プレスリリース
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結婚はふたりの意志で成立するものですが、親からの同意を得てから進める人が多いのではないでしょうか?ただ、中には相手との結婚を親に反対されている人もいます。
株式会社ネクストレベル(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:田中大洋)が運営する縁結び大学(https://jsbs2012.jp/date/)では、親に反対された相手と結婚した男女185人に、アンケート調査を行いました。
結婚を反対された理由、理解してもらうために取った行動、親に反対されても結婚して良かったと思う人の割合など、結婚と親との関係について、詳しく見ていきます。
親に結婚を反対された人の82.2%が現在も婚姻中
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まず結婚を反対された相手と現在も婚姻中かどうかについて、聞きました。
「婚姻継続中」と答えたのは82.2%で、17.3%がすでに離婚していました。5〜6人に1人は結婚後に別れを選んでいることが分かります。
また離婚した割合を、2019年度の婚姻数/離婚数(※)の割合34.8%と比較すると、半分以下であることも分かりました。親に反対されながらも押し通して結婚したカップルですから、かなり強い意志をもって結婚を決めたと思われます。それがこの割合の違いに表れているのかも知れません。
※婚姻数599,007組/離婚数208,496組(厚生労働省「2019年度人口動態統計の概況」)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei19/index.html
親に反対された人と結婚したときの年齢は、平均26.2歳
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親に反対された人と結婚した年齢を聞いたのが上のグラフです。もっとも多かったのは「25〜29歳」で43%でした。次に多かったのは「20〜24歳」の35%です。親に反対されても結婚した人の81%が30歳未満で結婚していることが分かります。
また、親に反対された人と結婚した年齢の平均値は26.2歳でした。これは、2019年度の平均初婚年齢(男性31.2歳、女性29.6歳 ※)と比較すると、4.2歳も若い結果です。
このことから、比較的若い人のほうが親に反対されながらも結婚する傾向にあるといえそうです。
※厚生労働省「2019年度人口動態統計の概況」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei19/index.html
結婚を反対された人のうち84.3%は「母親」が反対
[画像4: https://prtimes.jp/i/32757/113/resize/d32757-113-c173822624ea8077a50d-3.png ]
父親・母親のどちらに結婚を反対されたのかも聞いてみました。
「母親」が51.9%ともっとも多く、「父母共に反対」された人は32.4%でした。父親が反対したかに関係なく、母親から反対されたのは84.3%にも上る結果です。一方で、父親に反対されたという人は48.1%でした。
この数字から、結婚に反対するのはどちらかというと母親のほうが多いといえそうです。
親が結婚に反対した理由1位は「相手の収入が十分でない」から
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親が結婚に反対した理由を複数回答で選んでもらったのが、上のグラフです。
もっとも多いのは「相手の収入が十分でない」で22.7%です。次に多いのは、「態度や性格が気に入らない」で22.2%でした。
この他、1割以上の人が挙げた項目としては「相手の職業が気に入らない」(14.6%)、「相手が再婚」(14.1%)、「要介助者がいるなど家族の状況」(13%)、「相手の年齢が釣り合わない」(10.8%)となっています。
実は、この回答では「その他」が24.9%と多くなっていました。回答項目にはなかった反対理由とは、一体どんなことだったのでしょうか?
親が結婚を反対した「その他」の理由
親の反対で「その他」を選択した人の理由で特に多かったのは、以下のような内容です。
・宗教が違う
・相手に子どもがいる
・相手に定職がない
どの理由にも、わが子には結婚後に苦労してほしくないという親心が垣間見えます。
では、このようにさまざまな理由で親に反対されてもなお結婚した人は、どのような行動を取ったのでしょうか?
親に結婚を反対されて取った行動1位は「親の説得」
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親に結婚を反対された際に取った行動について聞いたところ、1位は「説得を試みた」(47%)でした。また「相手に会ってもらった」人も38.4%いました。「反対理由を解消するために努力」した人も26.5%いて、それぞれ親に納得してもらおうとなんらかの努力をしていることが分かりました。
「時間をかけて待った」(13%)は約1割と少数派です。自分たちの本気度を示すためにも、多くの人がそれぞれの親に納得してもらおうとなんらかの行動をしているようです。
ちなみに「親との縁を切った」という人は11.4%という結果になりました。
では、親に納得してもらうため、具体的にはどのような行動を取ったのでしょうか?
親に理解してもらうために取った具体的な行動とは?
親に結婚を認めてもらうために取った行動について、詳しく聞いてみました。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/32757/table/113_1_ae124ec5185965723ae58311f4be7767.jpg ]
相手の人柄や自分にとってどれだけ大切な人であるかを伝えて親を説得したり、転職するなど金銭面で親を安心させる行動をしたという声が多くありました。
ですが中には、何度か説得したものの親が理解してくれなかったために、説得を断念したという人もいるようです。
結婚するときには「許してもらっていた」が70.3%
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親との関係は、結婚した際にはどうなっていたのでしょうか?
今回の調査では、結婚するときには親に結婚を「許してもらっていた」という人が70.3%と多数を占めました。
一方で、「許されていないが強行した」は29.7%です。
相手を親に紹介した時点では反対されたものの、最終的には結婚を許してもらえた人が7割以上ということは、今現在親に結婚を反対され悩んでいる人にとっては希望が持てる数字ですね。
そうはいっても、前章のように様々な努力があってこその結果であることを忘れてはいけないでしょう。
では「許されていないが強行した」人は、結婚後に親との関係に変化はあったのでしょうか?
結婚を強行した人も、結婚後は57.1%が「親が許してくれた」と回答
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上のグラフは、結婚する際に親に許してもらえなかった人に、その後の親との関係について聞いたものです。
結婚する際に親の許しを得られなかった人のうち57.1%は、結婚後に親に許してもらえたという結果になりました。「許されていないが連絡はある」は28.6%です。「現在も許してくれず音信不通」と答えたのは14.3%でした。
全体の実数値としては、回答者185人のうち「現在も許してくれず音信不通」なのはわずか9人です。アンケート回答者全員の中の割合では、4.9%でした。
親に結婚を反対された場合でも、9割以上は最終的に親の許しを得るか、連絡を取り合う関係であることが分かりました。
「相手の良さを伝えた」ことで結婚後に許してもらった人が51.6%
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結婚する際には親に反対されたままだった人が、結婚後に許してもらうためにどのような行動を取ったのかについても聞いてみました。その結果、「相手の良さを伝えた」人が51.6%と、もっとも多くなりました。結婚を強行した後も、親に理解してもらえるように努力した人が半数以上となっています。
「相手と話をする機会を設けた」も47.4%と、半数弱の人が実行していました。その他に「自分が幸せであることを伝えた」(33.7%)、「結婚後の生活を見てもらった」(26.3%) と、いう回答も多くなっています。
親が結婚に反対する理由の多くは子の幸せを願ってのことなので、結婚後に幸せな生活の様子が確認できれば、親のかたくなな気持ちも和らぐことがあるようです。
結婚後にどのようなきっかけや理由で親は許してくれた?
