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パークシャテクノロジー

新潟大学がAI対話エンジン「PKSHA Chatbot(パークシャチャットボット)」を導入ー学生参加型で大学DXを促進

(PR TIMES) 2023年07月07日(金)23時40分配信 PR TIMES

ネオ・デジタル世代にとっての最適な問合せ体験を学生と共創で実現し自己解決率56%、多言語活用で留学生のサポートも充実化

 株式会社PKSHA Technology(代表取締役:上野山 勝也、以下PKSHA)は、グループ会社である株式会社PKSHA Workplace(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 哲也)が、新潟大学(所在地:新潟県新潟市、学長:牛木 辰男)と、深層学習と自然言語処理 (NLP) を活用した対話エンジン「PKSHA Chatbot」を運用することになりましたので、お知らせします。PKSHA Workplaceはチャットボットをはじめとする自然言語処理技術を活用した多様なAI SaaSプロダクトにより、働く人々とソフトウエアが相互に関わり合いながら共に進化していく新たな関係性を実現し、運用性の高いプロダクトを提供することで企業のDX推進を支援します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/22705/107/resize/d22705-107-2e89cdf5ebe2051ae522-0.png ]

導入の背景:学生体験の向上にむけ新たな問合せ体制を構築、対人問合せの心理的負荷軽減も


 大学の教育現場においてコロナ禍におけるオンライン化を背景に、オンライン問合せが増加傾向にありました。一方で、既存のウェブサイトのUIや保守・運用体制の問題から、利用者からの問い合わせをもとにした情報発信・共有等に時間を要していたことや、有人対応には同時対応量や時間の制限があることから、学生からの対応品質の向上が求められていました。また、ネオ・デジタル世代にあたる若年層において、有人対応によるサポートは利用のハードルが高いことも課題視されていました。学び方・働き方においても、時間や場所に囚われないボーダレス化が進んでおり、サポート体制を変容していく必要があることから、AI対話エンジンPKSHA Chatbotの導入が決定されました。

導入の概要:学生と共にFAQデータや広報施策を推進、導入1ヶ月で自己解決率56%を達成


 学生からの問合せに対応するにあたり、新潟大学情報基盤センターのウェブサイト上にAI対話エンジン「PKSHA Chatbot」を開設しました。AIが回答しきれなかった問合せに関しては、アプリケーションとして「PKSHA Chatbot」が連携する Microsoft Teams でのコミュニケーションに誘導し、チャットボット外のコミュニケーションについても対話データをログとして蓄積する方法がとられています。また、開設にあたるFAQの作成には、新潟大学の学生も参画し、大学のDXにおいてユーザーである学生自身の声が反映される新しい取組みとなりました。開設後は、AIチャットボットに関するリテラシー動画(日英対応)を学生に展開する等、職員と学生が一体となり、活用の定着に向けた取り組みが積極的に行われています。これらの事前取り組みの成果として、一般的に自己解決率が50%を超えるのには半年程度かかる傾向にありますが、導入から1ヶ月で56%の自己解決率を達成しています。
 PKSHA Chatbotの導入を通じ学生体験の向上と生産性の向上の同時実現を目指すとともに、ICTツールやセキュリティ対策に関する情報発信の強化により、学生のICTやセキュリティリテラシーの向上も目指しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/22705/107/resize/d22705-107-df6e2b4a68455b0a6e1c-2.png ]

今後の展望:継続的な運用定着・精度向上と共に、外国籍の学生へのサポートも充実化


 まずは、学内での問い合わせ窓口として運用を定着させ、学生からの問合せデータをもとにしたAIの回答精度改善や、FAQの対応領域等に取り組んでまいります。また、現在日英で作成されているチャットボットの言語に関し、将来的に留学生へのサポートを充実化するため、多言語での展開も視野に入れています。 
 PKSHA Workplaceは今後も継続的に大学における導入に伴走し、テクノロジーを活用したコミュニケーションの新たな形を探索しながら、未来のデジタルキャンパスの実現を加速すべく邁進していく所存です。

◆新潟大学について
大学名  :新潟大学(1949年大学開学)
所在地  :新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050番地
学長   :牛木 辰男
学生数  :12,068名(学部:9,992名、大学院:2,076名)
教育職員数:2,625(613)名
※特定有期雇用の特任教員等及び看護職員等は、( )により外数にて区分
※学生数および教育職員数は2023年5月1日現在
URL:https://www.niigata-u.ac.jp/
チャットボット導入における新潟大学の特設サイト
https://www.cais.niigata-u.ac.jp/guide/chatbot.html

◆PKSHA Workplaceについて
 未来の日本の働き方を提案すべく、PKSHA AI SaaS製品の開発・販売を行っています。日本特有の働き方の課題解決に向き合い、従業員体験の向上に日々悩まれる経営者の方々に対して、コロナ禍で変容した新たな環境でも社員の才能や熱意が最大限発揮されることを支援するAI SaaS製品を企画・開発・販売していくべく設立されました。ハイブリッド・ワーク時代に合わせた社内での新しいコミュニケーションのあり方を提案してまいります。

◆PKSHA Technologyグループについて
 「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに、企業と顧客の未来の関係性を創るべく自社開発した機械学習/深層学習領域のアルゴリズムを用いたAIソリューションの開発・AI SaaSの提供を行っています。自然言語処理技術を用いた自動応答や、画像/動画認識、予測モデルなど多岐に渡る技術をベースにお客様の課題にあわせた解決策を提供する他、共通課題を解決するAI SaaSの展開により、日本のDX推進を多面的に支援し、人とソフトウエアが共進化する豊かな社会を目指します。
会社名:株式会社PKSHA Technology
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者:代表取締役 上野山 勝也
URL: https://www.pkshatech.com/

◆本件に関するお問合せ
pr@pkshatech.com

※Microsoft、Microsoft Teams は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※ その他記載の会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。



プレスリリース提供:PR TIMES

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