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NearMe、日の丸交通との「シェア乗りサービス」の予約・運行を本日より開始

(PR TIMES) 2023年12月21日(木)14時45分配信 PR TIMES

東京6区内を乗車地とし、東京駅を中心とした半径約20Km圏内をサービス提供エリアに設定。夜間から早朝時間帯での時間を限定した「ナイトシャトル」として運行スタート

移動の課題に取り組むソーシャルデザインカンパニーの株式会社NearMe(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高原幸一郎、以下:ニアミー)と、日の丸交通株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:富田和孝)は、シームレスな移動体験を実現するためのタクシーの「シェア乗りサービス」を本日、2023年12月21日(木)より、夜間から早朝時間帯に限定したナイトシャトルとして予約・運行を開始します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31733/114/31733-114-e2b9961114369ce0d1e8371d6e6265ae-1200x630.jpg ]

サービス開始の背景


ドライバーを除いて最大9名が乗車できるタクシーにおいて、現在、タクシーの平均乗車率は約40%、乗車平均人数は1.3人※1となっており、タクシーが持つ輸送能力を生かし切れていない状況にあります。また、タクシー業界は現在、深刻なドライバー不足問題を抱えており、タクシードライバーの数は減少の一途を辿っています。ここ15年では約40%が減少※1、近年では2019年3月末時点の約27万人から2023年3月末時点で約22万人へと4年間で約20%の減少※1しています。
さらに、東京23区・武蔵野市・三鷹市における1日あたりの配車依頼に対する完了率は約90%※2、時間帯によっては80%を切ることもあり、ドアツードア交通を担うタクシーの供給量が減少傾向にあることで、好きな時に好きなところに行けない、という移動の課題が生まれてきてしまっている状況です。
その一方で、インバウンドの急回復により観光を中心に移動に対する需要増が予想されるため、更に、タクシーの需給バランスが崩れてしまうことが予想されます。加えて、電車や路線バスが運行していない夜間・早朝の時間帯はタクシーが代表的な移動手段となりますが、空車のタクシーを見つけることも難しく、移動がままならない“タクシー難民”が発生してしまうこともあります。
今回、日の丸交通とニアミーが展開する「シェア乗りサービス」は、夜間・早朝における移動の需給バランスへの対応を目的に、東京6区内(千代田区・中央区・江東区・新宿区・渋谷区・港区)を乗車地とし、東京駅を中心とした半径約20km以内を運行エリアに設定しています。タクシーのシェアサービス「NearMe」を活用し、1つの車両を複数組でシェアする「ライドプーリング」によって、“タクシー難民”を減らすことを目指します。また、本サービスは、通常のタクシー料金の最大50%の金額で移動ができるため、利用者の費用負担軽減も実現します。さらに、運行事業者にとっても、1回あたりの運行距離が長くなることで生産性向上の寄与につながり、事前予約制とすることで運行計画を立てやすくなるだけでなく、タクシードライバーにとっても都市部と移動先の往復が少なくなることで肉体的負担の軽減にもつながります。
※1「TAXI TODAY in 2023」よりニアミーが試算。法人のみ。 
※2 日の丸交通株式会社実績(2023年11月)
「シェア乗りサービス」概要


[表: https://prtimes.jp/data/corp/31733/table/114_1_ae69f5320ba23f7111b7718bb7aed6d6.jpg ]

<「シェア乗りサービス」運行エリアマップ>
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31733/114/31733-114-95fa822b77acb42b4e634e2d6e79c742-850x506.png ]

※2023年12月21日(木)時点。内容が変更となる可能性があります。詳細はサービスサイトをご確認ください。
日の丸交通株式会社 代表取締役 富田和孝 コメント


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31733/114/31733-114-8bd6ff01cc53d01b44889333017281f5-2736x1824.jpg ]

ニアミー様の「シェア乗りサービス」は、タクシー業界に革新的な変化をもたらす可能性があり、サービスが開始されることを大変うれしく思います。最近、タクシーの空車不足よりライドシェア解禁論が話題となっていますが、1台の車両で複数の利用者が同乗する 「シェア乗りサービス」を促進し、タクシーの実車率を上げることで、空車不足の問題解決に繋がる1つと考えています。
特に深夜早朝はタクシーの運行が切り替わる時間帯であり、運行車両が少なくなります。「シェア乗りサービス」を通じ、お客様からの配車依頼により効率的に対応でき、お客様の満足度向上に貢献する取り組みをニアミー様と共に進めていきます。サービス開始時は時間とエリアが制限されていますが、将来的には時間やエリアに制約のないサービスに進化させることを期待しています。
株式会社NearMe 代表取締役社長 高原幸一郎 コメント


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31733/114/31733-114-15f97d9878444add21ef86d6aafaeadf-1067x775.jpg ]

