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AGRIST、福島タネセンターで地元小学生向けにスマート農業体験

(PR TIMES) 2023年10月06日(金)11時15分配信 PR TIMES

遠隔操作可能なキュウリ自動収穫ロボット、活躍に期待

テクノロジーで農業の未来をデザインするAGRIST株式会社(本社:宮崎県新富町、代表取締役 齋藤潤一、秦裕貴)は、9月12日(火)に福島タネセンターのf-seed.labで行われた地元の小学生向けの農場見学で、キュウリ収穫ロボットの遠隔操作体験を実施しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50444/100/50444-100-28c7d58994d8b29e07f18c14a58a52ab-1920x1080.png ]


福島タネセンターとは


福島タネセンターではキュウリの栽培施設におけるスマート化、持続可能で環境負荷の少ない農業技術の開発を試験農場を開設しながら行っています。今回AGRISTはキュウリ収穫ロボットをハウスへ持参し、福島県の地元の小学3年生向けに遠隔収穫体験を行いました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50444/100/50444-100-cbda884ddf4afb6806b2fe6926c353b1-3900x2454.jpg ]

(写真‐左からAGRIST広報大澤、プロダクトリーダー清水、福島タネセンター代表取締役橋本氏)

子どもたちは列をつくり夢中で操作



[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50444/100/50444-100-147da20c0bd40b6d6f5d3c8514b0539f-3900x3117.jpg ]


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50444/100/50444-100-6d49862f785d43837f83b325391261ef-3900x2454.jpg ]

(写真‐ロボットを操作する様子、ロボット操作を順番待ちする様子)
 ネット環境にロボットを接続し、付属のタッチパネルを用いて収穫体験を行いました。収穫ハンドの上下運動、収獲操作だけでなく、畝間の前後移動も画面上から操作することが可能です。


ロボットで作物の遠隔収穫が可能に


遠隔収穫機能について
AGRISTは茨城県つくば市を拠点に開発しているキュウリ収穫ロボットに遠隔収穫機能を搭載しています。AGRISTが収穫ロボットに遠隔機能を搭載するのは、ピーマン収穫ロボットの研究開発から始まり、キュウリ収穫ロボットが初めての搭載となります。

ロボットについて
ピーマンの収穫ロボット開発で培った技術を応用し、キュウリの収穫ロボットを開発しました。
キュウリ自動収穫ロボットは1本100グラム以上のキュウリをより多く収穫するために、安定性の高い自走式モデルで移動します。また、ロボットに搭載されたカメラから得られた画像をAIが認識・判断し収穫動作を行います。収穫ハンドには吸引タイプの収穫ハンドを採用し、栽培環境や作物を傷つけずに収獲する機能を搭載しています。

今後の展開
今後は、収穫の際に使用するカメラを用いて、農作物の状態をモニタリングしながら巡回することで、今まで人の勘や経験に頼っていた部分を可視化し、再現可能な農業を実現していきます。


開発者コメント


[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50444/100/50444-100-ec16efc33d531c73f918d41bbe3e3441-1920x1080.png ]

遠隔収穫開発エンジニアコメント
遠隔操作でのロボット制御部分を担当しました。過去のロボット操作において操作の複雑さや、ロボットアームの動きのカタつきという技術課題がありました。これに対して、今回は2つの主な改良を行いました。
1つ目は、1つのジョイスティックと収穫ボタンのみのシンプルな操作画面を実装しました。この結果、アームの移動からロボット台車の移動、さらには収穫まで、すべての工程を少ない操作入力で、ゲーム感覚で体験できるようになりました。
2つ目はアームの動きのカタつきを解消するため、より高速にリアルタイムでアーム姿勢を計算できるソフトウェア構成を採用しました。これにより、ロボットアームの動きがより滑らかになり、操作感を大きく向上させました。
今回は遠隔操作ゲームとしての制御を主目的として実装を行いました、しかし、通常のキュウリ自動収穫時にも人間と協調することでより収穫スピードや安全性を向上できると考えており、今回の実装を応用し、人間の得意な「客観的に状況を捉えて動くこと」、ロボットの得意な「収穫モーションを計算で瞬時に導き出せること」を掛け合わせた収穫動作をつくりたいと考えています。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50444/100/50444-100-f323a035979c36a473af0d2fab007bc2-3659x2697.jpg ]

宮崎拓真(みやざきたくま)



キュウリ収穫ロボット プロダクトリーダー兼テックリード コメント
私たちは、農業の未来をデザインすることを目指しています。テクノロジーを使って、農業が大変というイメージを払拭し、より良いイメージに変えていきたいと考えています。この度、小学3年生に遠隔操作のキュウリ収穫ロボットを使ってもらいました。このロボットは自動収穫だけでなく、遠隔操作でも収穫できます。子供たちは、このロボットを操作することで、収穫作業もロボットを使ってゲーム感覚で楽しく農業が出来ることを体験して頂きました。私たちは、この活動を通じて少しでも子供たちに農業の楽しさを味わってもらいたいと考えています。この活動が子供たちが大人になる20年後の農業発展につながっていくことを期待しています。子供たちが農業の楽しさを体験し、興味を持ってくれることで、農業に携わる人材が増え、さらに発展していくことを望んでいます。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50444/100/50444-100-c101172408d16029eb69f5a2d4a7d485-2037x1837.jpg ]

清水秀樹(しみずひでき)


関連記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000050444.html

収穫ロボットの遠隔収穫機能で新しい働き方を提案


収穫ロボットの遠隔収穫機能を活用することで自宅から働き方の機会創出や、昼夜間を問わずに稼働させることができるため、新しい働き方の提案ができると考えます。
今後は、10月に幕張メッセで行われる農業WEEKの出展や、11月開催イベントでの遠隔収穫デモを予定しています。


AGRIST株式会社 概要


農業の未来をデザインするスタートアップ
AGRISTはテクノロジーで農業課題を解決するスタートアップ企業です。
現在日本の農家の平均年齢は68歳となり2030年には農業従事者が半減するとされ、国内における人手不足による農業課題解決ニーズは高まっています。AGRISTは、それらの農業課題を収穫ロボットやソフトウエアの開発により、テクノロジーを活用した次世代農業を実現することで解決し、世界の食料問題の解決、全人類のウェルビーイングに貢献していきます。

商号   : AGRIST株式会社
代表者  : 代表取締役 齋藤 潤一、秦 裕貴
所在地  : 〒889-1412 宮崎県児湯郡新富町富田東1丁目47番地1
設立   : 2019年10月
事業内容 : 農業ロボット開発事業・AI開発事業・ソフトウェア開発事業
ホームページ : https://agrist.com



プレスリリース提供:PR TIMES

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