プレスリリース
〜豊橋が誇る無形民俗文化財〜
豊橋市には400年以上前、慶長の時代から受け継がれてきた市の指定無形民俗文化財・飽海人形浄瑠璃があり、吉田文楽保存会が継承しています。
2022年1月4日に吉田文楽保存会が豊橋市役所の市民ホールで演目の1つを披露します。
伝統芸能を間近でご覧いただける機会ですので、ぜひお立ち寄りください。なお、人形浄瑠璃を市役所庁舎内で披露するのは今回が初めての試みとなります。
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日時 令和4年1月4日(火)12時40分から(おおむね15分程度)
場所 豊橋市役所 東館1階 市民ホール
出演 吉田文楽保存会
演目 寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)
今回、吉田文楽保存会より、「新年に縁起の良い演目である寿式三番叟を披露したい。」「飽海人形浄瑠璃を将来にわたって継承していくためにも、披露する機会を増やしていきたい。」との申し出があり、市の指定無形民俗文化財である伝統芸能を広く知っていただく機会として開催に至りました。
400年以上前から伝えられてきた伝統芸能
400年以上前、慶長の時代に京都から都落ちした公家の永野氏が三州吉田宿(現在の豊橋市)飽海村に多くの人形とともに落ち着いたのが飽海人形浄瑠璃の始まりです。
以来、時代を超えて受け継がれ、現在は市の指定無形民俗文化財として吉田文楽保存会が継承しています。
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人形浄瑠璃独特の技法
人形を三人で操る人形浄瑠璃の「三人遣い」は他に類を見ない独特の技法です。3人が息を合わせることで自然で複雑な動き、豊かな表現を生み出します。
寿式三番叟は五穀豊穣、子孫繁栄を願う縁起物として、お正月の祝賀行事や劇場の開場の出し物として古くから取り上げられてきました。
右手に持った鈴と、左手に持った扇子を振りながら、種を蒔く仕草を繰り返し、四方を巡ります。
舞いに疲れて一息ついたりする、人間臭さ、滑稽さにも注目してご覧ください。
プレスリリース提供:PR TIMES