ライドシェアに代表される様々な議論において、日本の移動課題解決のために求められるのは「輸送量を増やす」ということだと考えています。ニアミーは、「輸送量を増やす」ためのアプローチとして、タクシー車両そのものを増やし、呼んだら来るタクシー(輸送車両)の絶対数を増やす『ライドヘイリング』だけではなく、1つの車両を複数組でシェア乗りする『ライドプーリング』によって、既存の資産を有効活用する「質」の観点からのアプローチによって課題解決に貢献していきたいと考えており、この「質」の観点からのアプローチを日の丸交通様と具体的な実行フェーズに入っていけることを大変うれしく思っています。
ニアミーを創業する前から「終電を迎えた駅のタクシー乗り場に長蛇の列ができ、なかなかタクシーに乗ることができずに、家に帰るのがさらに遅くなってしまう」という移動の課題を一生活者として感じていましたし、私と同じような経験は人生の中で誰もが一度は体験したことがあるのではないでしょうか。
運行を担っていただく日の丸交通様とともに、輸送量を増やす手段としてタクシーの“シェア乗り”があることをより多くの皆様に知っていただくだけでなく、 “シェア乗り”が当たり前の選択肢となることを目指していきます。その結果、利用者と事業者の需給バランスが整い、街全体の移動がなめらかになっていくことで、ユーザーの方々はもちろん、日の丸交通様をはじめとしたタクシー事業者様、そして地域全体にとってそれぞれメリットを感じることができる「三方良し」の世界を実現していきたいと考えています。
「日の丸交通」について


日の丸交通株式会社は、73年の歴史を持つ日の丸自動車グループの中核企業として、タクシー・ハイヤー事業を展開しております。「腕よりも心で運転」をビジョンとし、タクシー・ハイヤー業界に様々なイノベーションを起こし、安全とサービスの両立を目指しております。近年、急増するインバウンドと懸念される人手不足へのアプローチとして、「テクノロジー」「ダイバーシティ」「ヘルスケア」という三つのテーマを推進し、公共交通機関の一翼を担うタクシー・ハイヤー業界の発展に貢献して参ります。
「NearMe」について


「NearMe」は、独自のAIを活用した最適なルーティングで、出発地から目的地までの移動をドアツードアで結ぶタクシーのシェアサービスです。その中でも、空港とその周辺の都市部を結ぶ空港送迎型のエアポートシャトルサービスは、2019年8月のサービス開始よりこれまで延べ60万以上の方々にご利用いただいています。 現在は、全国15の空港※1(成田国際・中部国際(セントレア)・関西国際・大阪国際(伊丹)・東京国際(羽田)・新千歳・福岡・北九州・那覇・旭川・帯広・青森・仙台・南紀白浜・徳島)と、空港周辺の都市部でご利用いただくことができます。対象エリアであれば、出発地となるご自宅から空港、そして空港から最終目的地まで一気通貫でつながるため、公共交通機関の乗り換えがなくなるなど、ストレスフリーな移動体験を提供することができます。また、貸切送迎サービスや、東京都と千葉県全域のゴルフ場と東京都23区内を結ぶゴルフシャトルなど、シチュエーションに応じて様々な移動のニーズに対応するための各種サービスを展開しています。
その他にも、スポーツ観戦における移動をスムーズにし、スタジアム周辺の渋滞によるCO2排出や排気ガスによる環境問題、交通事故など様々な地域課題解決を目指した『スタジアムシェアタクシー』※2や、秋田県美郷町の観光二次交通の課題解消を目指した『ミズモシャトル』※2など、地域ごとの交通課題解消を目指した様々な実証事業を行っています。
※1 2023年12月時点。旭川空港、帯広空港、仙台空港は貸切送迎サービスのみ。
※2 実証事業は終了しています。
会社概要


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31733/114/31733-114-c5ef06569abe778c820aa4d763ae1730-2326x943.png ]

会社名 :株式会社NearMe
所在地 :東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T.日本橋富沢町
代表者 :代表取締役 高原幸一郎
設立  :2017年7月18日
URL :https://nearme.jp/

移動の「もったいない」を解決し、1人でも多くの人が、自由に移動でき、住みたい街に住み続けられる社会を実現することをミッションに掲げ、まずは、リアルタイムの位置情報を活用して地域活性化に貢献するマッチングプラットフォームになるべく、シェアリングエコノミーのMaaS領域から事業活動をスタート。
2019年8月より空港送迎型のエアポートシャトルを運営し、独自AIを発展させ、ルーティングの最適化技術を発展。この技術を活用し、不特定多数ではなく、少人数かつ誰が乗車したか追跡できる方法で活用していただける街中相乗りサービスなどを展開しています。なお、ニアミーは、2023年4月、経済産業省が行政との連携実績のある企業を中心に事例を紹介する「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」に掲載。週刊東洋経済(発行:東洋経済新報社)の『「すごいベンチャー100」2023年最新版』、日経クロストレンド(発行:日経BP社)の「未来の市場をつくる100社【2024年版】」にそれぞれ選出。「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」(主催:一般社団法人日本自動車工業会)の開催期間内に行われた日本最大級のピッチイベント『Pitch Contest & Award』でクランプリを獲得。



プレスリリース提供:PR TIMES

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