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独立行政法人国立高等専門学校機構

長野高専で「支援技術(AT)に関する機器の開発ワークショップ」を開催

(PR TIMES) 2021年12月16日(木)09時45分配信 PR TIMES

〜第1回「触るスイッチの製作」〜

 長野工業高等専門学校(長野県長野市 校長:土居 信数 以下「長野高専」)は、令和3年10月30日(土)に「高齢者・障がい者等を対象とする支援技術(AT)に関する機器の開発ワークショップ」を開催致しました。
 本イベントは、支援技術(AT)に関わる人財育成を目的とし、長野高専が参画するGEAR5.0プロジェクトの一環として行われました。次回は令和4年3月5日(土)に同様の内容でワークショップを実施いたします。
[画像1: https://prtimes.jp/i/75419/100/resize/d75419-100-c8c73dd4f696c4217de6-0.png ]


目的・概要
[画像2: https://prtimes.jp/i/75419/100/resize/d75419-100-63891b732e68b29473f4-1.png ]

 長野高専では、国立高専機構の「Society5.0未来技術人財育成事業・GEAR5.0(※)」の「介護・医工」分野において協力校として活動しており、その一環として、地域の支援技術(AT)に関わる当事者・支援者・関係者を対象に、定期的にワークショップを実施し、協働の場作りを推進しています。
 第1回は、令和2年度に取り組んだATレシピ事業におけるニーズ調査・分析結果に基づき、わずかな動きでも動作する機器のニーズが多かったことから「触るスイッチの製作」をテーマとし、ワークショップを開催しました。触るスイッチは障がい者の意思表示に貢献することを目的の一つとしており、触れるだけで反応する、重度障がい者にも簡単に扱えるものになっています。
 当日は特別支援学校の教員をはじめとした支援者・関係者12名にご参加いただき、長野高専GEAR5.0プロジェクトの参画教員と、学科の垣根を越えサポートのために集まった1年生から3年生の学生8名と共に、和気あいあいと進められました。普段触れる機会のない、基板へのハンダづけに苦戦しながらも、触るスイッチの仕組みの理解を深める機会となりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/75419/100/resize/d75419-100-e1828a30bfef1e53e960-2.png ]


 また、触るスイッチの応用として、ぬいぐるみの頬を光らせるスイッチも紹介されました。
 イベント後のアンケートでは、「すぐに学校で使える教材づくりが学べた」、「マウスに繋げて、iPadやPCを障がい者に扱いやすい仕様にしてみたい」、などや次回のワークショップにも是非参加したいとの意見が多くみられました。
 今後も定期的に支援機器のワークショップを開催する予定です。次回は令和4年3月5日(土)に同様の内容でワークショップを実施いたします。対面での実施のため、長野県内の支援機器に興味がある方を対象に実施予定ですが、近県から参加を希望する場合は、事前にご相談いただければと思います。

触るスイッチ - YouTube
https://youtu.be/RJbn5l1P8jE



開催概要
イベント名:AT機器開発ワークショップ 〜第1回「触るスイッチの製作」〜
開催日:令和3年10月30日(土) 13:00-16:00
※本イベントは、本来令和3年9月4日(土)開催予定でしたが、コロナ感染症の感染状況を鑑み延期開催いたしました。
会場名:長野工業高等専門学校 電子情報工学科棟4階 電子工学実験室
    https://www.nagano-nct.ac.jp/guide/access/#access
参加者:支援技術(AT)に関わる当事者・支援者・関係者など
製作物:「触るスイッチ」(参加費無料)
主 催:長野工業高等専門学校
後 援:熊本高等専門学校,函館工業高等専門学校,富山高等専門学校,徳山工業高等専門学校
協 力:長野県社会福祉協議会

※GEAR5.0プロジェクト
国立高専機構の「Society5.0未来技術人財育成事業・GEAR5.0」の「介護・医工」分野において,「持続可能な地域医療・福祉を支えるeAT-HUB構想とAT技術者育成による共生社会の実現」をテーマとした事業であり、熊本高専を中核拠点校、長野高専を拠点校として令和2年度より開始をしている事業です。

※eAT-HUB構想
従来の支援技術(AT)が対象心身機能の障がいに加えて、障がい者を取り巻く環境や社会も対象にした、共生社会形成を支援することを目標とし、GEAR5.0プロジェクトの拠点校を設置し、全国高専のネットワークを通じて共生社会の形成を支援する構想。
[画像4: https://prtimes.jp/i/75419/100/resize/d75419-100-54dccdaebeab77629788-3.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/75419/100/resize/d75419-100-acda78b234ed1c056a6b-4.png ]

【長野工業高等専門学校について】
長野工業高等専門学校は、深く専門の学理、技術を教授し、職業に必要な能力を育成することを目的として、昭和38年(1963年)4月に開校しました。卒業生は9,000名を超え、理工系の早期一貫教育を行う高等教育機関として産業界等から高い評価を得て今日まで発展してきました。また、平成15年(2003年)4月に専攻科が設置され、工学のより高度な専門的知識や技術を教授することが可能になりました。

【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 長野工業高等専門学校
所在地:長野県長野市徳間716
校長名:土居 信数
設 立:1963年
URL:https://www.nagano-nct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関

【本リリースに関するお問い合わせ先】
独立行政法人国立高等専門学校機構 長野工業高等専門学校
総務課研究協力・産学連携係
TEL:026-295-7134 (お申し込みに関すること)026-295-7561
Email:kenkyu@nagano-nct.ac.jp

【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
独立行政法人国立高等専門学校機構 長野工業高等専門学校
総務課総務係
TEL:026-295-7003 Email:shomu@nagano-nct.ac.jp



プレスリリース提供:PR TIMES

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