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認定特定非営利活動法人カタリバ

10代の子どもの居場所を全国に。「ユースセンター起業塾」事業創造コース第4期の団体公募スタート

(PR TIMES) 2024年12月11日(水)13時40分配信 PR TIMES


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60187/105/60187-105-45047161afdd1cc5ba42d045d6564e96-1167x761.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都中野区、代表理事:今村久美、以下カタリバ)と、特定非営利活動法人ETIC.(エティック)が協働して運営する、10代の居場所の立ち上げを目指す団体を応援するインキュベーションプログラム「ユースセンター起業塾」事業創造コースにおいて、12月10日(火)より第4期の団体を公募することが決定したのでお知らせします。

こども家庭庁が指針で掲げる、子どもたちが安心して過ごせる場の必要性。鍵は運営団体への支援

近年、不登校・いじめ・自殺の増加など子どもを取り巻く困難は複雑化しています。こうした背景を受け、2023年4月に発足したこども家庭庁では子どもが安心して過ごすことができる場を増やすための議論がなされ、2023年12月には「こどもの居場所づくりに関する指針(*1)」が策定されるなど、子どもの居場所の重要性は社会で認識され始めています。

そしてこども家庭庁がまとめた「こどもの居場所づくりに関する調査研究報告書(*2)」では、居場所が足りていない現状への解決策として「居場所づくりに取り組む団体を支援する『中間支援団体』への支援」があげられています。子どもの居場所を運営する団体を増やすうえで、団体の運営資金のやりくりや人材の採用・育成等の組織経営のサポートが重要となっています。



*1:こどもの居場所づくりに関する指針 こども家庭庁
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/816b811a-0bb4-4d2a-a3b4-783445c6cca3/9dade72e/20231201_policies_ibasho_09.pdf

*2:こどもの居場所づくりに関する調査研究 報告書概要 こども家庭庁
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/db46916f-2963-4114-917d-8677e2761a90/adb0d276/20230323_ibasho_houkoku_gaiyou.pdf


全国で26団体を支援する「ユースセンター起業塾」事業創造コース。各地域では団体の自発的な活動も
カタリバは2011年から、10代の子どもたちの居場所「ユースセンター」を運営してきました。このユースセンターを日本全国に広げるため、子どもたちの居場所づくりに取り組む団体を支援しようと2021年に立ち上げたのが「ユースセンター起業塾(*3)」事業創造コースです。本プログラムでは、カタリバがこれまでの居場所運営で得たノウハウを活用し、各団体のユースセンター事業の立ち上げを資金面・運営面両方から支援しています。

担当コーディネーターによる定期的な面談(個別面談)を軸に、研修等の実施やコミュニティとしての学びの場の提供、団体ごとの課題やニーズに合わせたメニュー提供やコーディネートなどの支援を行います。

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60187/105/60187-105-a9a766e1c524e70bd7c9735bc32e9a18-2880x1624.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


事業創造コースを開始して以降3年間で全国26団体を支援。さまざまな団体を支援する中で、以下のような事例が生まれました。

<支援により生まれた事例>
・カタリバ拠点の知見と個別の地域の状況を踏まえて居場所を開設し、10代が足を運びたくなる工夫を試行錯誤した結果、子どもたちが定期的に訪れるユースセンターに成長

・ユースセンターを開設後、活動を通してさらに多くの居場所の必要性を認識し、学校と共同した居場所運営や周辺地域で行政と連携した新たなユースセンターの立ち上げをスタートするなど、地域全体を盛り上げる働きかけを実施

・さまざまな状況のユースセンター運営団体が情報交換できる機会を活用し、ユースセンターで他団体の取り組みを参考にした活動を新たに開始

それぞれの団体が各地でユースセンターを立ち上げたほか、団体同士で開催される勉強会や、協働して白書や研修を作成しようとする動きなどもあり、学び合いのコミュニティが活性化しています。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60187/105/60187-105-defc14cd889cbbd8d292a7d1a2b6b25f-3364x2288.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
第1期団体は活動3年目に突入。「コミュニティギャザリング」(10月)の様子


