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「ヘラルボニー/ゼロからはじまる」展覧会、東京建物の「BAG-Brillia Art Gallery-」のオープンに合わせて10月15日より開催

(PR TIMES) 2021年10月16日(土)14時45分配信 PR TIMES

〜障害のある作家の描く”異彩”との出会いの軌跡を辿る〜

株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)は、東京建物株式会社(以下、東京建物)が10月15日よりオープンする東京建物京橋ビル1階のBAG -Brillia Art Gallery-(バッグ ブリリア アート ギャラリー)にて、オープンの幕開けを彩る展覧会「ヘラルボニー/ゼロからはじまる」を10月15日〜1月23日の期間で開催いたします。

展覧会「ヘラルボニー/ゼロからはじまる」について


[画像1: https://prtimes.jp/i/39365/100/resize/d39365-100-1c9c6afafe3e0a7991c4-11.jpg ]

ヘラルボニーは創設当初より「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、日本、そして海外に存在する障害のある作家が描いたアート作品を様々なモノ・コト・バショに展開することで「障害」という言葉が持つイメージの変容に心血を注いできました。

私たちが社会に送り届けたいのは「障害者アート」でも「アートがデザインされた製品」でもありません。“障害=欠落ではない” という思想と 、一人一人の 内なる認識の「変化」です。本展覧会は、ヘラルボニーの原点となった双子の原体験にはじまり、彼等の人生の転機となった岩手県花巻市のるんびにい美術館での “異彩”との出会い、そして、それらの “異彩”のアートが新しい価値と変化の兆しを纏って世の中へ変幻自在に放たれていくまでの、ゼロからの軌跡を辿ります。


BAG-Brillia Art Gallery-について


[画像2: https://prtimes.jp/i/39365/100/resize/d39365-100-2b14cb1d1a7574751f78-0.jpg ]


東京建物のマンションブランド「Brillia」は、2003年より新築マンションを中心に、さまざまなサービスを通して豊かな暮らしの提案をしてきました。

この度、BAG-Brillia Art Galleryをオープンし、アーティストや地域とのつながりをつくりながら、暮らしに寄り添い感性を満たすためのモノ・コトを共に探し、共に考えて、発信していきます。

ヘラルボニーの目指す「誰もが違いを認め合い、自分らしくいられる世界」と、東京建物の目指す「時代や環境が変わっても、自分が自分らしくいられる心地よい暮らし」は同じ未来にあると感じています。障害のある作家の無数の個性と才能が、人々の暮らしを鮮やかに彩る。その日常のささやかな煌めきから誰もが違いを認めあい、自分らしくいられる世界を実現することを目指して、本展覧会の開催にいたりました。



展覧会概要


展覧会名:「ヘラルボニー/ゼロからはじまる」
会期:2021年10月15日(金)〜2022年1月23日(日)
会場:BAG-Brillia Art Gallery- (〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目6-18 東京建物京橋ビル)
時 間:11:00〜19:00 ※12月28日〜1月5日の間は年末年始休館
入場料:無料
休館日:毎週月曜(月曜が祝日の場合は翌日の火曜へ振替休館)
内容:るんびにい美術館在籍作家の原画展示、ヘラルボニーの取り組み・活動成果の展示(事業紹介パネル、グッズ ほか)、アートライフブランド「HERALBONY」のプロダクト販売、希望の園 森啓輔氏が描いた原画作品の展示販売 ほか
主催:東京建物株式会社
企画協力:株式会社ヘラルボニー
企画監修:公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団
企画運営:株式会社Quaras
展示協力:るんびにい美術館(岩手県花巻市)、希望の園(三重県松阪市)
公式サイト:https://www.brillia-art.com/bag/



展示内容


BAG-Brillia Art Gallery-は、「+1(プラスワン)」と「+2(プラスツー)」の2つのギャラリー空間により構成されます。本展覧会では、+1ギャラリーにて”異彩”と出会った軌跡を丁寧に辿り、ヘラルボニー創設の「ゼロ」となる原点に迫ります。+2ギャラリーでは、アートライフブランド「HERALBONY」のアートプロダクトの販売と、希望の園(三重県松阪市)在籍の作家 森啓輔氏の原画を展示、販売いたします。

