プレスリリース
搭乗人数2名から3名へ、利便性向上
「空飛ぶクルマ」(※1)および「物流ドローン」を開発する株式会社SkyDrive(本社:愛知県豊田市、代表取締役CEO 福澤知浩、以下「当社」)は、現在、設計開発中の「空飛ぶクルマ」の商用機「SkyDrive式SD-05型」について、当社の社名と同じ「SKYDRIVE(スカイドライブ)」と命名し、新たな機体仕様、デザインについてお知らせいたします。
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■ 製品名について
当社は、「空を、走ろう。」をビジョンに掲げ、空の移動革命を牽引すべく日々取り組んでおります。より多くの皆さまに覚えていただけるよう、社名でもあり、当社のビジョンを表しているSKYDRIVE(スカイドライブ)を製品名とする事をお知らせ致します。
■ 機体仕様の変更について
当社は、運航会社、エンドユーザーの皆さまの要望を受け、かねてより最大搭乗人数2名から3名へ設計変更し、試験や検証を重ねておりました。この度、後述の独自ローターフレームの特許申請が完了したことを受けて、発表に至りました。これにより収益性の高い運航、そしてより便利で楽しい体験を提供することが可能となります。
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■ 新技術について
当社が独自開発したドーム型ローターフレームとローターの曲面配置により、機体をコンパクトに保ちつつ、3人乗りが可能となりました。12基のモーターの働きを最適化し、電力効率を高めています。
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■ 今後について
3人乗り“SKYDRIVE”の設計が深化したことに伴い、次のフェーズである製造に向け、本日スズキ株式会社と協力体制の基本合意を締結いたしました(※2)。製造フェーズに向けても、強力なパートナーとともに準備を進めて参ります。
当社の空飛ぶクルマ"SKYDRIVE"は、大阪・関西万博での運航に向けて、2025年に耐空証明を取得し、続いて、2026年に型式証明を取得し量産およびデリバリーの開始を目指します。(※3)
なお、米国での事業開始に向けてアメリカ連邦航空局(通称:FAA)での型式証明の取得も目指しております(※4)。
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※1 空飛ぶクルマとは:電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段です。諸外国では、Advanced Air Mobility(AAM)や Urban Air Mobility(UAM)と呼ばれています。
引用元:国土交通省(令和5年3月付)https://www.mlit.go.jp/common/001598463.pdf
※2 関連プレスリリース:https://skydrive2020.com/archives/37769
※3 耐空証明と型式証明について:耐空証明は1機毎に、設計が安全性及び環境適合性の基準を満足すること、製造過程が設計どおりに製造されていること、そして個々の機体が基準を満足することを証明するものです。一方、型式証明は、同一機種の全機体共通の、設計や製造過程が基準を満足することをあらかじめ証明するものです。大阪・関西万博に向けては、必要な基準に対し、大阪・関西万博で飛行する個別機体の設計検査、製造過程検査及び実機検査を受け、耐空証明を取得する計画です。
参照元: 国土交通省(令和5年6月時点)https://www.mlit.go.jp/koku/15_bf_000094.html
※4 関連プレスリリース:https://skydrive2020.com/archives/17458
≪株式会社SkyDrive 概要≫
設立:2018年7月
代表者:代表取締役CEO 福澤知浩
URL:https://skydrive2020.com/
所在地:豊田本社:愛知県豊田市挙母町2-1-1
豊田開発センター:愛知県豊田市西中山町山ノ田20-2
豊田テストフィールド:愛知県豊田市足助地区
名古屋オフィス:名古屋市中村区名駅3-28-12 大名古屋ビルヂング11F
東京オフィス:東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー7F SPACES品川内
大阪オフィス:大阪府大阪市北区梅田1-3-1-800 大阪駅前第一ビル8F
アメリカオフィス:500 Carteret Street, Suite D, Beaufort, SC 29902
事業内容:「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに、「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、2018年7月に設立、豊田市を主拠点に「空飛ぶクルマ」及び「物流ドローン」の 開発をしています。「空飛ぶクルマ」の開発においては、国内で唯一、有人飛行試験を実現し、官民協議会の構成員として制度設計にも関与しております。「空飛ぶクルマ」は、現在3人乗りの機体を開発中、2025年に大阪・関西万博での運航開始を目指しております。30kgの荷物を運搬可能な「物流ドローン」は、山間部を中心とした作業現場で活用いただいています。
プレスリリース提供:PR TIMES