結婚後に親の許しを得た人に、どのようなきっかけで親が許してくれたのかについて、詳しく聞いてみました。
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コメントで多かったきっかけは「子どもが生まれたから」でした。孫の顔を見たいという気持ちから、親の態度が軟化することもあるようです。また、親に反対されも根気よく交流を持つなど、子のほうから縁を切らないように努力した人もいました。
現在も婚姻中の人うち、67.1%が親が反対した相手と「結婚して良かった」
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親に結婚を反対された末に結婚した人の、現在の心境についても調査してみました。
「親が反対した人と結婚して良かったかどうか」を聞いたのが上のグラフです。
婚姻継続中の人と離婚した人に分けてみてみると、「良かった」と回答した人は、婚姻継続中の人が67.1%なのに対し、離婚した人では56.3%でした。
婚姻継続中の人と離婚した人では、10.8ポイントの差があります。夫婦関係の破綻が離婚につながると考えると、数値に差があることは予測通りです。
ただ、離婚した人のほうが「良かった」と回答した人は少ないものの、離婚しても半数以上は「親が反対した人との結婚を後悔していない」という事実も判明しました。
結果的に離婚することになったものの、自分の決断を後悔していないと思っている人も多数いるようです。
「親が反対した理由で結婚を後悔」したのは、婚姻継続中の人が17.1%で、離婚した人が25%です。離婚した人のほうが7.9ポイント高く、親の心配が的中して離婚に至ったという人もいることが分かります。
親の反対を押し切ってまで結婚して良かった理由は「今の生活が幸せだから」
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「親が反対した人と結婚してよかった」と思っている人に限り、どうしてよかったと思うのか、その理由について聞いてみました。
良かったと思う理由の1位は、「今の生活が幸せだから」で36.9%です。次に多かったのは「選んだ相手で間違いなかった」(25.4%)でした。「子どもに出会えたから」(16.4%)も理由の一つになっています。
親が結婚に反対する理由はさまざまですが、多くは「子どもが幸せになること」を願っているがゆえの行動です。
「自分は幸せだ」と胸を張っていえる家庭を築くことで、親との関係も変化していくと期待できそうです。
結婚して良かったと思う具体的な理由は?
「親が反対した人と結婚して良かった」と回答した人に、その理由を具体的に聞いてみました。
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コメントからは、多くの人が「自分で結婚する相手を決めた」という誇りや自負を抱いているように感じられます。たとえ結婚生活がうまくいかなかったとしても、そのリスクも含めて自分の責任と強い意志をもって相手を選んでいるようです。
親の反対理由が分かって後悔した人の思いは?
逆に、親が反対した理由で結婚を後悔している人は、具体的にどのように感じているのでしょうか?結婚を後悔していると回答した人に、今の気持ちを聞いてみました。
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親が反対した不安要素が的中し、実際の結婚生活がしんどくなってしまった人もいるようです。
また親の反対を押し切って結婚した人は、結婚生活に支障が出てもそのことを親に打ち明けることができず、孤独になりがちなようです。
自分の子どもが同じ境遇の相手と結婚したい場合、「許す」は33.8%
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最後に、現在子どもがいる人に「自分の子どもが大人になり、自分の配偶者と同じような境遇の人と結婚したいと言ったら、あなたは結婚を許しますか?」という質問を投げかけてみました。
その結果、「同じ境遇の相手との結婚を許す」と答えた人は33.8%と、約3人に1人という回答に留まりました。
もっとも多かったのは「許したいと思うが分からない」で42.1%です。また「許さない」も10.3%いました。親に反対されて結婚した過去を持っている人でも、子どもに苦労させたくないという気持ちから、子どもの結婚相手については慎重に判断することがあることが分かります。
これこそが、親が子どもを思う「親心」というものなのかも知れませんね。
まとめ|親の意見に耳を傾けつつ、自分が納得する相手と結婚を
親が反対した人との結婚についての調査はいかがでしたか?今回の調査からは、以下のことが分かりました。
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結婚はふたりの意志によってのみ成立しますが、自分のことをよく知っている親が反対する理由には、豊かな人生経験からのアドバイスも含まれています。
親の意見に一度は耳を傾け、自身の思いに曇りがないと思えるなら、信じる道を貫くことも1つの選択です。
たとえ親に反対されても、「今が幸せだから、あのときこの人と結婚して良かった」と思える夫婦になれれば、それはきっと親孝行に繋がることもあるかもしれません。
結婚は長い人生のなかでももっとも大きなライフイベントの1つです。後悔のない選択をしてくださいね。
【調査概要】
アンケート母数:計185名
実施日または時期:2021年10月1日〜2021年10月15日
調査実施主体:縁結び大学(https://jsbs2012.jp/date/)
調査会社:株式会社ネクストレベル
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株式会社ネクストレベル
https://next-level.biz/
横浜・福岡にてWebメディア運営とシステム開発事業を展開。
『最新のマーケティング技術を用いて社会発展を目指す』をミッションとし、2008年の設立より婚活関連のマーケティングを始め、常に最新のマーケティングを取り入れ、多くの情報を発信。
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プレスリリース提供:PR TIMES