〈+1ギャラリーの展示内容〉
[画像3: https://prtimes.jp/i/39365/100/resize/d39365-100-a792a96dad5923ed64eb-18.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/39365/100/resize/d39365-100-781f82bb9a3132b381c2-16.jpg ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/39365/100/resize/d39365-100-cf91f41427fbe7ca2abd-17.jpg ]

+1ギャラリーでは、ヘラルボニー創設の原点となった双子の原体験を紐解く展示を初め、彼等の人生の転機となった、岩手県花巻市のるんびにい美術館で出会った“異彩”のアートの原画を展示いたします。また、2,000点以上のアートデータを軸に、まちづくり や食品パッケージ、ライフスタイルにまつわるアイテムなど、ヘラルボニーがこれまで“障害=欠落ではない” という思想の元に、様々な形で社会に提案してきた活動内容も展開いたします。

〈+2ギャラリーの展示内容〉
[画像6: https://prtimes.jp/i/39365/100/resize/d39365-100-3c87e2f5d323c1bd4961-15.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/39365/100/resize/d39365-100-1da1d0459e556a2b4855-19.jpg ]

+2ギャラリーでは、ヘラルボニーがプロデュースするアートライフブランド「HERALBONY」の手がける、アートプロダクトを販売いたします。 また、岩手は盛岡に構える「HERALBONY GALLERY」で企画展を彩った森啓輔氏(希望の園在籍)の原画も展示、販売いたします。



■参画アーティスト・展示作品紹介


[画像8: https://prtimes.jp/i/39365/100/resize/d39365-100-592a69743eb6050082f1-5.jpg ]

作家:八重樫季良氏
作品名:「無題(家)」
在籍:るんびにい美術館(岩手県花巻市)
一見抽象的な幾何学パターンを描いたように見える絵だが、それが独自のアレンジによって描かれた建築物や乗り物だと知ったら多くの人が驚くだろう。 この表現様式を八重樫は子どもの頃、誰に習うことなく独創によって生み出し、以来半世紀余りにわたってこのただ一つのスタイルで創作し続けて来た。その作品数はおそらく数千点に及ぶと思われる。

[画像9: https://prtimes.jp/i/39365/100/resize/d39365-100-dbb5b14ed55defa4b98f-6.jpg ]

作家:小林覚氏
作品名:「数字」
在籍:るんびにい美術館(岩手県花巻市)
よく見ると、いろいろな数字がつなげて描かれているのがわかる。小林は養護学校中等部の在学中に、日記も作文もすべての文字を独特の形にアレンジして書くようになった。 初め学校の先生も何とか直せないかと苦心したが、やがてこれを魅力的な造形表現ととらえることに切り替える。 これを転機に、彼の表現は多くの人に喜びを与えるアートとして羽ばたき始めた。彼の好きな音楽家はビリー・ジョエル、クイーン、井上陽水、スピッツ、THE BOOM。そして散歩が大好き。

[画像10: https://prtimes.jp/i/39365/100/resize/d39365-100-81065783f077b73d1632-7.jpg ]

作家:佐々木早苗氏
作品名:「(無題)」
在籍:るんびにい美術館(岩手県花巻市)
絵画のみならず織り物、切り紙、刺繍など、いずれも緻密で色彩と構成の妙に富む様々な表現を生み出し続けている。彼女は一つの仕事に数か月から数年集中して取り組んだあと、不意にやめて別の仕事に移るのが常。2019年現在の彼女が打ち込んでいるのは、丸く切り抜いた紙をいくつもの色で同心円状に彩色し、塗り終わった紙を壁に並べて貼っていくこと。

[画像11: https://prtimes.jp/i/39365/100/resize/d39365-100-07c2c2e11cd5589795fc-8.jpg ]

