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Appier、マレーシア家電量販店 Senhengの顧客獲得率、大幅改善へ

(PR TIMES) 2022年04月12日(火)11時15分配信 PR TIMES

AI データサイエンティスト『AIXON』 新機種スマートフォンの購買率を2.8倍に向上

「AI x デジタルマーケティング」で人工知能が本領発揮
Appier(エイピア)は、マレーシアの大手家電量販店 Senheng が実施したスマートフォン新機種販売キャンペーンで、Appierのデータサイエンスプラットフォーム『AIXON』(アイソン) を実装したAI x デジタルマーケティング手法により、新機種の購買率が2.8倍に向上したことを発表しました。
(マレーシア、クララルンプール発表:2022年3月17日)

AIXON は人工知能 (AI) の予測機能で顧客をターゲット選定するため、条件やルール付けで行う従来のターゲット設定とは一線を画しています。AIXONの実装により、Senheng 全体の売上高は12倍と大幅な売上改善となり、AIテクノロジーの本領発揮とも言える好例となりました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/25921/118/resize/d25921-118-addf28172f1f5261e3cd-2.png ]

Senheng はまず、オンラインと実店舗の顧客ターゲット層へのアプローチを、AppierのAIソリューションで刷新しました。そして、品揃え豊富な電化製品の販売に、AI予測で精査された顧客リストを活用することで、購買率や売上高を飛躍的に向上させることに成功しました。

特に、スマートフォンの新機種販売に関しては、新製品を販売する際に必要とされる過去の購買データが足りず、顧客を上手くターゲティング出来ないという課題がありましたが、AIXONがオンラインと実店舗の両方で集積された膨大なデータを統合し、高度な自動機械学習を行った結果、適正な顧客層を選定することが出来ました。これは、AIXONのAI予測モデルが、新機種ブランド、価格、カテゴリー等の項目において、類似性の高い既存販売製品に関連するデータを利活用したためです。AIで精査された顧客リストにアプローチすることで、従前のマニュアル操作で選定した顧客リストに比べ、購買率を2.8倍に向上することが出来ました。

AIXONのソリューションは、新製品を購入する可能性のある顧客を予測し選定するために、様々なパラメーターを用います。例えば、商品カテゴリー別購入履歴、ブランド名別購入履歴、購入頻度、メンバーシップ等の会員登録状況、商品保証の有無等です。これらを用い精査された顧客リストにアプローチすることで、特にテレビ、冷蔵庫、掃除機に関するEメールマーケティングでのクリック率や、Eメール開封率を30%改善しました。また、SMSでのクリック率も50%改善し、売上高を12倍に向上させることに繋げています。

Senheng はさらに、Appierの『BotBonnie』(会話型プラットフォーム)を2022年3月から導入し、Senheng のファーストパーティーデータ(自社で収集されたデータ等)を最大限活かすことで、マーケティング活動の効果を総合的に高めています。この会話型プラットフォーム BotBonnieを ’AI x デジタルマーケティング ‘ に実装するメリットは、複数のオンライン販売チャネルで交わされた顧客のメッセージの意向や目的、情報などを迅速に分析することができる点です。オンラインへ流れる顧客のニーズに即座に訴求することで、顧客の購入意思を予測し、複数販売チャネルでの販売力を高め、売上高の向上を達成しています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/25921/118/resize/d25921-118-b2a18dc3e256911bee21-1.png ]


Senheng シニアバイスプレジデントのWong Che Hoe氏コメント:
「Senhengでは、お客様に最高のショッピング体験をご提供できるよう、常に最善を尽くしており、Appierのソリューション導入もその一環となります。Appierの顧客データプラットフォームやAIテクノロジーを用いることで、実店舗でもオンラインショッピングでも、お客様一人ひとりの行動傾向や趣向をより良く理解することができますので、私たちの思いに近づけていると思います」。

Appier エンタープライズ部門、バイスプレジデントのHong Chia How氏コメント:
「Appierはお客様目線でイノベーションを起こすことを重んじております。顧客企業がビジネス課題に取り組む際、私たちのデータ分析が経営判断を後押し、2.8倍もの購買率改善に寄与出来たことは、非常に喜ばしいことです。Senheng様との将来の協業も楽しみにしております」。


【Senhengについて】
Senheng は、1989年に創業したマレーシア大手家電量販店です。マレーシア国内に100店舗以上を有し、様々なECサイトを通した販売も行なっています。電化製品の取扱いは有名ブランドを含み280ブランドにのぼり、デジタル製品、オーディオ、家電等、多数の製品を販売しています。パンデミックの影響下で、DXにいち早く取り組んだ当社は、新しいリテーラーのモデルケースとして、最高の顧客体験を追求しています。顧客基盤は300万の ’PlusOne’ ロイヤリティー会員です。詳細はこちらhttps://senheng.com/


【Appier Group について】
将来の事象を予測する高度な人工知能(AI)を開発・提供し、企業がデータ主導の意思決定で、戦略的に成長し成功することを支援している「AIxSaaS」カンパニーです。2012年にAIネイティブ企業として台湾で設立後、誰でも簡単に使えるAIの実用化を目指しています。現在、アジア太平洋地域、米国、欧州に17拠点を置き、グローバルで事業を拡大しています。東証グロース上場<証券コード4180> https://www.appier.com/ja/   



プレスリリース提供:PR TIMES

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