*3:特定非営利活動法人ETIC.(エティック)との協働事業


12/10より今年度の公募を開始。全国各地から10代の子どもたちの居場所づくりを行う仲間を募集
子どもたちへの支援を全国に届けるために、ユースセンター起業塾では新たに助成対象団体を募集することが決定しました。より多様な団体と出会い、全国に子どもたちのための居場所をつくりたいと考えています。想いを同じくする皆様からのご応募をお待ちしております。

【事業創造コース4期 募集概要】
<対象事業>
10代(小学校高学年から中高生を想定)に継続的に居場所や対話の機会を提供しながら、以下のパターン1.・2.いずれかまたはその両方に取り組む事業

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60187/105/60187-105-5aaf2a963504ce4dc353a2ed5a98fc35-1060x518.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


・原則、事業を新たに立ち上げる場合を対象とします(ただし、既に上記いずれかのパターンに取り組んでいる場合で、もう一つのパターンに取り組む場合は対象に含まれます)。目安として、ユースセンターの施設や場所を立ち上げ、支援を始めて1年未満(またはまだ立ち上げていない)の場合を対象とします。

・テーマ、支援内容、事業モデル、体制、活用するハード(施設や場所)などにおいて、既存にはない発想でユースセンターを運営したい団体については上記のパターンに限らず歓迎します。

<事業創造コース対象者・対象となる団体・地域>
子どもにとっての多様な学びの機会や居場所へのアクセスがしにくい地域(*4)において、その地域に根ざしてその地域の子どもたちのための活動を行う、目安として創業10年未満(創業期~成長拡大期)の団体

<支援内容>
(1)助成金支援
1団体当たり最大1,500万円(3か年合計)

(2)伴走支援
・10代の子どもを対象とした学びの機会や居場所づくりに関する研修及び助言の提供
・経営面に関する研修及び助言の提供
・連携候補となる他のNPOや企業、自治体・官公庁関係者、研究者等の紹介
・人材採用支援
・資金調達支援
・事務機能の整備・強化に対する支援
・採択団体同士のネットワーキング・ノウハウ共有

<助成期間>
2025年5月から2028年3月まで(最大)
※助成初年度終了時に、事業の進捗状況や成果およびそれらを踏まえた2年度目以降の計画の審査を行い、継続の可否を判断します。

<公募期間>
2024年12月10日(火)〜2025年1月16日(木)15:00

<説明会>
・12月11日(水)12:00-13:00@オンライン(zoomウェビナー)
・12月12日(木)20:00-21:00@オンライン(zoomウェビナー)
※申し込み締切は各日、前日の12:00までです。
※いずれの日程もご都合が合わない場合は、アーカイブ動画視聴のお申し込みが可能です。

▼公募説明会にはこちらからお申し込みください。
https://forms.gle/v5LraQRebWAkV8258

<公募詳細>
詳細は下記webサイトよりご確認ください。
https://www.katariba-kigyojuku.com/course-1

<各団体の活動紹介>
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/interview221128/
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/report221220/
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/report240514/


(*4)政令指定都市・東京23区およびその近郊以外の地域での取り組みを優先して採択します。ただし上記における取り組みでも、「地方と都市の子どもたちの教育資源の格差の解消」という本助成事業の目的・趣旨に合致する場合は対象となりえます。
事業対象地域において申請事業と類似した取り組みが既に行われている場合は、事業の独自性や必要性の観点を踏まえて評価を行います。


認定特定非営利活動法人カタリバとは
どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。

<団体概要>
設立 : 2001年11月1日
代表 : 代表理事 今村久美
本部所在地 :東京都中野区中野5丁目15番2号
事業内容 :高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)/被災地の放課後学校の運営(岩手県大槌町・福島県広野町)/災害緊急支援(全国)/地域に密着した教育支援(東京都文京区)/困窮世帯の子どもに対する支援(東京都足立区・全国)/外国ルーツの高校生支援(東京都)/不登校児童・生徒に対する支援(島根県雲南市・全国)/子どもの居場所立ち上げ支援(全国)
URL: https://www.katariba.or.jp


問い合わせ
・取材に関するお問い合わせ
下記フォームにご入力ください。
https://www.katariba.or.jp/report/(担当:カタリバ広報 山本)

・公募に関するお問い合わせ
下記までご連絡ください。
incubation@katariba.net (担当:カタリバ ユースセンター起業塾 事務局 高橋)



プレスリリース提供:PR TIMES

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