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株式会社Kids Public

東京都DX推進実証実験プロジェクトの対象地域が拡大 東京都府中市の産後の保護者へ、オンライン医療相談サービスを無償提供

(PR TIMES) 2021年08月11日(水)11時45分配信 PR TIMES

産婦人科・小児科オンラインを通して、ウィズ/ポストコロナ時代の産後サポートの充実を目指します

この度、株式会社Kids Public (東京都千代田区 代表:橋本直也)が東京都DX推進実証実験プロジェクトとして行っている実証実験において、新たに東京都府中市が対象地域となることが決まりました。現在実施中の板橋区と世田谷区に加え、8月2日より府中市在住の産後の保護者も、同社が運営する「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」を無料で利用することができます。府中市における実証実験は、ウィズ/ポストコロナ時代を見据えた産後サポートのあり方を提唱することを目的とし、2021年8月2日から2021年12月31日まで実施されます。
(DX(デジタル・トランスフォーメーション)とは、進化したデジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革することをさします)
[画像1: https://prtimes.jp/i/19477/100/resize/d19477-100-217e493ad3bcdde87835-0.png ]

■実施の背景〜 新型コロナウイルス流行が示した産後サポート強化の必要性〜
新型コロナウイルス流行によって、外出の自粛が求められるなど生活に大きな変化がありました。産後の家庭にもその影響は大きく、例えばこれまで行われていた対面での産後家庭へのサポートが減少しました。このことで、産後の保護者はいつも以上の不安を抱えやすい状態となりました。その結果、

産後うつの増加(1)
DV, 児童虐待の増加(2)(2020年はどちらも過去最多となった)
健診機会が減少することによる育児不安の増大(3)

などが懸念されています。2021年1月の出生数は前年同月と比べマイナス14.6%(4)となっており、ウィズ/ポストコロナ時代でも安心して妊娠・出産・子育てを迎えることができるよう、サポートを充実させる必要性があります。


■産後サポートのDX 〜オンラインであれば産後の保護者へリーチできる〜
新型コロナウイルス流行は「既存の対面を前提とした産後サポートだけでは届かない不安、孤立があること」を社会に投げかけました。この状況下で、オンラインを活用した医療相談が注目を高めています。
オンライン医療相談は、医療機関の受診を控えたい状況や、自宅内での様々なストレスが増強しうる状況で、自宅からスマートフォンを通して妊娠・出産・子育てを支える専門家に繋がる接点を提供します。対面を前提としていた既存の産後サポート施策に、オンラインでのセーフティネットを追加することで産後サポートをさらに充実させます。


■実証実験について
<採択経緯>
産後サポートには専門知識が必要です。「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」には160名を超える産婦人科医、小児科医、助産師が所属しています。小児科、産婦人科に特化したオンライン医療相談としての専門性及び実績が評価され、本実証実験に採択されました。

<実施方法>
2021年8月2日以降に府中市で行われる新生児訪問の際に、訪問員が産後の保護者へ「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」の無償提供について案内します。
実験参加者は2021年12月31日まで本サービスを無料で何度でも利用できます。

<評価方法>
実証実験終了時に実験参加者に対してウェブでアンケートを実施し、「産後の安心を感じたか」「今後も必要な産後サポートと思うか」を評価します。

「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」は2021年4月現在全国22箇所の自治体に住民サービスとして導入され、運用されていますが、東京都内での事例かつオンラインによる多角的なアプローチによる産後サポートに特化した取り組みは本実証実験が初めてとなります。
東京都DX推進実証実験プロジェクトの詳細:https://dx-jissho.tokyo/

【参考・引用】
(1)松島みどり筑波大准教授(公共政策)らの調査
(2)警察庁 令和2年の犯罪情勢
(3)日本小児科学会 小児のコロナウイルス感染症2019(COVID-19)に関する医学的知見の現状
(4)厚生労働省 人口動態統計の速報


■Kids Public代表 小児科医 橋本直也 コメント
新型コロナウイルス流行は「社会のストレスチェック」だとも言われています。新型コロナウイルス流行で表面化した問題はもともと脆弱性があった部分だ、という考え方です。
ポストコロナを見据えて、今回表面化した脆弱な部分をいかに補強するかが重要です。
オンラインで産婦人科医、小児科医、助産師と各家庭が繋がることはその補強のために必要な一つのピースであることは間違いないと思っています。首都東京からこの国の産後サポートの未来のあり方を提唱できる機会をいただいたことに心より感謝しております。

これからも、「産婦人科オンライン」及び「小児科オンライン」は、スマートフォンから産婦人科医、小児科医、助産師に気軽に相談できる環境を作り、産後の保護者が安心して子育てができるよう、自治体との連携を進めて参ります。


《参考資料》
■コロナ禍で注目が高まっているオンライン医療相談
新型コロナウイルス感染症流行の影響下において、オンラインを活用した医療相談は注目を集めています。
外出がままならず、家庭内で様々なストレスを抱えることの多い状況で、自宅からスマートフォンを通して妊娠・出産・子育てを支える専門家に繋がるセーフティネットを提供することは、ウィズ/ポストコロナ時代でより重要な役割を果たします。
「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」は、産婦人科・小児科領域のオンライン医療相談を行うに留まらず、下記の役割で貢献しております。

保護者に対面でのサポートが必要と判断した場合は自治体へ適切に情報連携し、オンラインだけでは閉じない、包括的な母子保健施策として貢献
新型コロナウイルス感染に関する医療相談
外出機会が減少する中で蓄積される育児ストレスへの相談対応
親子サロンの中止などにより減少した対面育児サポートの補完



■ スマホで相談「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」
産婦人科オンライン(https://obstetrics.jp)・小児科オンライン(https://syounika.jp)の提供するサービスは下記の通りです。様々なオンラインサービスを提供することで、多様なニーズを満たします。

24時間365日、利用者からいつでもメッセージを送ることができ、24時間以内に医療者から返信が送られてくる一問一答形式のサービス「いつでも相談」
平日の18時〜22時の間、10分間の予約制で産婦人科医、小児科医、助産師に相談できる「夜間相談」
公式LINEアカウントやメールマガジンでの医療記事「産婦人科オンラインジャーナル」「小児科オンラインジャーナル」の定期配信
授乳、育児に関する動画ライブ配信 (YouTubeで気軽に閲覧可能)


[画像2: https://prtimes.jp/i/19477/100/resize/d19477-100-39443a56709d651aea7e-1.png ]


相談サービス(いつでも相談、夜間医療相談)では、下記など保護者自身の心身の悩みから子どもの健康・子育ての悩みまで幅広い相談に専門の医師・助産師が対応します。

妊娠中の食事や服薬について教えて欲しい。
子どもの湿疹が続いている。家でできるケアは?
うまく授乳ができず、乳腺炎になってしまった。対応を相談したい。
離乳食が進まなくて悩んでいる。

その他、病院に行くほどではなくても、妊婦や子どもの保護者からしてみると心配の種となっているような些細な悩み・不安にも寄り添い、子どもと女性の健康を支えていきます。
※本サービスは遠隔健康医療相談サービスであり、医療行為ではありません。診断や薬の処方はできません。


■お問い合わせ先
株式会社Kids Public 広報室(担当:川畑)
https://kids-public.co.jp/
所在地:東京都千代田区神田小川町1-8-14 神田新宮嶋ビル4階
TEL:03-4405-9862
E-Mail:contact@syounika.jp
設立日:2015年12月28日
代表者:代表取締役社長 橋本 直也(小児科医)
事業内容:「子育てにおいて誰も孤立しない社会の実現」を理念として、インターネットを通じて子どもの健康や子育てに寄り添う。
遠隔健康医療相談サービス「小児科オンライン」(https://syounika.jp/)「産婦人科オンライン」(https://obstetrics.jp)及び医療メディア「小児科オンラインジャーナル」(https://journal.syounika.jp/)「産婦人科オンラインジャーナル」(https://journal.obstetrics.jp/)を提供。
提供サービス:
【遠隔健康医療相談サービス】
「小児科オンライン」https://syounika.jp/
「産婦人科オンライン」https://obstetrics.jp
【医療メディア】
「小児科オンラインジャーナル」https://journal.syounika.jp/
「産婦人科オンラインジャーナル」https://journal.obstetrics.jp/



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