作家:工藤みどり氏
作品名:「(無題)」
在籍:るんびにい美術館(岩手県花巻市)
ある時はふわふわと、夢見るように周囲の誰かに笑顔で話しかけていたり。またある時は、一人自分の内側の世界に深く意識を沈めていたり。工藤のまなざしは、彼女の心だけに映る何かを追いかけてたゆたう。 心を満たす幸福なイメージが浮かぶのか。それとも痛みや悲しみを心に映さないようにするためなのか。それとも。工藤の制作は、瞑想から生み出されるような果てしなさがある。自分が今なにかを作り出しているという意識はあるのだろうかーー。彼女が描く時、縫う時、あるいはよくわからない「なにか」をしている時。ふとそんな疑問を感じさせる、不思議な空気が彼女の制作には漂っている。

[画像12: https://prtimes.jp/i/39365/100/resize/d39365-100-bb3ddcf80bee8f9855b0-9.jpg ]

作家:高橋南氏
作品名:「風のロンド」
在籍:るんびにい美術館(岩手県花巻市)
クーピーペンシルやクレヨンを塗り重ねることで作り上げられた作品は、一見すると、素早い鉛筆の動きを要する激しい制作態度を連想させる。しかし実は、彼女の制作は非常にゆっくりと穏やかである。彼女の描き出すひとつひとつの色は、お互いに交じり合うことなく、それぞれにその美しさを主張しながら画面の上に現れ、激しさと静けさが不思議に同居しており、心を惹きつけられずにはいられない。


[画像13: https://prtimes.jp/i/39365/100/resize/d39365-100-6d502c728b720645549d-10.jpg ]

作家:森啓輔氏
作品名:「黒いチューリップ」
在籍:希望の園(三重県松阪市)
1989年生まれ。三重県伊勢市在住。同県松阪市「希望の園」所属。
12歳のときアトリエ「HUMAN・ELEMENT」で制作を始動。17歳から油絵を始め、全国の公募展や三重県展では毎年入選を果たす常連作家。これまでに愛知、岐阜、三重で個展を開催。国内だけでなく、ドイツ、フランス、スペイン、中国、ベトナムといった海外のグループ展にも多数参加。
〈受賞歴〉
2015年「アート・カールスルーエ2015(ドイツ)」出品
「パリスアートフェア2015(フランス)」出品
2020年「第3回日本財団DIVERSITY IN THE ARTS 2020」入賞
「第1回アートパラ深川 公募展」優秀賞



■東京建物株式会社のマンションブランド「Brillia」概要


[画像14: https://prtimes.jp/i/39365/100/resize/d39365-100-466edcaa4b7df8071005-12.jpg ]

東京建物は、創業120年を超える「日本で最も歴史のある総合不動産会社」として、住宅、ビル、都市開発、商業施設、保育、リゾート、海外等、多角的に事業を展開。東京建物のマンションブランド「Brillia」は、洗練と安心を理念に住宅を提供しながら、さまざまなサービスを通して豊かな暮らしを提案する“住まいのトータル・ブランド”である。
建物やデザイン、インテリア選びなどはクリエイティブな活動であることから、さまざまなアート作品には暮らしを豊かにするきっかけや可能性が秘められていると考え、BAG-Brillia Art Gallery-をオープンする。
会社名:東京建物株式会社 / Tokyo Tatemono Co.,Ltd.
所在地:東京都中央区八重洲1-4-16
代表者:取締役常務執行役員住宅事業本部長 秋田 秀士
公式サイト:https://brillia.com/



■株式会社ヘラルボニー概要


[画像15: https://prtimes.jp/i/39365/100/resize/d39365-100-17217591d7cd6fa0d3ae-13.jpg ]

「異彩を、 放て。」をミッションに、 福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す福祉実験ユニット。日本全国の障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸に作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」、建設現場の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開。社名「ヘラルボニー」は、知的障害がある両代表の兄・松田翔太が7歳の頃に自由帳に記した謎の言葉。そのため「ヘラルボニー」には「一見意味がないと思われるものをの世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めている。
会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38
代表者:代表取締役社長 松田 崇弥、代表取締役副社長 松田 文登
公式サイト:
https://www.heralbony.jp
https://www.heralbony.com



プレスリリース提供:PR TIMES

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