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喫緊の“交通移動”課題に対する取り組みや実装プランを3社1県合同で発表 NearMe『“シェア乗り”構想』発表会

(PR TIMES) 2023年10月23日(月)15時15分配信 PR TIMES

〜地域交通や都市部の交通空白地帯をはじめとしたラストワンマイルの課題解決に向けて〜

 独自のAIを活用しシェアによって「おトクで、スムーズ」な移動体験を提供する株式会社NearMe(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高原幸一郎、以下:ニアミー)は、2023年10月19日(木)に、喫緊の“交通移動”課題に対する実装をテーマとしたNearMe『“シェア乗り”構想』発表会を実施いたしました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31733/108/31733-108-03b1df2f4ae80582bf0778098f578c2c-762x507.jpg ]

 写真左から:日の丸交通株式会社 代表取締役社長 富田和孝氏、ウエインズトヨタ神奈川株式会社 まちいちばん支援部長 宮石真希子氏、秋田県 観光文化スポーツ部インバウンド推進統括監 益子和秀氏、三井不動産株式会社 ロジスティクス運営部運営グループ統括/前 株式会社ShareTomorrow MaaS 事業部プロジェクトリーダー 門川正徳氏、株式会社NearMe 代表取締役社長 高原幸一郎

 発表会には、三井不動産株式会社 ロジスティクス運営部 運営グループ 統括/前・株式会社ShareTomorrow MaaS事業部 プロジェクトリーダーの門川正徳氏、秋田県観光文化スポーツ部 インバウンド推進統括監の益子和秀氏、ウエインズトヨタ神奈川株式会社 まちいちばん支援部 部長 横浜ビー・コルセアーズ担当の宮石真希子氏も参加しました。

ソーシャルデザインカンパニーに進化を遂げるニアミーの『“シェア乗り”構想』


 はじめにニアミーの代表取締役社長を務める高原幸一郎より、MaaS サービスを提供する「モビリティカンパニー」から、地域価値の活性化や創造、それらをつなぐモビリティの持続性を社会に実装する「ソーシャルデザインカンパニー」として『暮らしの「もったいない」をなくし、「次のあたりまえ」をつくる。』をミッションとした企業へと進化していくことを発表。遊休資産や潜在資源という「もったいない」を、未知への発見や未来資源に変換し、人や地域の新たな可能性につなげるために、一人ひとりとそれぞれの地域の暮らしの中にゆとりや自分らしく生きる楽しさを増やしていくことを目指していきます。また、この進化に合わせて、ニアミーは”自由に動き、開かれた世界へ”をコンセプトとし、矢印より着想を得たワードマークに変更したことや、カラーも世界的に有名な画家であるクロード・モネが「全てを繋ぐ色」と称したことにインスピレーションを受けてすみれ色にアップデートしたことなどについても言及しました。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31733/108/31733-108-61c3ec4386ad61e28b3d9070c5f19fdb-684x378.png ]

 そして、日常的な移動の課題解決に向き合う上で喫緊の “交通移動”における課題について、課題解決のためには、輸送量を増やす必要があること、そして課題解決のアプローチとして、ドライバーを増やすという「量」での解決と、資産の有効活用と効率化という「質」での解決の2種類があります。数年後には自動運転の導入により「量」での課題解決はできるかと思いますが、ニアミーは今できることを愚直に行い、「質」に向き合う「”シェア乗り”構想」を発表しました。これまでニアミーが提供していた空港送迎シャトルを応用し、スポーツやイベント、オーバーツーリズムなどの日常的な移動の課題解決へも向き合っていきますと述べました。

各社様との取り組み内容のご紹介


1.三井不動産株式会社 ロジスティクス運営部 運営グループ 統括
 前・株式会社ShareTomorrow MaaS事業部 プロジェクトリーダー 門川 正徳
 不動産MaaSを魅力的な街づくりに活かす

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31733/108/31733-108-229e6fa3233000101b58ad5f31580834-697x465.jpg ]

