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戦後の美術界を牽引した評論家・東野芳明をテーマとしたシンポジウムを開催

(PR TIMES) 2022年11月11日(金)10時15分配信 PR TIMES

第5回多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウム「東野芳明再考 Tono Renaissance」2022年12月3日(土)八王子キャンパス レクチャーAホール ※入場無料(要事前申込)+オンライン配信

多摩美術大学(東京都世田谷区、八王子市 学長:建畠晢)は2022年12月3日(土)、八王子キャンパスで、本学アートアーカイヴセンター(以下、AAC)主催による第5回多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウムを開催いたします。

第1部「AACショーケース2022」では、本学の所蔵資料のうち4つの資料体と、大学の資料を横断的に管理するデータベースを紹介しながら、本年度の活動や研究成果を発表します。

第2部は「東野芳明再考 Tono Renaissance」と題し、現代美術を代表する評論家であり本学芸術学科の創設者でもある東野芳明(1930-2005)について、学内外の研究者が集い、その業績を改めて振り返ります。

20世紀のアメリカ美術における代表的な作家として知られ、東野の友人でもあるジャスパー・ジョーンズ氏から、本シンポジウムのための特別なメッセージを寄せていただきましたので、合わせて発表いたします。会場またはオンラインでぜひご参加ください。
[画像1: https://prtimes.jp/i/34331/96/resize/d34331-96-885e30831340548a1d80-0.jpg ]



第5回多摩美術大学アートアーカイヴシンポジウム「東野芳明再考 Tono Renaissance」開催概要

日時:2022年12月3日(土)10:00〜17:00
会場:多摩美術大学 八王子キャンパス レクチャーAホール(オンライン配信あり)
   東京都八王子市鑓水2-1723
交通アクセス:http://www.tamabi.ac.jp/access/
参加費:無料
主催:多摩美術大学アートアーカイヴセンター
協力:多摩美術大学メディアネットワーク推進委員会

シンポジウムURL:https://aac.tamabi.ac.jp/research/symposium/aas_05.html
フライヤーPDF:https://prtimes.jp/a/?f=d34331-20221110-177eccf3c2376e912a560fc807aada93.pdf


参加方法

会場 ※事前申込制。定員に達し次第、申し込みを締め切らせていただく場合があります
申し込みはこちらから→ https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc1gOwCwjAFa2F5UKclISswfa0lxjDcXrzcXQ8aBzXFuv6fVw/viewform

オンライン配信 ※事前登録制
ウェビナー登録はこちらから→ https://zoom.us/webinar/register/WN_SgksCW6DS6WBHllWk-48nQ


プログラム

全体進行 安藤礼二(多摩美術大学教授)

●オープニング
10:00〜10:20
青柳正規(学校法人多摩美術大学 理事長)
光田由里(多摩美術大学アートアーカイヴセンター所長・教授)

●第1部「AACショーケース2022」
10:20〜12:00
「杉浦非水のアーカイヴ的思考からモンゴルの装飾文様まで」深津裕子(多摩美術大学教授)
「秋山邦晴資料の現状とこれから」光田由里
「加山又造アーカイヴの現状と今後の活用について」千々岩修(多摩美術大学准教授)
「シンポジウム〈もの派とアーカイヴ〉記録集の公開について」小泉俊己(多摩美術大学教授)
「横断知の共有基盤としての研究ポータル」
 久保田晃弘(多摩美術大学教授)+堀口淳史(システム設計・開発者)

●第2部「東野芳明再考 Tono Renaissance」
13:20〜16:50
「TONO 行動する美術評論家」光田由里
「富山県美術館所蔵の東野旧蔵作品・資料について」遠藤亮平(富山県美術館主任学芸員)
「ジャスパー・ジョーンズと日本現代美術、そして東野芳明」
カルロス・バスアルド(フィラデルフィア美術館キュレーター)+木下京子(多摩美術大学教授)
「東野芳明の〈観衆論〉再読」伊村靖子(国立新美術館情報資料室長・主任研究員)
「芸術学科草創期の東野芳明」
北村淳子(宇都宮美術館アート推進主幹)+中井康之(国立国際美術館研究員)+門間貴志(明治学院大学教授)

コメンテーター:海老塚耕一(多摩美術大学名誉教授)

●クロージング
16:50〜17:00
建畠晢(多摩美術大学 学長)

※プログラムは、都合により変更する場合がありますのでご了承ください。


東野芳明について

東野芳明は戦後の日本美術界に大きな足跡を残した美術評論家です。国内外の美術に精通し、ジャクソン・ポロックやジャスパー・ジョーンズらを国内に紹介しました。ヴェネチア・ビエンナーレの日本館コミッショナーも務めるなど、幅広い活動で知られています。

また、東野は1967年から本学で教鞭をとり、1981年に本学芸術学科を創設しました。評論家としての東野は現代芸術の変化を敏感に察知し、受け手である観衆も変化していかなければならないという「観衆論」を展開していました。そうした東野の問題意識は今日における本学芸術学科での学びにも引き継がれています。


多摩美術大学アートアーカイヴセンターについて


[画像2: https://prtimes.jp/i/34331/96/resize/d34331-96-271345654f36234c6360-1.jpg ]


大学が所蔵するアートやデザインに関する数々の資料を学生や教員の制作および研究に活用するための拠点として2018年に設立。以降、シンポジウムの開催や研究紀要『軌跡』の発行、授業での資料の利用といった活動を通して情報発信し、学内外の研究者の資料閲覧、展覧会への資料の貸出、各種メディアへの画像貸出等を継続して行っています。


[所蔵資料]
安齊重男フォトアーカイヴ、大野美代子アーカイヴ、加山又造アーカイヴ、瀧口修造文庫、三上晴子アーカイヴ、もの派アーカイヴ、和田誠アーカイヴ、DNPポスターコレクションほか、全16の資料体を所蔵。

[過去のシンポジウム]
https://aac.tamabi.ac.jp/research/symposium.html



プレスリリース提供:PR TIMES

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