ていた制服(冬服)のタイプは、男子高校生は「詰襟(学ラン)」(47.3%)と「ブレザー」(46.5%)、女子高校生は「ブレザー」(50.2%)と「セーラー服」(30.8%)が多く着用されていました。高校生に聞いた中学校卒業後の制服は、「今も保管している」(50.7%)、「弟妹・知人などへお下がりで譲った」(20.8%)、「学校・PTAに寄贈した」(5.9%)、「ゴミとして捨てた」(5.4%)、「リユース業者などで買い取ってもらった」(2.0%)、「リサイクル(再資源化)に出した」(1.9%)、「インターネットで販売した」(0.7%)などがあげられ、高校生になった今も制服を保管しているという声が半数を占めていました。また、お下がりや寄贈・リユース業者へ販売などの再使用(リユース)は3割弱みられました。一方で、リサイクル(再資源化)は1.9%に留まりましたが、「自分が着ていた制服がエコ活動に役立つことに対しては、「とてもよい」と「まあよい」をあわせると76.2%が良いことだと肯定的に思っているようです。



 持続可能な未来のためには、Reduce(リデュース=ゴミの発生や資源の消費自体を減らす)、Reuse(リユース=ゴミにせず繰り返し使う)、Recycle(リサイクル=ゴミにせず再資源化する)という3Rが重要とされています。学校制服は長期間の着用に耐えられる丈夫さや、流行に左右されないデザインなどの観点から、サステナブルファッションとして注目されています。未来を担う子どもたちと共に実現するサーキュラーエコノミー(※1)を目指して、「循環型社会」の実現に向けた取り組みが求められています。
※1 従来の3Rの取り組みに加え、資源投入量・消費量を抑えつつ、ストックを有効活用しながら、サービス化等を通じて付加価値を生み出す経済活動であり、資源・製品の価値の最大化、資源消費の最小化、廃棄物の発生抑止等を目指すものです。


調査結果


1.中学校で着用していた制服タイプ
●男子は詰襟(学ラン)とブレザーが多く、女子はブレザーが半数を占めた
 男子高校生が中学校で着ていた制服のタイプは、「詰襟(学ラン)」(47.3%)と「ブレザー」(46.5%)が多く、女子高校生が中学校で着ていた制服のタイプは、「ブレザー」(50.2%)が半数を占め、次に「セーラー服」(30.8%)が多いという結果でした。

Q. あなたが中学校のときに着ていた制服(冬服)のタイプを教えてください。(単数回答)

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85588/121/85588-121-accd2d67809fc9af987618d186785ed7-657x324.png ]


2.卒業後の制服
●中学校卒業後の制服は半数以上が「今も保管している」
 中学校卒業後の制服については、「今も保管している」(50.7%)が半数を超え、次に「弟妹・知人などへお下がりで譲った」(20.8%)、「学校・PTAに寄贈した」(5.9%)といった制服の再使用という回答がありました。また、「ゴミとして捨てた」(5.4%)、「リユース業者などで買い取ってもらった」(2.0%)、「リサイクル(再資源化)に出した」(1.9%)、「インターネットで販売した」(0.7%)などもあげられました。
 
Q.中学校の制服(冬服)は、卒業後どのようにしましたか。(単数回答)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85588/121/85588-121-9deeeb00bb457184cf51f3dddf8aa152-610x318.png ]


3.制服を通じたエコ意識
●制服がエコ活動に役立つことに対しては76.2%が肯定的
 自分が着ていた制服がエコ活動に役立つことに対しては、「とてもよい」(40.8%)と「まあよい」(35.4%)をあわせると76.2%が良いことだと思っていると回答しています。
Q.自分が着ていた制服がエコ活動に役立つことに対しては、どのように思いますか。(単数回答)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/85588/121/85588-121-36bd3936f4b2c74f43cb12d64cfc547e-545x254.png ]



調査概要


・調査主体:菅公学生服株式会社
・調査対象:全国の高校生1,200人
・サンプルサイズ:
[表: https://prtimes.jp/data/corp/85588/table/121_1_d6ddbf8f6a561992e3faabb3e9e891ad.jpg ]


・調査方法:インターネットリサーチ
・実施時期:2024年1月
・調査委託先:ネオマーケティング株式会社
※結果公開URL: https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom/vol217

【菅公学生服株式会社】
1854年(安政元年)創業。学校制服・体操服を通じて、子どもたちと学生生活を支えるすべての人々に寄り添い、さまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニーです。

【カンコーホームルーム】
菅公学生服株式会社が、生徒を取り巻く環境や生徒の意識・ライフスタイルについて多角的に調査・分析し、毎月最終火曜日に、結果を発信している調査レポート。
テーマは、「中高生が着たい制服・体操服」、「部活動で身につく力」、「学校教育とSDGs」など多岐にわたる。調査結果は、当社の事業エビデンスとしてだけでなく、広く一般に公開することで論文や教材、新聞・テレビ番組で引用転載されるなど、多方面でも活用されている。
 発行日:毎月1回最終火曜日更新
 公開方法:WEB https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom
 調査テーマの募集、ご意見・ご要望受付:https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/demand
 引用・転載のお申込み: https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/quotation



プレスリリース提供:PR TIMES

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