 三井不動産が従来から強みとする“街づくりのノウハウの基盤”に、“不動産MaaS”というモビリティによる新たなサービスを取り入れることで、さらなる街の魅力向上を目指しています。
現在はニアミーと共に実証実験として東京・日本橋エリアにて、「&MOVE日本橋」という名称でシェアード・シャトルを提供し、同エリアの移動課題の解決に取り組んでいます。エリアの商業施設やイベント情報などに関する配信を行うことで、移動の動機付けも行っています。第1回の実証実験では、多くの利用者様から有用性への高い評価をいただきましたが、“シェア乗り”のメリットをさらに活かすために、乗降場所の最適化など乗車効率の改善を企図した第2回実証実験を現在実施しています。日本橋の実証実験を通じてサービス品質を鍛え、他地域でも通用する”シェア乗り”のサービスパッケージを今後築いていきたいと説明しました。

2.秋田県 観光文化スポーツ部 インバウンド推進統括監 益子 和秀
 ”シェア乗り”で移動課題を克服し、秋田県を活性化させる


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31733/108/31733-108-639a1bae86c19246c357c46eeb29740e-686x457.jpg ]

 日本で最も人口減少と少子高齢化が進んでしまっている秋田県においては、特に観光による地域活性化は急務となっています。しかし、様々な要因においても、交通手段の有無が旅行先を定める上での判断材料になり得る中で、秋田県内の路線バスは廃止や縮小が進み、観光客の移動手段としては成立していないのが現状です。代替手段として、乗り合いタクシーが全国と比較しても取り入れられていますが、運転手の高齢化やデジタル技術導入の遅れなどにより事業継続に不安があると言えます。そこでニアミーの事業理念に共感し、共に移動課題の克服に向けて「秋田エアポートライナー」と「ミズモシャトル」の2つの取り組みを実施しました。今後、地方において”シェア乗り”を普及させるためには、地方ならではの方法を検討することが重要と述べ、課題克服に向け県内他地域での”シェア乗り”の取組を加速させることを発表しました。

3.ウエインズトヨタ神奈川株式会社 まちいちばん支援部 部長
 (横浜ビー・コルセアーズ担当)宮石 真希子
 スポーツ観戦を「誰でも楽しめる」ことを目指し多様な移動の選択肢を提供

[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31733/108/31733-108-2fd958e66d3c209a33dc0bd23b570b48-670x447.jpg ]

 横浜ビー・コルセアーズが拠点としている横浜国際プールは駐車場が少なく、バスもピークタイムとなる12時から13時30分に運行が減少してしまいます。また、タクシーも同時間帯は会場周辺でピックアップ可能な車両が少ないという特徴があります。ウエインズトヨタ神奈川はスポーツ観戦を若く健康な方々に加え、高齢な人や障がいを持つ人など、移動のハードルが高い方も同じように楽しんでいただくことを目指し「すべての人に移動の自由を」という世界を作りたいと考え、10月21日(土)のホームタウン試合にて2つの施策を実証実験することを発表しました。それが、ニアミーやトヨタコニックプロと共同で運用するシェアタクシーと、HELLO CYCLINGと共同で行うシェアサイクリングです。スタジアム自体の環境整備には財務的な限界があるものの、多様なモビリティの選択肢を提供することで、ステークホルダーと共に「誰でも楽しめる」環境を作るために今できることを推進していくと発表しました。

4.日の丸交通株式会社 代表取締役社長 富田 和孝
 “シェア乗り”サービスを用いてタクシーの可能性を広げる

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31733/108/31733-108-529553d61579b78a3c2bb356c898db06-710x473.jpg ]

 となっているライドシェア解禁論に対し「2002年のタクシー総量規制の撤廃と同じ構造であり、供給過剰による運転手の収入減少、安全性やサービス水準の低下を招くのではないか」と問題を提起しました。そして、ライドシェアが解禁される事に対する問題点として、タクシー需要には波があるため、タクシードライバーの収入が減ってしまい、人材流出が引き起こされ、一般生活者に大きな影響が出てしまうと説明しました。さらに、都内のタクシーの実車率が50%前後となっており、テクノロジーやAIを活用することで空車率を埋めることが出来るとタクシーの可能性についても言及しました。そして、需要が高まる朝、夜のタクシー不足を“シェア乗り”サービスを用いて解決に取り組むことを検討していることをご説明しました。

5.株式会社NearMe 代表取締役社長 高原 幸一郎
 ”シェア乗り”で持続可能な社会を創る

[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31733/108/31733-108-a395f69b1ef85636c40a96d4bb6c396f-666x444.jpg ]

