プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3

ポール・スミス リミテッド

2024年春夏 ポール・スミス メンズコレクション発表

(PR TIMES) 2023年06月27日(火)17時45分配信 PR TIMES

パリ・ファッション・ウィークで発表したポール・スミスの2024年春夏メンズコレクションは、スーツを出発点であり終着点であると捉え、テーラリングのあらゆるかたちを探求します。こうした考え方は「紳士服」のあり方そのものとも捉えられます。コレクションは、ポール・スミスのアーカイブピースをヒントに、クラシックなメンズウェアの常識を覆し、ワークウェアやミリタリーユニフォームから着想を得ています。今回フロントロウには、マット・スミス、イスマエル・クルス・コルドヴァ、ベン・アタル、ハエル・フサイニ、ライアン・プレヴェデル、ツインズ・ハブダン、マイロ・マンハイムらをゲストとして迎えました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/31226/108/resize/d31226-108-c259be1d696157c8cc0b-0.jpg ]


どこまでがテーラリングでどこからがワークウェアか──今回のショーはその問いを検証しつつ、「The Suit (But Different)」と銘打ち、ポール・スミスがスマートな着こなしをルックごとに再定義します。ノッティンガム本社にあるアーカイブには、デザイナーとしてのポール・スミスのこれまでの軌跡が所蔵されていますが、今シーズンはそのアーカイブが、70年代から現代に至るまでのテーラリングに対する豊富なインスピレーションを与えてくれました。

全体的にシルエットは、風をはらんで軽やかに揺れる、流動的なシルエットが特徴です。クラシックなスーツ生地を美しいカッティングで仕立てたものから、より軽量なカジュアル素材を使用し、ゆったりとボリュームのあるシェイプに仕立てたものまでさまざまなシルエットを提案しています。コレクション全体にはミリタリーとモッズとが融合したムードが漂い、ワークウェアやユーティリティウェアにインスピレーションを得た形や、スーツのジャケットに見られるウエストタブと幅広のラペルなどのディテール、ステッチ入りのカーペンタースタイルのトラウザーズ、6つボタンのダブルブレストジャケットなどが印象的です。

テーラリングのアート性、クラフト性、専門知識や技術などはそのままに、コレクションにはポール・スミスらしい遊び心も溢れています。クラシックなストライプのボクサーショーツは、伝統的なスーツやワークウェアジャケットとコーディネートし、「ブレックファスト スーツ」として提案している一方、リラックスしたパジャマ風のルックには、共地のネクタイをスタイリングしています。また、デニムのトラッカージャケットにバレルフィットのジーンズを合わせた「カナディアン タキシード」は、典型的なメンズウェアテイストを自信たっぷりに表現しています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/31226/108/resize/d31226-108-81b7febc53f1203f4fef-0.jpg ]


これ以外にも伝統的なメンズウェアコードを意識し、ピンストライプ、ヘリンボーンスエード、ポルカドット、ベスト、スリーピーススーツなどが、ここ数シーズンのポール・スミスのコレクション同様、今回のコレクションにも登場しています。また、ウェアにとどまらずシューズも、伝統的なスタイルとは一線を画した工夫が見られます。ダービーシューズやスニーカーには、ヴィンテージのサイクリングシューズに見られるようなパーフォレーションが施されており、ポール・スミスが幼少期より愛するサイクリングへの敬意がさりげなく表現されています。


今シーズンのカラーパレットは、映画『アラビアのロレンス』の一コマにインスピレーションを得ており、サンドカラーに近いニュートラルカラーや、クールチャコール、リッチブラック、ソフトブルーといった色彩の中に、ポップなレッドがアクセントカラーとして使用されています。生地はクラシックなスーツを軽やかにアレンジしたパピートゥースや、ピンストライプ、スラブサテン、コットンキャンバス、テクスチャードニットなどを揃えています。

プリントにも、ポール・スミスのトレードマークであるユーモアのセンスが反映されています。アーカイブのテーラリング、スーツのパターン、ネオクラシックの要素を霞がかったコラージュで表現した「ライフドローイングプリント」がコレクションに彩りを添える一方、「モーニングライトプリント」はベネチアンブラインドから差し込む光線を表現しています。

[画像3: https://prtimes.jp/i/31226/108/resize/d31226-108-954daf04087b8e4de65d-0.jpg ]


「テーラリングはとかくシリアスなものだと思われがちですが、私はいつも、それがいかに楽しいものであるかを人々に伝えたいと考えてきました。だから今回のショーは、スーツとテーラリングという、多くの技術と専門知識を必要とするアートフォーム、ないしはクラフトへのオマージュであると同時に、スマートな着こなしにユーモアと喜びを取り戻すためのものでもあります。そしてそれは、伝統的なビジネスウェアと同じく、ミリタリーにインスピレーションを得たユニフォームルックにも表れています。私はつねに、"スーツとは一体何なのか?"という問いに関心を持ってきました。このショーが、その答えのようなものになることを願っています」── ポール・スミス

Creative Team :
Stylist - Julian Ganio
Hair - Matt Mulhall
Make up - Ciara O’Shea
Manicure - Cam Tran

【ポール・スミス公式サイト】
https://www.paulsmith.co.jp/discover/shows/ss24

【ポール・スミスについて】
<ポール・スミス>は、英国を代表するファッションライフスタイルブランドです。
1970年、英国・ノッティンガムにてわずか3m×3mの小さなショップからスタートし、現在では60以上の国や地域でおよそ130の店舗を展開しています。「インスピレーションの源はどこにでもある」というデザイナー、ポール・スミスの言葉は、ブランド創設以来基本理念の一つとなっており、芸術、音楽、日常生活や長年愛してきたサイクリングなど多様な分野からヒントを得たデザインは、独特のアート感覚に溢れています。原点であるメンズに加え、ウィメンズ、ジュニア、アクセサリー、インテリアアイテムなどを展開し、それぞれにポール・スミスの個性溢れるデザインが息づいています。



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る