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イノベーションを生むのに必要なのは評価よりも応援。『応援型』事業プレゼンイベント「Beyondミーティング」3年半毎月開催の実績に基づく運営マニュアルを無償公開

(PR TIMES) 2022年05月23日(月)16時15分配信 PR TIMES

企業とNPO11社によるコンソーシアム「and Beyond(アンド ビヨンド)カンパニー(事務局 NPO法人ETIC.)、以下aBC」は、2018年の発足当初から毎月開催してきた『応援型』の事業プレゼンテーションイベント「Beyondミーティング」の運営ノウハウをマニュアル化し、専用サイト上で無償公開しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/12113/117/resize/d12113-117-24a1b9dcf9c6c0c7e6b6-3.png ]

aBCは「意志ある挑戦が溢れる社会を創る」をミッションに掲げ、様々な活動を展開しています。「Beyondミーティング」はその中核となる月次イベントで、毎回、地域課題解決や新しい価値創造につながる事業に取り組む個人が登壇。その発表内容をもとにイベント参加者全員でブレーンストーミングを行うものです。カマコン*1に影響を受けてアレンジする形で開催を始め、2018年1月の第1回から2022年3月の第42回まで、延べ209人が登壇、2015人が参加してきました。

この「Beyondミーティング」最大の特徴は、通常のビジネスプランコンテストなどと違い、登壇者の取り組みを「評価」するのではなく「応援」することにあります。イノベーションの創発には、新しい挑戦に対して「批判」ではなく「応援」するスタンスで向き合う文化が不可欠だと、私たちは考えるからです。

回を重ねるうち、本イベントに参加した企業人や団体職員の中からBeyondミーティングの運営に自発的に参画する人たちが現われ、さらに「自組織でも同様のイベントを自主的に開催し、応援し合う文化の醸成を通じた組織活性化に活かしたい」という声が上がるようになったことから、aBCとしてこれまでに24団体42回の開催サポートも行ってきました。

このたび、この“応援しあう文化”をさらに多くの組織へと広げたいと考え、3年半の「Beyondミーティング」運営のノウハウを細部にわたってマニュアル化し、どなたでもお使いいただけるよう専用サイト上で公開しました。企画から開催までのフロー、進行スライドや案内文雛形等の各種ツールをダウンロードできます。

■Beyondミーティング運営マニュアルサイト:https://sites.google.com/view/bm-manual


同時に、これまでの開催実績や効果、企業や地域団体での自主開催事例をまとめた「Beyondミーティングリサーチペーパー」もリリースしました。この内容もマニュアル類と同様、オープンソースとして全て無償でお使いいただけます。

■Beyondミーティングリサーチペーパー:https://bm.andbeyondcompany.com
 (ページをスクロールすると、右上に表示される「紹介資料はこちら」ボタンからダウンロードできます)
[画像2: https://prtimes.jp/i/12113/117/resize/d12113-117-4998be6fd1c2ef739bd2-6.jpg ]


[画像3: https://prtimes.jp/i/12113/117/resize/d12113-117-bb19f56bc6ffc769997b-4.jpg ]

*1 カマコン:https://kamacon.com
鎌倉から始まった、まちの活性化を楽しみながら行う活動。「この街を愛する人を全力支援」をコンセプトに、参加者は「ぜんぶジブンゴト」の気持ちで地域の取り組みを応援する。Beyondミーティングはカマコンの型をカスタマイズしており、応援やブレストを大事にする価値観もカマコンに由来している。

■andBeyondカンパニー(aBC)とは https://andbeyondcompany.com/
aBCは企業とNPOによるコンソーシアムで、様々な分野でイノベーションをリードする以下の11社が参加しています。これら参加企業の担当者が、イノベーションを生み出す環境づくりのため、組織の垣根を超えて応援しあう一体感のある組織という意味で、「カンパニー」と命名しました。aBCは「Beyondミーティング」のほかにも、コンソーシアム参加企業同士が連携して社会実験に取り組むプロジェクトや、参加企業間で社長を「交換」して若手社員と交流するプロジェクトなどを実施しています。

【aBC参加団体(順不同、2022年4月現在)】
セイノーホールディングス株式会社、ロート製薬株式会社、マネックスグループ株式会社、ヤマハ発動機株式会社、株式会社竹中工務店、江崎グリコ株式会社、アビームコンサルティング株式会社、PwCコンサルティング合同会社、株式会社フェリシモ、株式会社YUIDEA、日本郵政株式会社、NPO法人ETIC.

■これまでにBeyondミーティングを自主開催した企業・団体のコメント
「社内での議論を活発にすること、誰がどのようなプランを持っているのかを知り、部署を越えて横のつながりをつくることを目的に開催しました。社員のエンゲージメントを向上させるといった会社として大事な部分をケアできることも、応援の場を設ける良さだと思います」(江崎グリコ株式会社 李美羅さん)

「PwCの社員がプロボノに取り組むためのきっかけを作ること・参加者に自分と同じような関心をもった人・NPO団体とのネットワークを創出するための機会としていただくことを目的に、Beyondミーティングを開催しました。実施後には、プロボノのきっかけづくり、ネットワーキング創出の機会となったという意見をいただきました。実際に、イベントをきっかけにプロボノに参加する社員も一定数いました」(PwCコンサルティング合同会社 岡本茉莉子さん)

「毎年表彰している『STI for SDGs』アワード受賞者の方に対し、活動成果を普段接するコミュニティとは別の地域の一般社会人・学生の方に展開してフィードバックを得るとともに、登壇者の取り組みが他地域へ水平展開されるきっかけを提供したいという想いでBeyondミーティングを開催しました。受賞者から、普段接する機会がない人と接点が出来たことで気づきを得られた、楽しかったという言葉をいただけており、実施したことの意味はあったと思っています」(国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 藤岡貴美さん 関本一樹さん)

■aBC事務局(NPO法人ETIC.)倉辻悠平のコメント
「ETIC.は長年、起業家型リーダーを輩出してきました。しかし中には、新しい挑戦が周囲から批判を受け、孤独を感じ、気持ちが折れてしまう例も少なくありません。イノベーションを生み続けるには組織や社会の文化を評価型から応援型に転換する必要があります。3年半にわたり毎月Beyondミーティングを開催してきて、応援の姿勢がいかに挑戦する人を勇気づけるかが実証されています。この文化をさらに多くのセクター・地域の方々に広げていくため、Beyondミーティングのフォーマットを活用いただきたいと考えています」

[認定NPO法人ETIC.(エティック)について] https://www.etic.or.jp/
新しい事業づくりを通して社会課題解決に挑戦する起業家型リーダーを育成するNPO法人。企業やNPOで学生が事業の成功に貢献する「長期実践型インターンシップ」(97年〜)、日本初の社会起業家を志す若者の事業プランコンペティション「STYLE」(02年〜)、社会的事業を立ち上げる若者を支援する「社会起業塾イニシアティブ」(02年〜)、地域に根付いた若者の挑戦機会を創り出す事業を応援する「チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト」(04年〜)など、現在では全国70地域で人材育成プログラムを実施。東日本大震災を受け、「震災復興リーダー支援プロジェクト」も開始(11年〜)。これまで約11,000名の若者たちが変革・創造の現場に参画。1800名以上の起業家を輩出。



プレスリリース提供:PR TIMES

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