プレスリリース
秋田銀行98支店のネットワークを事業連携に活用、起業家と県内事業者をつなげる 「〈あきぎん〉地域共創型ビジネスインキュベーションプログラム2022-2033」を開催
〜ローカル発事業の新たなモデル「スクラム型」で地方からスケールを狙う〜
ESG志向の事業創造に投資するGOB Incubation Partners株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:山口高弘 以下「GOB」)と、株式会社秋田銀行(本店所在地:秋田県秋田市、取締役頭取:新谷明弘)は、秋田県内の起業家を対象に「〈あきぎん〉地域共創型ビジネスインキュベーションプログラム2022-2023」を開催します。2023年3月からのスタートにあたり、起業家の募集を開始しました。本プログラムでは、都市部と比べて市場が小さい地方発でスケールする事業を生み出すモデルとして、地域のステークホルダーとの連携を強める「スクラム型」の事業創造を提唱しています。参加する起業家等に対しては、98支店を持つ秋田銀行のネットワークを活用して、地域事業者との提携や協業を促進します。
詳細:https://www.akita-bank.co.jp/showimage/pdf?fileNo=5514
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■〈あきぎん〉地域共創型ビジネスインキュベーションプログラム2022–2023開催の背景
本プログラムは、秋田県内での事業創出を目的とした取り組みです。
中小企業庁が算出したデータによると、2020年度の秋田県の開業率は2.7%で全国最下位でした。この現状を改善するには、単にインフラや制度を整えることに加えて、地方における事業の立ち上げや拡大(スケール)を狙う際の成功モデルを提示することが必要だと私たちは考えています。
そもそも地方は、都市部と比べて市場規模が小さいぶん、都市部と同様の方法論ではスケールする事業を生み出しにくいという側面があります。そこで本プログラムを通じて私たちが提唱するのが「スクラム型」の事業立ち上げです。
これは1社単独での成長を目指す従来のやり方ではなく、地域の企業や関係団体とスクラムを組み、共に事業成長をしていこうとするモデルです。事業に携わるステークホルダーを広げることで、地域での存在感を高めると同時に、リソース調達にかかるコストも効率化できます。その結果、地域でのスケールが可能になり、愛される事業を作ることができるのです。そのモデルをほか地域へも展開することで、地域を超えてのスケールも可能になります。
本プログラムでは、創業から140年以上にわたり地域のハブの役割を担ってきた秋田銀行のネットワークを活用し、参加する起業家と地域の事業者との連携をサポートします。また当社GOBでは自治体における事業創出を中心に、年間300件以上の事業立ち上げに伴走していますが、そこで得た地方における事業立ち上げに必要な知見を、プログラムの設計に取り入れています。
■プログラムの流れ
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本プログラムのゴールとして、2023年6月に、地域での協業パートナーや初期の顧客となりうる事業者との連携を目的とした「ビジネス交流会」の開催を予定しています。
交流会にあたっては、事前に起業家側がどんな事業者と連携したいかをヒアリングした上で、それをもとに秋田銀行の各支店の行員が、連携の可能性やニーズが高い事業者に向けて、交流会への参加を呼びかけます。さらに、起業家に伴走する担当行員により個々の事業に応じたマッチングを促進させていく予定です。同種の取り組みでは、企業や自治体の担当窓口から一括で声を掛けるケースが一般的ですが、同プログラムでは、日頃から県内事業者に対してきめ細かい支援に取り組んでいる行員がコーディネートするため、起業家と事業者双方にとってより事業を加速させる連携が可能になります。
またこうした事業連携をより効果的なものにするために、2023年3月から6月まで、参加者に向けた連続プログラム(下記参照)を開催します。事業を進める上で必要な仮説の構築や検証から、事業連携や協業を進める際のノウハウを提供するとともに、起業家1人ずつに専属のメンターがつき、事業をサポートします。あわせて、起業家ごとに伴走する行員を配置し、個々の事業に応じた資源獲得を加速させる予定です。
<連続プログラム概要>
日程:
2023年3月中旬 #1:キックオフ
2023年4月中旬 #2:事業開発に関するレクチャー1.(事業の仮説構築、検証)
2023年5月中旬 #3:事業開発に関するレクチャー2.(検証を踏まえた事業仮説のアップデート)
2023年6月中旬:#4:事業連携:パートナーとの事業連携や協業の進め方
2023年6月下旬:ビジネス交流会
場所:秋田市内(会場は確定次第、参加者にメールにてお知らせします)
*感染症の拡大の状況を踏まえて、オンラインでの開催となる場合もあります。
*採択起業家の状況に応じてプログラム内容は変更する可能性がございます
■募集要項(応募締め切り:2023年1月31日(火))
本プログラムでは、対象者に応じて以下の2部門での参加を受け付けています。それぞれ詳細は、お申し込みフォームの記載もご確認ください。
<起業・創業部門>
応募時点で創業準備中であり、かつ、2024年までに秋田県内にて創業予定である個人またはチーム」または「秋田県内に事業所を有し、かつ、応募日時点で創業から10 年以内の事業加速を目指す法人および個人事業者
<第二創業部門>
第二創業予定または、第二創業から3年内以内、かつ、既存事業創業より10年を経過している法人および個人事業者
<お申し込み>
下記フォームからエントリーをお願いします。エントリー完了後、数日以内に秋田銀行事務局から「応募申込書」をメールにて送付します。応募申込書とビジネスプラン(形式は自由)を記載のうえ、メールにてご提出ください。
https://akitabank.jp/application/campaign/input/Z1219
■GOB Incubation Partners株式会社について
GOBは、 ESG志向の事業創造に投資する会社です。E(環境)やS(社会)の課題に取り組むと同時に、 これらの持続可能性を考慮した事業を成立させるためには、 G(ガバナンス)の視点が大事になります。GOBでは起業家や事業責任者とともに日々事業を作るなかで、事業開発の型を開発。それをもとに、起業家の価値観・世界観に寄り添い、かつビジネスとしての利益を両立させたESG型の事業創造に取り組んでいます。
体系化した事業開発の型は、起業家だけではなく既存企業での新規事業の開発支援、行政に対する支援などにも導入し、構想からビジネスモデル構築、検証、経営支援まで幅広いサポートを提供しています。輩出事業の創業時にはスタートアップ投資も行い、経営者の伴走パートナーとして持続的なESG経営を支えます。
【会社概要】
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷三丁目33番6号
代表者:代表取締役 山口高弘
設立:2014年8月19日
事業内容:企業向け事業支援(リサーチ、コンサル、ワークショップ、アクセラレーション)、起業支援サービス事業(教育・事業創造)、スタートアップ投資事業
資本金:1,000万円
ウェブサイト:https://gob-ip.net/
■株式会社秋田銀行について
本社所在地:秋田県秋田市山王三丁目2番1号
代表者:取締役頭取 新谷明弘
創立年月日:1879年1月
資本金:141億円
ウェブサイト:https://www.akita-bank.co.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES