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豊橋の巨大貝塚は干し貝を大量生産した痕跡?-縄文時代の魅力を深掘り!-第4回とよはしシンポジウム「縄文時代の魅力を探る」を開催

(PR TIMES) 2022年01月07日(金)11時15分配信 PR TIMES

豊橋市には三河湾に面した牟呂地区の貝塚群をはじめ、多くの縄文時代の遺跡が知られています。このシンポジウムでは、豊橋の縄文時代の遺跡と考古資料に焦点を当てて全国的な視点から講師の先生にご講演いただき、トークセッションを行います。
[画像1: https://prtimes.jp/i/25583/100/resize/d25583-100-925d8e824f9ad824f1a3-1.jpg ]



開催日時  令和4年1月29日(土) 13:00〜16:45
場所    豊橋市公会堂
定員    先着300人(事前申込不要)
駐車場あり
※新型コロナウイルスの影響により、内容を変更することがあります。

【ポイント】
1.牟呂地区の巨大貝塚
豊橋市牟呂地区には、ハマグリの貝殻でできた巨大貝塚が点在します(牟呂貝塚群)。貝塚からは日常生活で使われた道具はほとんど見つかっておらず、周囲では集落跡は見つかっていません。その代わり、数多くの炉跡が見つかっています。このことから、牟呂貝塚群はハマグリを煮て加工するための特殊な貝塚群であると考えられています。縄文人たちは、ハマグリの身を乾燥させ、干し貝に加工したことでしょう。海水で煮て作った干し貝には塩分が豊富です。縄文人にとっては、貴重な塩分供給源だったのかもしれません。シンポジウムでは、貝塚から採取した貝層サンプルの分析を基に、動物考古学の立場から、東海大学海洋学部准教授の丸山真史さんにお話しいただきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/25583/100/resize/d25583-100-07288de77421dc343d0b-2.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/25583/100/resize/d25583-100-89bed5bd9ade3a9a98b7-0.jpg ]


このほか、縄文時代の代表的な石器の材料・黒曜石の流通について、黒曜石原産地研究の第一人者である明治大学黒耀石研究センター特任教授の池谷信之さんに、土偶や石棒などの非実用品に現れる縄文人のココロについて、中部大学講師の長田さんに、それぞれお話しいただきます。

2.豊橋の縄文時代の魅力とは?
豊橋市にはさまざまな縄文時代の遺跡があり、遺跡からわかることもたくさんあります。シンポジウムの締めくくりのトークセッション(討論)では、譽田亜紀子(こんだあきこ)さん(土偶女子・文筆家)を司会に迎え、講師のみなさんが豊橋の縄文時代の魅力を深掘りします。


【関連イベント】
○第18回土偶研究会豊橋大会「東海の土偶」
土偶研究会は、縄文時代の土偶に関する研究・情報交換をおこなう研究者の集まりです。年に1回の研究集会(大会)を今年度は豊橋市で開催します。テーマは「東海の土偶」で、愛知県の縄文時代後期・晩期の土偶を中心に、最新の研究成果を発表します。縄文文化や土偶に興味をお持ちの方であれば、どなたでもご参加いただけます。

開催日時  令和4年1月30日(日)13:00〜16:30
場所    豊橋市公会堂
定員    当日先着300人(事前申込不要)
※新型コロナウイルスの影響により、内容を変更することがあります。

○美術博物館コーナー展示「豊橋の縄文時代」
豊橋市の縄文時代について、コンパクトに紹介します。豊橋市の主な縄文遺跡とその出土のほか、三河地方の遺跡から出土した土偶を展示します。

開催期間   令和4年1月15日(土)〜令和4年2月13日(日) ※月曜日休館
場所     豊橋市美術博物館 1階ラウンジ
主な展示資料 水神貝塚(第2貝塚)の貝層パネル、大蚊里貝塚の土偶、西側北遺跡の黒曜石製石器 など
※新型コロナウイルスの影響により、内容を変更することがあります。

[画像4: https://prtimes.jp/i/25583/100/resize/d25583-100-8ca04730ff8b83e1d1e9-3.jpg ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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