プレスリリース
グローバルで、Shopifyマーチャント(事業者)の「ブラックフライデー・サイバーマンデー」流通総額は過去最高の75億ドル(約10,401億円)を突破
日本では、平均カート価格は12,292円で、POS(店頭売上)は前年比59%増を記録し、オンラインとオフラインの両方で買い物をする消費者が増加
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世界最大級のコマースプラットフォーム、Shopify(ショッピファイ)は、2022年11月25日(金)から11月28日(月)までの、ブラックフライデー・サイバーマンデー(以下、BFCM)の期間中、グローバルで、Shopifyマーチャント(事業者)の売上高が75億ドル(約10,401億円)にのぼり、昨年までの同期間中と比較して過去最高額を記録したことを発表しました。これは、2021年のBFCM4日期間の流通総額63億ドル(約8,733億円)と比較して、19%の増加となります(固定為替レートベースでは21%)。
世界的に見て、BFCMはShopifyのマーチャントにとって年間最大の“稼ぎ時”であり、日本でも同時期にプロモーションを実施する販売業者が増加傾向にあります。ブラックフライデーは、アメリカの祝祭日である感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日を指すもので、クリスマス商戦の幕開けの日として知られています。またサイバーマンデーは、さらにその週明けの月曜日を指し、こちらはオンライン上の大規模セールがスタートする日として定着しています。この2つは元々アメリカでスタートしましたが、今では世界中の様々な国で、ブラックフライデーからサイバーマンデーまでの4日間が、年末商戦に向けたセールキャンペーン期間として浸透しつつあり、この傾向は日本にも広がっています。さらに、一部の販売業者では、キャンペーン期間を4日間だけに限定せず、12月初旬まで特別割引を実施しているケースもあります。
Shopifyマーチャントは合計75億ドルの売上を記録し、2021年の記録を塗り替えました。また、グローバルのShopifyマーチャントによる今年のBFCM期間(4日間)の成果は、以下の通りです。
●全世界でBFCM期間にShopifyで商品を購入した消費者:5,200万人(2021年から12%の増加)
●米東部標準時間12時01分に記録した1分間あたりの売上ピーク:350万米ドル
●売り上げ上位5ヵ国: 1位 米国、2位 英国、3位 カナダ、4位 オーストラリア、5位 ドイツ
● 平均カート価格:全世界で102.10米ドル(固定為替レートベースでは104.80米ドル)
●トップ商品カテゴリー: 1位 アパレル・アクセサリー、2位 ヘルス&ビューティー、3位 ホーム&ガーデン、4位 フード&ビバレッジ、5位 エレクトロニクス
●自国外からの注文の割合:2021年から15%増加
2022年10月に行われたShopifyの年次消費者調査*によると、日本の消費者は今年、買い物にいくら使うかということに対してとても敏感になっており、調査対象者2,000名の約半数(48%)が「他社が同じ商品をより安く提示していれば、そちらに乗り換える」意向であることが明らかになりました。さらに同調査では、消費者の82%(n=2000)が、「より長く使えるものを買いたい」と答えており、今年のBFCMから来年にかけ、サステナビリティ(持続可能性)を重視した購買意識があることが判明しました。
グローバルでの様々な記録更新に加え、日本のShopifyマーチャントでは、以下のような成果をあげました。
●日本でBFCM期間にShopifyで商品を購入した消費者:2021年から20%増加
●販売ピーク時間:21時(日本標準時)
●売り上げ上位の都市や地域:大阪府大阪市、神奈川県横浜市、東京都世田谷区、愛知県名古屋市、東京都港区
●平均カート価格:12,292.02円: カートの平均価格(2021年の11,152.3円から10%上昇)
●トップ商品カテゴリー: 1位アパレル・アクセサリー、2位ヘルス&ビューティー、3位フード&ビバレッジ、4位ホーム&ガーデン、5位メディア(DVDや書籍等)
●自国外(海外)からの注文の割合:2021年から8%増加
●Shopifyマーチャントの店頭売上前年比増加率:59%
日本では、POS(店頭売上)が前年比59%増となったことが特徴的です。これは、BFCMの期間中、セールやキャンペーン情報を見つけた消費者がオンラインとオフラインの両方で買い物をするケースが増えていることを示しています。ShopifyはオンラインECプラットフォームとして広く知られていますが、店頭販売との連携によって、マーチャントは消費者が希望する場所で、シームレスに販売することが可能です。
2022年BFCMの結果に関して、Shopify Japanのカントリー・マネージャー太原 真は、次のように述べています。
「今年は、ブラックフライデー・サイバーマンデー(BFCM)の週末にShopifyのマーチャントから購入する日本の消費者が、これまでよりも20%増加しました。現在のマクロ経済環境への影響にもかかわらず、BFCMの平均消費額は2021年比10%増の12,292円となり、Shopify POSを活用した店舗販売も例年より増加し、過去最高の売上を記録しました。これは、2023年の成長を加速するために、ブランドがオンラインでも対面式でも、シームレスなショッピング体験で消費者のいる場所に対応することの重要性を示しています」
BFCMデータについて:
Shopifyの「ブラックフライデー・サイバーマンデー Shopping Index」は、世界中の当社マーチャントの注文、カートへの商品追加、ページビューをもとに、重要なショッピングシーズンのトレンドを独自に把握するための指数です。このデータは、グローバルにおいて、Shopifyマーチャントによるオンラインとオフラインの売上を表しています。
*2022年10月に実施したShopifyの年次消費者調査 調査概要
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査地域:イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、オランダ、スウェーデン、オーストラリア、ニュージーランド、日本、アメリカ、カナダ
調査対象:コンシューマー24,009名(この内、日本のコンシューマーは2,000名)、企業9,012社(この内、日本の企業は1,000社)
調査日時:2022年9月〜2022年10月
調査企画:Sapio Research
■Shopifyについて
カナダのオタワで設立されたShopify(ショッピファイ)は、コマースに不可欠なあらゆるサービスを提供しながらアップデートを続ける世界トップクラスのコマースプラットフォームです。世界175 ヵ国で展開され、「すべてのお客さまに、より良いコマース体験を」のミッションのもと、デジタルや店舗・ソーシャルメディアなど様々なチャネルに存在するお客様に寄り添い、より洗練されたお買い物体験を提供するために、日々アップデートを続けています。
個人事業主から中小企業、大手企業など様々な規模に応じたサービスを提供しており、国内では、Blue Bottle Coffee Japan(ブルーボトルコーヒージャパン)、Francfranc(フランフラン)、JUN(ジュン)、亀田製菓、NEW ERA(ニューエラ)、Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)、タンスのゲン、WEGO (ウィゴー)、オリオンビール、KINTO(キントー)、海外では、Allbirds(オールバーズ)、Staples(ステープルズ)など、多くのブランドに利用されています。詳細については、https://www.shopify.com/jpをご覧ください。
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