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プレスリリース
AI型教材「Qubena(キュビナ)」、教育機関向けクラウドサービス「ツムギノ(tsumugino)」を提供するテクマトリックス株式会社とスタディ・ログ利活用に関する共同プロジェクトを開始
〜 評価プロセスへのスタディ・ログおよびコンテンツデータの活用へ 〜
AI型教材「Qubena(キュビナ)」を開発・提供する株式会社COMPASS(本社:東京都文京区、代表取締役:小川 正幹、以下 COMPASS)は、学習者を中心としたデータ利活用のための連携・協働プロジェクト「Qubena Connect(キュビナコネクト)」の一環として、スクール・コミュニケーション・プラットフォーム+校務支援システム「ツムギノ(tsumugino)」を提供するテクマトリックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:由利 孝、以下 テクマトリックス)とスタディ・ログ利活用に関する共同プロジェクトを実施することをお知らせします。
[画像: https://prtimes.jp/i/24557/97/resize/d24557-97-94a9405cc4066fd1b653-0.jpg ]
GIGAスクール構想による児童生徒1人1台端末環境が整備され、配布端末を使ったソフトウエアの活用や教育データの利活用が教育DX推進の次なるテーマとなっています。学校現場において、学習支援や校務支援などの目的に応じたさまざまなデジタルサービスの導入・活用が進められる中で、それぞれに蓄積される教育データのサービス間の連携のあり方の整備とユースケース創出が新たな課題となっています。
COMPASSとテクマトリックスでは、両社が有力なユースケースの一つとして考えている“評価に関連する一連のプロセスにおけるスタディ・ログおよびコンテンツデータの活用”について、サービスの枠を超えて検討・検証するべく、このたびの共同プロジェクトの実施にいたりました。
現在、子どもたち一人ひとりに対する「評価」は、評価者にその基準が委ねられている部分が大きいにも関わらずよりどころとなる情報が少ない点、また子どもたち自身が学期末まで結果を把握できない点など、いくつかの大きな課題を抱えています。これらに対して、デジタル教材のスタディ・ログやコンテンツデータを活用することによって、本来的な評価の役割である子どもたちのより主体的な学びを引き出すことを、本共同プロジェクトでは目指していきます。
テクマトリックスが開発・提供する「ツムギノ」は、「学びを未来へ紡ぐ」をコンセプトに、校内外にわたる充実したコミュニケーション機能に加え、学びの蓄積、教職員の校務・教務支援機能までを一元化する、スクール・コミュニケーション・プラットフォーム+校務支援システムです。子どもたちの主体的・探究的な学びをサポートする、子どもを中心に考えた独自の設計で、全国の教育先進校への導入が進んでいます。
今回のプロジェクトにおいては、ツムギノに搭載されている評価プロセスに関わる機能に対して、Qubenaのスタディ・ログやコンテンツデータを連携することで、客観データに基づく評価基準の設定や子どもたち自身による適時の目標設定・振り返りなど、主体的で納得度の高い評価プロセス実現のためのデータ利活用モデルの構築を目指します。また、自治体・学校の協力の下、エビデンスに基づくユースケースの創出に取り組んでまいります。
◆想定されるユースケース例:
1. 学校現場で導入したデジタル教材のコンテンツデータを、教員が評価基準の設定に活用。子どもたちはその評価基準に対する目標設定・学習計画の策定を主体的に行う
2. 学校現場で導入したデジタル教材のスタディ・ログを、子どもたち自身による学習活動の振り返り、教員による評価に活用する
今回の共同プロジェクトでは、子どもたちを取り巻く教育データが、子どもたち自身にとってより便利に、効果的かつ安全に利活用されるよう、両社の知見・技術を束ねるとともに、専門家の皆さまとも連携しながら、法令に則ったセキュアなデータ利活用のあり方を検討してまいります。
◆COMPASSについて URL: https://qubena.com/
AIが子どもたち一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するAI型教材「Qubena」を開発、2021年度からは小学校・中学校の5教科対応版をリリース、全国の小中学校約1,800校、約50万人が利用しており、アダプティブラーニングによって知識・技能の習得を支援します。2018年度から20年度まで3年連続で経済産業省「未来の教室」実証事業に採択。また「日本e-learning大賞 経済産業大臣賞」「グッドデザイン賞」を受賞しています。
◆ツムギノ(tsumugino)について URL: https://tsumugino.jp
「ツムギノ」は、糸をつくる、言葉をつなげる、という意味を持つ「紡ぐ」と、革新を意味する「Innovation」を掛け合わせて作られました。“学びを 未来へ 紡ぐ”דInnovation”。「新しい学びを未来に向けてカタチ作りながら、新たなものを創造し、教育業界に革新と新たな価値を生み出したい」との思いを込めています。
◆テクマトリックスについて URL: https://www.techmatrix.co.jp
テクマトリックスは、クラウドコンピューティング時代に技術革新をもたらす情報基盤技術のインテグレーションを提供する「情報基盤事業」と、ソフトウエア技術を駆使し顧客の抱える問題領域におけるベストプラクティスを実装したアプリケーションの提供を行う「アプリケーション・サービス事業」を行っています。
◆「Qubena Connect(キュビナコネクト)」について
「Qubena Connect」は、学習者を中心としたデータ利活用のユースケース創出に向け、さまざまな企業やサービスとの連携・協働を深化させることを目的としたプロジェクトです。
COMPASSはこれからもQubenaの提供を通して、すべての子どもたちを取り残すことなく「公正に個別最適化された教育」を届けるリーディングカンパニーとして、さらなる公教育へのICT普及に貢献できるよう邁進してまいります。
プレスリリース提供:PR TIMES