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全国初の「人と環境に優しい」給食食器が完成!福知山市×パナソニックグループの「学校給食 共創プロジェクト」市立の全小中学校で、森林間伐材が原材料の環境配慮型素材による学校給食食器の使用を開始!

(PR TIMES) 2023年09月08日(金)11時15分配信 PR TIMES

― 新食器導入にあわせて「環境教育授業」も実施―

京都府福知山市とパナソニック ホールディングス株式会社マニュファクチャリングイノベーション本部、パナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社(以下、パナソニックグループ)は、子どもたちへの環境教育と環境負荷軽減によるSDGs推進を目的とした全国初の公民連携「学校給食の共創プロジェクト」により、パナソニックグループ開発の植物繊維素材「kinari」を用いて、福知山市内の森林間伐材を原材料とした「人と環境に優しい」環境配慮型学校給食食器の製品化を実現し、2023年9月4日からすべての市立小中学校での使用を開始しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/53572/108/resize/d53572-108-c64b74cdc931bdc79372-0.jpg ]

この環境配慮型学校給食食器は、福知山市とパナソニックグループが給食食器の教育的意義に着目して、地元のヒノキ間伐材6トンと最先端技術を使用し、共同開発により全国で初めて製品化したものです。福知山市では、食器導入に合わせてすべての市立小中学校で環境教育を実施しており、その教育内容についても、パナソニックグループが協力しています。この取組は「大阪・関西万博」の「共創チャレンジ」にも登録されており、今後、万博を通じて、この取組を国内外に発信してまいります。
そしてこれからも、学校給食食器にとどまらず他の分野への展開に共同で取組を進め、地域の課題解決の促進と持続的な社会の発展をめざします。

福知山市×パナソニックグループの「環境教育授業」


9月4日、報道陣に公開された「環境教育授業」では、市立惇明小学校6年生が、市内・国内の森林の荒廃状況や土砂崩れなどの災害を防ぐ「間伐」の大切さ、また間伐材の地元産ヒノキが給食食器になるまでの過程やそれによってプラスチック削減につながることを学びました。新食器がお披露目されると「かっこいい!」と拍手が起こり、小学生たちは実際に食器を手にとり「軽い」「木のにおいがする」「色があたたかい」などと感想を述べ、SDGsの視点で自分が今後できることについて話し合いました。
※市立惇明小学校6年生の授業のみ、パナソニックグループの新食器開発担当者もゲストティーチャーとして登壇しました。
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「人と環境に優しい」環境配慮型学校給食食器導入記念セレモニー


9月4日、福知山市立惇明小学校にて、「人と環境に優しい」環境配慮型学校給食食器導入を記念するセレモニーを開催しました。福知山市長と教育長、パナソニック ホールディングス株式会社の小原本部長とパナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社の柳本代表取締役社長から新食器を贈呈された小学生は、「間伐は二酸化炭素を減らしたり、土砂崩れを予防することを学びました」「開発に関わった皆様に感謝し、森林環境の大切さや木材の命のありがたさを感じながら、食器を大切に使って給食を食べたいです」とお礼の言葉を述べました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/53572/108/resize/d53572-108-b25f15d6bc7e6f51cf3c-7.jpg ]

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■新食器での給食試食会
小学生の「いただきます」の声で始まった試食会では、地元産の間伐材で作られた「人と環境に優しい」学校給食食器で、地元産のお米や野菜によってつくられたカレーライスを食べました。
[画像8: https://prtimes.jp/i/53572/108/resize/d53572-108-370f4e51bce50d529093-10.png ]


「人と環境に優しい」環境配慮型学校給食食器の導入


■給食食器導入のねらい
この度導入した環境配慮型学校給食食器は、パナソニック ホールディングスが開発した植物繊維(セルロースファイバー)を高濃度で複合する最先端技術※により製品化されたものであり、全国で初めて「学校給食の共創プロジェクト」として、福知山市とパナソニックグループとの公民連携で取り組んだものです。
福知山市が独自に環境配慮型学校給食食器の導入による環境負荷低減に取り組むと共に、小中学校において安心安全で使いやすい食器を開発し、その食器を使っての給食を通して環境教育とシビックプライドを育む取組を行います。
※:セルロースファイバーを55%以上の高濃度で樹脂に混ぜ込む、パナソニックグループの独自技術です。
[画像9: https://prtimes.jp/i/53572/108/resize/d53572-108-3a85634a6b06f1ef72ae-11.jpg ]


■給食食器導入までの経過
○福知山市がパナソニックグループのエコマテリアルの取組と高い技術力に着目し、福知山市からパナソニックグループにその先進技術による福知山市独自の植物由来の給食食器の製品化を打診

○公民連携協定書の締結 2022年6月6日
・パナソニックグループと福知山市が環境配慮型学校給食食器の製品化と環境教育を共同で取り組むことに合意(給食食器の製品化はパナソニックグループ初の取組)
・食器の原材料は福知山市産の木材(ヒノキ間伐材)に決定
[画像10: https://prtimes.jp/i/53572/108/resize/d53572-108-c40706c7cae1ff2f9f4f-12.jpg ]


〇共創プロジェクト「人と環境に優しい」環境配慮型学校給食食器開発の取組スタート 
・各種テスト 安全性、利便性(使いやすさ・重さ)、耐久性
・小中学生がより使用しやすい食器に改良
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〇森林環境学習の教材を共同で制作
・指導案・教材等の作成:福知山市教育委員会
・教材資料作成・提供:パナソニックグループ、福知山市産業政策部

○本取組が「大阪・関西万博」の「共創チャレンジ」に登録 2023年4月

〇市立小中学校で、環境教育授業の実施
・すべての小中学校で、新給食食器の導入前に行う

〇市立小中学校で、「人と環境に優しい」環境配慮型学校給食食器の使用開始 2023年9月4日
・市立小学校14校、中学校9校の児童・生徒・教職員 計約6,700人が使用
・1セット=5点(食器4点+トレイ)
・食器の裏面には、「福知山市産木材使用・福知山市とパナソニックグループが共同開発した食器です」と「kinariマーク」の刻印あり
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福知山市長コメント


福知山市とパナソニックグループは、パナソニック ホールディングスが独自開発を進めておられます植物繊維(セルロースファイバー)を高濃度で複合する最先端技術により本市の間伐材を使用した国内初の環境配慮型給食食器の製品化に取り組むとともに小中学校で安心安全で使いやすい食器となるよう改良を行ってまいりました。試作品段階では、洗浄消毒や、形、色、重さ等の検証を何度も繰り返し、この食器が完成しました。まさしくパナソニックグループと本市の共同で作り上げた食器であり、多くの方々に研究、ご協力いただき、心より感謝いたします。
児童生徒の皆さんには、地元産の間伐材で作られた「人と環境に優しい」学校給食食器で、地元産の食材を使った給食を食べたことを、大人になった時、ぜひ思い出してほしいと思っております。
また、この取組は「大阪・関西万博」の「共創チャレンジ」に登録されました。今後、万博を通じて、この取組を国内外に発信するとともに、様々な事業者等との交流を図ってまいりたいと考えております。

福知山市長 大橋 一夫



プレスリリース提供:PR TIMES

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