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SkyDrive、米国サウスカロライナ州において空飛ぶクルマ事業、本格始動

(PR TIMES) 2023年07月20日(木)13時15分配信 PR TIMES

〜チャーター機運航会社・オースティン アビエーションと5機のプレオーダーを合意〜

 「空飛ぶクルマ」(※1)および「物流ドローン」を開発する株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市、代表取締役CEO 福澤知浩、以下「SkyDrive」)は、米国サウスカロライナ州で「空飛ぶクルマ」の運航実現に向けて、サウスカロライナ州および州内の主要空港、運航会社等とプレスイベントを開催した事およびチャーター機運航会社・オースティン アビエーションと5機のプレオーダーを合意した事をお知らせ致します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/38857/98/resize/d38857-98-a6138114bbd09ee9c47e-2.jpg ]


■ 本提携の背景と今後の取り組み
 SkyDriveは、2023年1月に開催された2023年度のeVTOLシンポジウムにおいて、米国市場への参入計画と、サウスカロライナ州に本拠点を置いたことを発表しました。(※2)更に、2023年6月のパリ・航空エアショーで3人乗りの空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」を発表し(※3)、開発に取り組んでいます。

 この度、サウスカロライナ州政府と州内の主要空港、および運航会社等のあらゆるステークホルダーと協力し、サウスカロライナ州において空飛ぶクルマの実現に向けて、本格始動する運びとなりました。

 本件に伴い、Lowcountry Aviation Companyの子会社で、チャーター機の運航会社であるAustin Aviation Inc. (社長 Alex Cavazzoni)と、空飛ぶクルマ導入に関する覚書を締結し、設計開発中の「空飛ぶクルマ」の商用機「SKYDRIVE」の最大5機のプレオーダーを合意しました。

 また、SkyDriveは2022年9月に、米国のVolatus Infrastructure LLC (「以下、Volatus」)と業務提携し、アメリカにおける空飛ぶクルマのバーティポート(※4)や充電ステーションなどのインフラ構築計画を推進してきました。(※5)サウスカロライナ州においても、Volatusは重要な専門知識を提供する予定です。

 今後、SkyDriveは、Austin Aviation Inc.やVolatus、様々パートナーの皆様と協力し、同州の主要空港を起点とした「SKYDRIVE」の実用的なユースケースを創出、商業運航を目指します。

■各コメント
株式会社SkyDrive 代表取締役CEO 福澤 知浩
 SkyDriveはサウスカロライナ州政府、地方政府や様々な関係者の方々に多大なるご支援を賜り事業開発を進めてくることができました。今後、サウスカロライナ州を米国における空飛ぶクルマのインフラ開発の最先端の地とし、SkyDrive社の空飛ぶクルマをより広くご活用頂くために、ステークホルダーの皆様との連携をこれまで以上に密にしながら次のステップに進ませて頂けることを大変ありがたく思っております。

Austin Aviation Inc. 社長 Alex Cavazzoni 氏
 モーター駆動の技術を最初に取り入れた自動車業界のように、オール電動の技術を取り入れた空飛ぶクルマは、ビジネスジェトやチャーター機を運航する業界にも大きな変革と挑戦をもたらします。 SkyDrive社が開発する「SKYDRIVE」とサウスカロライナ州の全ての関係者の協力を得ながら、これから業界の次世代のチャプターを創っていけることを楽しみにしています。

Volatus Infrastructure, LLC 共同創設者 Grant Fisk 氏
 我々は、サウスカロライナ州の空飛ぶクルマのエコシステムに参加できることを光栄に思います。また、SkyDriveと協力して州全体の空飛ぶクルマのインフラ計画を推進できることを嬉しく思います。これが米国における空飛ぶクルマの業界の方向付けとなり、さらなる進歩と発展に繋がる事を願っています。

■「SKYDRIVE」の概要
 「SKYDRIVE」は、「電動」「垂直離着陸」といった特徴を備えたコンパクトな航空機です。3人乗り(乗客2名とパイロット1名)で、パイロットが操縦しますが、コンピュータ制御のアシストにより、飛行を安定させています。当社は、将来的に「空飛ぶクルマ」が、自動車のように日常的に空の移動手段として使われる世界を目指して、開発を進めてまいりました。


[画像2: https://prtimes.jp/i/38857/98/resize/d38857-98-cf029da93bbb75f71a2e-0.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/38857/98/resize/d38857-98-f2b3551d53a472184ef5-0.jpg ]

※1  空飛ぶクルマとは:電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段です。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)や Urban Air Mobility(UAM)と呼ばれています。
引用元:国土交通省(令和5年3月付) https://www.mlit.go.jp/common/001598463.pdf

※2 バーティポートとは:空飛ぶクルマ等、垂直離着陸可能な航空機専用の離着陸場のこと。垂直を意味する「Vertical」と空港を意味する「airport」の2語を合わせた単語。

※3 当社関連プレスリリース https://skydrive2020.com/archives/13948

※4 当社関連プレスリリース https://skydrive2020.com/archives/17458

※5 当社関連プレスリリース https://skydrive2020.com/archives/37772

≪株式会社SkyDrive 概要≫
設立:2018年7月
代表者:代表取締役CEO 福澤知浩
URL:https://skydrive2020.com/
所在地:豊田本社:愛知県豊田市挙母町2-1-1
    豊田開発センター:愛知県豊田市西中山町山ノ田20-2
    豊田テストフィールド:愛知県豊田市足助地区
    名古屋オフィス:名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルヂング11F
    東京オフィス:東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー7F SPACES品川内
    大阪オフィス:大阪府大阪市北区梅田1-3-1-800 大阪駅前第一ビル8F
    アメリカオフィス:500 Carteret Street, Suite D, Beaufort, SC 29902
事業内容:「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、2018年7月に設立、豊田市を主拠点に「空飛ぶクルマ」及び「物流ドローン」を開発しています。「空飛ぶクルマ」の開発においては、国内で唯一、有人飛行試験を実現し、官民協議会の構成員として制度設計にも関与しております。「空飛ぶクルマ」は、現在3人乗りの機体を開発中、2025年に大阪・関西万博での運航開始を目指しております。30kgの荷物を運搬可能な「物流ドローン」は、山間部を中心とした作業現場で活用いただいています。



プレスリリース提供:PR TIMES

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