プレスリリース
スペクティ、企業パーパスとミッションをアップデート
防災・危機管理テックスタートアップの株式会社Spectee(本社:東京都千代田区、代表取締役:村上建治郎、以下「スペクティ」)は、企業理念として新たに「パーパス(企業の存在意義)」を設定し、その企業理念のもと社員一丸となって世界で起きる災害や危機に立ち向かい、社会の危機への対応力(レジリエンス)を高め、持続可能な世界の実現に貢献していきます。
パーパス及びミッションの背景
近年、気候危機や新型コロナウイルスなど世界は大きく変動してきています。
20世紀以降、世界の人口は急激に増加し、国連の世界人口予測によると、2050年頃には90億人を超え、21世紀後半には100億人を突破すると言われています。1987年に世界の人口が初めて50億人を超えてから、わずか100年程度で世界人口は2倍以上になることになります。
それだけ多くの人々が地球上で暮らすのですから、エネルギーや水・食料などは大量に必要になり、それによる資源の不足も課題となってきます。
世界のエネルギー消費が増えれば、それだけ大気中の二酸化炭素(CO2)は増え、地球温暖化も深刻化していきます。
地球は約10万年周期で温暖化と寒冷化を繰り返していると言われており、必ずしも人類の社会活動だけが温暖化の原因とは言えない部分もありますが、一方で大気中の温室効果ガスの割合は1990年以降急速に増加しているのも事実です。科学者の多くは大気中の温室効果ガスの増加が、地球温暖化の主要因であると警鐘を鳴らしています。
さらに、地震大国・日本をはじめ、世界でも地震や火山活動が目立ってきています。気象災害や地震などの自然災害リスクはこれまで以上に高くなっていると言えます。
リスクは他にもあります。世界が急速にネットワーク化・クラウド化に進むなか、世界のインターネット上のデータ通信量は60ゼタバイト(ゼタバイト=1兆ギガバイト)に達したと言われています。膨大な情報が飛び交う中、通信インフラは逼迫し、大規模なシステム障害による社会の混乱は、より深刻なものとなってきています。
新型コロナウイルスもオミクロン株が広がりを見せ、2022年も引き続きその脅威は変わらないでしょう。
世界は常に「危機」にさらされ、世界から「危機」がなくなることはないとはないと私たちは考えています。
私たちスペクティは、こうした世界で起きるあらゆる「危機」に対して、最先端の技術力をもとに、これまで培ってきたデータ収集する力、それを解析しシミュレートする力を大いに発揮し、リスクを見える化すること、そしてその先に起きる被害を予測することで、「危機」に強い社会・持続可能な社会を創ることを目指しています。
スペクティは世界の「危機」に立ち向かうために、何をすれば良いかを問い続けていく会社です。
私たちの活動がどう気候変動から地球を守れるか、どう持続可能な世界を構築できるか、どう「危機」から人々を守れるか、それを追い求める会社です。私たち一人ひとりの日々の活動が社会の「危機」への対応力(レジリエンス)を高め、安全で安心な暮らしにつながってゆくと信じています。
2022年、スペクティは自社のパーパス(存在意義)及びミッションを以下のように設定します。
企業理念:パーパスとミッション
パーパス:社会のレジリエンスを高め、持続可能な世界を実現すること。
ミッション:"危機"を可視化する
スペクティが目指す3つの可視化
過去の可視化:過去の膨大なデータをもとに、「どこに」「どのような」リスクがあるかを分析する。
現在の可視化:SNS、IoTセンサーなど様々なデータをもとに、「いま」「どこで」「何が」起きているかをリアルタイムに見える化する。
未来の可視化:災害や危機が発生した際に、その10分後・30分後・1時間後・その先未来に何が起きるかを瞬時に予測し、シミュレートする。
データサイエンスの技術をもとに「危機の可視化」を目指すスペクティにご期待ください。
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株式会社Spectee(スペクティ)について
災害や緊急時に想定外の被害を減らすために、AIを活用して、被害状況をリアルタイムに可視化し予測する『Spectee Pro』を提供。2021年10月時点で、全国600社の企業や100以上の自治体や官公庁に導入されており、防災や企業のBCP、交通の安全、店舗管理、物流やサプライチェーンのリスク管理等に活用されています。SNSの投稿情報や気象データ、河川や道路カメラ、人工衛星、自動車の走行データ等から瞬時に解析し、「今」そして「未来」の状況をシミュレーションする次世代の防災・危機管理ソリューションです。
[企業ホームページ] https://spectee.co.jp
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