プレスリリース
〜男性は昨年より約1,500円減少、女性は80円の微減〜
当行は、20代から50代の有職者の男女約2,700名を対象にした「2024年会社員のお小遣い調査」を実施し、その結果を取りまとめました。
「2024年会社員のお小遣い調査」結果の主なポイント
【お小遣い額(毎月の平均額)】 男性会社員は39,081円(前年比1,477円減)。女性会社員は34,921円(前年比80円減)。
【昼食代】 男性会社員は709円(前年比85円増)。女性会社員は694円(同、2円減)。
【1ヵ月の外での飲み代】 男性会社員は13,533円(前年比317円減)。女性会社員は9,791円(前年比217円増)。
【昼食代の支払い手段】男性・女性会社員ともに「現金」がトップで、次いで「QRコード決済」となる。「QRコード決済」が「クレジットカード」を上回った。
〜2024年トピックスとして〜
【新NISA認知】 男性・女性会社員ともに新NISAの認知は7割半ばで、20代の認知がやや低い傾向。
【投資開始意向】(新NISAを知っているが投資をしていない方の)新NISA口座での投資意向は、男性・女性会社員で4割前後。
【物価高の影響】 男性・女性会社員ともに、物価高の影響を感じている人が8割強で、年代が高いほど物価高の影響を感じている人が多い。物価高対策で支出を減らしている費用のトップは、男女ともに「食費」。
□【お小遣い額(毎月の平均額)】 男性会社員は前年比減で39,081円になり、女性会社員も前年比減で34,921円となった
男性会社員の月額平均お小遣い額は、39,081円と前年比1,477円の減少となりました。昨年は2010年以降、二度目の40,000円台となりましたが、上昇トレンドとならず、今年は以前の水準に戻り4万円を下回っています。男性会社員の年代別では、20代・40代で大幅に減少し、一方50代で大幅に増加するなど、世代間で差が出る結果となりました。この1年間のお小遣い額の変化では、変化があった男性会社員は「アップした」が8.9%(前年は6.9%)、「ダウンした」が10.4%(同、9.8%)と、ダウンした会社員の割合が前年よりも高い結果となりました。
一方、女性会社員のお小遣い額は、前年より80円減少し、34,921円となり、男性会社員よりも減少幅が少なく、ほぼ昨年と同水準となりました。年代別では20代が最も高く40,578円と男性会社員の20代の平均額とほぼ同水準となりました。
□【昼食代】 男性会社員は85円増加・女性会社員は2円減少となり、男女ほぼ同額
男性会社員の1日の昼食代は、前年の624円から85 円増加し、709円となり調査開始の2010年以降初めて700円台を超えました。年代別にみると、30代で749円と最も高くなっております。
女性会社員の1日の昼食代は、前年の696円から2円減少し、694円となり、前年とほぼ同水準となりました。
男女ともに持参弁当の割合が最も高く、男性で36.7%、女性で53.5%を占める結果となりました。
□【1ヵ月の外での飲み代】 男性会社員は前年から317円減少、女性会社員は前年から217円増加する結果に
男性会社員の1ヵ月の外での飲み代は、13,533円(前年比、317円減)、女性会社員は9,791円(同、217円増)と、男女ともに前年とほぼ同水準となりました。
□【昼食代の支払い手段】 「現金」がトップ。「QRコード決済」が「クレジットカード」を上回る結果に
男性会社員の昼食代の支払い方法は、「現金」が65.3%で最も高く、「QRコード決済」36.9%、 「クレジットカード」36.2%と続きます。女性会社員の昼食代の支払い方法は、「現金」が64.0%で最も高く、「QRコード決済」46.8%、「クレジットカード」36.8%と続きます。前年と比較して、男性会社員の「現金」使用が6.4%ほど減少し、特に20代では6割を切る結果となりました。
□【新NISA認知】 男性・女性会社員ともに新NISA認知は7割半ばを過ぎている
新NISA認知について、男性会社員は「知っている」が76.5%、女性会社員は75.1%とほぼ同水準。性年代別でみると、男女ともに20代で認知がやや低めの傾向となりました。
□【投資開始意向】 (新NISAを知っているが投資をしていない方の)新NISA口座での投資開始意向は男性・女性会社員で4割前後
老後資金について、男性会社員の投資開始意向は39.7%、女性会社員は42.0%となります。もっとも投資開始意向の高い層は女性20代で52.6%と半数を超えています。一方、男女ともに50代は投資開始意向が低めで3割前後となっております。
□【物価高の影響】 男性・女性会社員ともに、物価高の影響を感じている人が8割強
物価高の影響を「負担を感じている(計)」は男性会社員が82.4%、女性会社員が85.7%とほぼ同水準です。年代別にみると、男女ともに年代が高いほど、物価高の影響を感じる割合が高まる傾向にあります。特に50代女性会社員は「とても負担を感じている」が67.1%とどの性年代よりも物価高の影響を受けている様子が伺えます。物価高対策で支出を減らしている費用は男女ともに「食費」がトップとなりました。男性会社員は「外食費」29.0%、「娯楽・レジャー費」26.1%と続きます。女性会社員はお小遣いの使いみちとして上位項目にあがっている「身だしなみ」や「ファッション費用」と関連して、「衣服費」「美容費」の節約をしている割合が高くなっています。
本調査の詳しい調査結果については、別添「2024年会社員のお小遣い調査詳細レポート」をご参照ください。
https://corp.sbishinseibank.co.jp/ja/news/news/20240628/main/04/teaserItems1/0/linkList/0/link/230628_okozukaiSurvey_j.pdf
【調査概要】
・調査期間 2024年4月12日〜4月15日
・調査機関(調査主体) 株式会社マクロミル
・調査対象 全国の会社員(正社員・契約社員・派遣社員)、パート・アルバイト
・有効回答数(サンプル数)男女20〜59歳 2,718名
・調査方法(集計方法、算出方法)インターネット調査
以 上
プレスリリース提供:PR TIMES