 ニアミーとして取り組む”シェア乗り”について、まずは大阪にて行われる様々な建築物を周遊する「イケフェス」にてNearMeとLINEが連携した周遊の質を向上させるサービスを今後実施予定であると述べました。そして、ニアミーが提供している移動サービスをアップデートするために、トヨタ紡織株式会社ともに車室空間の企画・開発の検討を実施していると説明しました。さらには「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に出展し、ピッチイベントの決勝審査への進出を発表いたしました。
最後に、生活者にとって“シェア乗り”が当たり前になるような行動変容を起こし、”シェア乗り”で「住みたい街に住み続けられる社会」の実現を目指すという想いを改めて発信しました。

開催概要


【名称】NearMe『“シェア乗り”構想』発表会

【開催日】2023年10月19日(木) 11:00〜 12:00
【開催内容】
NearMe(ニアミー)の今後の戦略と“シェア乗り”構想について
各社の“シェア乗り”に関する取り組みのご紹介
【登壇者】
・門川 正徳氏(三井不動産株式会社 ロジスティクス運営部 運営グループ 統括
        前株式会社ShareTomorrow MaaS事業部 プロジェクトリーダー)
・益子 和秀氏(秋田県 観光文化スポーツ部 インバウンド推進統括監)
・宮石 真希子氏(ウエインズトヨタ神奈川株式会社 まちいちばん支援部 部長
        (横浜ビーコルセアーズ担当))
・富田 和孝氏(日の丸交通株式会社 代表取締役社長)
・高原 幸一郎(株式会社NearMe 代表取締役社長)

「NearMe」について


 「NearMe」は、独自のAIを活用した最適なルーティングで、出発地から目的地までの移動をドアツードアで結ぶタクシーのシェアサービスです。その中でも、空港とその周辺の都市部を結ぶ空港送迎型のエアポートシャトルサービスは、2019年8月のサービス開始よりこれまで延べ50万以上の方々にご利用いただいています。 現在は、全国15の空港※1(成田国際・中部国際(セントレア)・関西国際・大阪国際(伊丹)・東京国際(羽田)・新千歳・福岡・北九州・那覇・旭川・帯広・青森・仙台・南紀白浜・徳島)と、空港周辺の都市部でご利用いただくことができます。対象エリアであれば、出発地となるご自宅から空港、そして空港から最終目的地まで一気通貫でつながるため、公共交通機関の乗り換えがなくなるなど、ストレスフリーな移動体験を提供することができます。また、貸切送迎サービスや、東京都と千葉県全域のゴルフ場と東京都23区内を結ぶゴルフシャトルなど、シチュエーションに応じて様々な移動のニーズに対応するための各種サービスを展開しています。
その他にも、スポーツ観戦における移動をスムーズにし、スタジアム周辺の渋滞によるCO2排出や排気ガスによる環境問題、交通事故など様々な地域課題解決を目指した『スタジアムシェアタクシー』※2や、秋田県美郷町の観光二次交通の課題解消を目指した『ミズモシャトル』※2など、地域ごとの交通課題解消を目指した様々な実証事業を行っています。
※1 旭川空港、帯広空港、仙台空港は貸切送迎サービスのみ。
※2 実証事業は終了しています。

会社概要


[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/31733/108/31733-108-97596b1f2b879aa323c0005e7d059479-518x202.png ]

会社名 :株式会社NearMe
所在地 :東京都中央区日本橋富沢町9-4 THE E.A.S.T.日本橋富沢町
代表者 :代表取締役 高原幸一郎
設立  :2017年7月18日
URL :https://nearme.jp/

リアルタイムの位置情報を活用して地域活性化に貢献する“瞬間マッチング”プラットフォームになるべく、シェアリングエコノミーのMaaS領域からスタート。2019年8月より空港送迎型のエアポートシャトルを運営し、独自AIを発展させ、ルーティングの最適化技術を発展。この技術を活用し、不特定多数ではなく、少人数かつ誰が乗車したか追跡できる方法で活用していただける街中相乗りサービスなどを展開しています。なお、ニアミーは、2023年4月、経済産業省が行政との連携実績のある企業を中心に事例を紹介する「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」に掲載、週刊東洋経済(発行:東洋経済新報社)が毎年行っている企画『「すごいベンチャー100」2023年最新版』に選出されました。



プレスリリース提供:PR TIMES

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