プレスリリース
大正大学(学長:高橋秀裕、所在地:東京都豊島区)の社会・地域貢献に関する科目「サービスラーニングII-D(すがもプロジェクト キャンパス農園運営チーム)」(担当教員:古田尚也教授)で栽培しているサツマイモが、東京都中央区銀座でミツバチを養蜂するプロジェクトである「銀座ミツバチプロジェクト(以下、銀ぱち)」が毎年開催している「第4回Imolympic2021」(※)の畑部門において、優勝しました。
(※)Imolympic…ImoOCが主催する屋上緑化サツマイモ収穫大会。「Imolympic憲章:屋上緑化と芋焼酎「銀座芋人」で循環する緑化活動をめざす」にもとづき、屋上およびその敷地内でサツマイモを栽培し、収穫を競っています。今年で4回目の開催となります。
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■背景
大正大学は2015年度「グリーンインフラによる持続的な国土構築に関する可能性調査」(JSTフューチャー・アース構想の推進事業、研究代表者:島谷 幸宏)に参加したことをきっかけに、キャンパスのある巣鴨を中心とした都市型のグリーンインフラの実装に取り組み始めました。緑や空地の少ない大都市において、どのようなグリーンインフラが実装可能かを検討する中で、銀座ミツバチプロジェクトの「銀座芋人」プロジェクトと出会いました。2016年からその活動に参加し、本学で収穫したサツマイモを提供しています。当初はたった10個のプランターで始まったキャンパスでのサツマイモ栽培ですが、今では巣鴨キャンパス校舎屋上などで約100台のプランターでの栽培を行っています。
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■すがもプロジェクト
「キャンパス農園運営チーム」すがもプロジェクトは、大正大学が位置する巣鴨のまちを中心に活動を展開しています。学生が主体的に関わり、地域ボランティアやフィールドワークを実践しながらテーマを持った学生と地域の人々が共に学ぶ発展的共通教育です。そのプロジェクトの中の「キャンパス農園運営チーム」は、巣鴨キャンパス校舎屋上などにプランターを設置して、さまざまな野菜の栽培を行っており、サツマイモも育てています。今年から収穫したサツマイモを原料として、焼酎「巣鴨芋人」を製造する計画をしています。
■銀座ミツバチプロジェクト屋上緑化を推進するために、養蜂活動の他、さつまいも栽培に取り組んでいます。銀座ミツバチを中心とした各地の協力企業等の屋上や、福岡の福祉作業所が作ったサツマイモを原材料にした焼酎「銀座芋人(いもじん)」を福岡県豊前市の後藤酒造で作っています。地域活性化x環境保全x福祉に貢献しています。
◆大正大学
大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年(1926)の創立時に本学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の理念です。建学の理念のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。また、令和2年度文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に本学の推進する「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」が採択されました。公式HP:https://www.tais.ac.jp/
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プレスリリース提供:PR TIMES