プレスリリース
武蔵野美術大学(所在地:東京都小平市/学長:樺山祐和 以下、本学)は、2月17日(土)から20日(火)の4日間、武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス 2Fにて「Creative Robotics展」を開催します。
本展示では、「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、数多くのロボットやIoTプロダクトを企画・開発するユカイ工学株式会社(所在地:東京都新宿区/代表取締役:青木俊介)のCEOであり本学教養文化・学芸員課程教授を務める青木俊介による授業「ロボティクス演習」の中で本学学生が制作した課題作品およびユカイ工学の製品をご覧いただけます。
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武蔵野美術大学×ユカイ工学「Creative Robotics展」
会期:2024年2月17日(土)〜20日(火)
時間:10:00〜20:00
会場:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス 2F(東京都新宿区市谷田町1-4)
出展者:武蔵野美術大学授業「ロボティクス演習」受講生、ユカイ工学
(青木俊介が制作した作品も展示予定)
内容:武蔵野美術大学の授業「ロボティクス演習」内で制作した作品およびユカイ工学プロダクト、メイカソンの展示
入場:無料
授業「ロボティクス演習」について
本学学部1年生から4年生までを履修対象とし、ロボティクスの基礎知識とプロトタイピングツールの扱い方、各種センサーやアクチュエーターの使用方法について演習方式で学ぶ演習形式の授業。各自でロボティクスを活用したインタラクティブな作品の制作を行いながら、電子回路・メカのプロトタイピングについて実践的なノウハウを身に着けることを目的としています。
ユカイ工学では、ロボットとは「ココロを動かす機械」である、と定義しており、見た目や触り心地、動きの生きものらしさといった「表現としてのロボティクス」に注目した製品づくりを一貫して行ってきました。「表現としてのロボティクス」では、既存の機械工学とはアプローチが違い、プロトタイピングを繰り返す中で、そばにあるだけで心癒されたり、見ているだけで気持ちが和んだりするような、人の感性や情緒に触れる表現をいかに作り出すかが重要となってきます。それはまさに美大生のクリエイティブな感性が活かされうる領域です。
近年、この「表現としてのロボティクス」の領域は国際的にも注目され、「Creative Robotics」と呼ばれはじめています。
今回の展示では、この「Creative Robotics」というタイトルのもと、ユカイ工学の製品や未発売のプロトタイプの他、「自分の欲しいパートナーロボット」をテーマに本学学生が授業内で制作した課題作品を展示します。
クリエイティブを発揮したパートナーロボットたちの展示をぜひご覧ください。
講義の様子はこちら
https://note.com/ux_xu/n/n59ae30091f53
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授業で完成した作品例
関連イベント
■トークショー「ブリコラージュとプロトタイピング」
豊橋技術科学大学の教授であり、著書『弱いロボット』などを手がける岡田美智男氏をお招きして、「ブリコラージュとプロトタイピング」をテーマにトークショーを開催します。試行錯誤を繰り返しながら、心を動かすモノづくりを行うプロセスの大切さや、人とロボットの関係性などについてのトークセッションです。
開催日時:2024年2月17日(土)14:00〜15:30
会場:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス 2F 共創スペース
参加:無料
定員人数:30名
トークショー参加申し込みはこちら:http://ptix.at/Aop2YU(当日参加可能)
【登壇者紹介】
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豊橋技術科学大学 情報・知能工学系 教授 岡田 美智男
NTT基礎研究所情報科学研究部、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)などを経て、2006年より現職。他者との関係性を志向する〈弱いロボット〉の研究など、ヒューマン・ロボットインタラクション、ソーシャルロボティクス、コミュニケーションの認知科学に興味を持つ。
主な著書に、『ロボット 共生に向けたインタラクション』(東京大学出版会)、『〈弱いロボット〉の思考 わたし・身体・コミュニケーション』(講談社現代新書)、『弱いロボット』(医学書院)、『ロボットの悲しみ コミュニケーションをめぐる人とロボットの生態学』(新曜社)などがある。
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ユカイ工学 CEO ・武蔵野美術大学教授 青木 俊介
東京大学在学中にチームラボを設立、CTOに就任。その後、ピクシブのCTOを務めたのち、ロボティクスベンチャー「ユカイ工学」を設立(現代表取締役)。2015年よりグッドデザイン賞審査委員。2021年より武蔵野美術大学教授を務める。
共感するファミリーロボット「BOCCO emo」、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」、エデュケーションシリーズkurikit「ユカイな生きものロボットキット」、やみつきたい体感ロボット「甘噛みハムハム」などを発表。
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ユカイ工学 CDO 巽 孝
大学卒業後、豊橋技術科学大学岡田研究室にてロボットのデザインを手がける。その後、デザインオフィスnendoを経て、2014年よりユカイ工学に参画。BOCCO、BOCCO emoのチーフデザイナー。その他受託開発も含めてロボットやIoT製品のデザイン、ディレクションを数多く行う。
■ワークショップ「ウゴクブロックを触ってみよう」
作ってすぐに動かせるブロックキット「ウゴクブロック」を使った体験ワークショップを開催します。
開催日時:2024年2月18日(日)
【午前の部】11:00〜12:00、【午後の部A 】13:00〜14:00、【午後の部B】15:00〜16:00
会場:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス 2F
参加:無料
対象年齢:6歳〜(大人の方もご参加いただけます)
ご予約受付〆切:2024年2月17日(土)23:59まで(当日参加も可能です)
ワークショップの申し込みはこちら:https://forms.gle/trF3hHpXGJdx5Jtq7
武蔵野美術大学
本学は、1929年に創立された「帝国美術学校」を前身とし、「教養を有する美術家養成」「真に人間的自由に達するような美術教育」を教育理念に掲げ、これまでに7万人以上の卒業生を社会に輩出してきました。造形学部と造形構想学部の2学部に、絵画、彫刻からデザイン、建築、映像、芸術文化、社会課題解決まで、美術・デザインの広がりをもつ12学科を擁します。
本展示には、本学授業「ロボティクス演習」を受講した学生が参加します。
ユカイ工学株式会社について
ユカイ工学は、自社製品開発で培ったコミュニケーションデザイン、ロボティクス、IoTを強みとし、企業の製品・サービスの開発を支援しています。コンセプトや製品のデザイン、ハードウェア設計、アプリ・ソフトウェア開発、量産支援、クラウドファンディングに至るまで、インハウスで行っているため、企業の発想を速やかに形にすることが可能です。
本件に関するお問い合わせ先
武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス事務室
ichigaya_campus@musabi.ac.jp
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