プレスリリース
令和6年3月28日に、熊本県防災センターの展示・学習室で、熊本地震前後の布田川断層標本お披露目式が開催されました。
これまで展示・学習室において、平成8年に熊本県が掘り起こした布田川断層(益城町)の標本が展示されておりました。熊本地震後の令和5年度に、熊本大学と東北大学は、その標本と同じ箇所の断層を再び掘り出し、新たに標本を製作しました。このたび、当該標本を新たに展示し、2つの標本を並べることで、地震発生による活断層の変化を比較できるものとなります。
お披露目式では、本学くまもと水循環・減災研究教育センターの鳥井 真之特任准教授が標本について説明を行い、熊本地震前後の活断層がどのように変化したのか比較研究が可能な大変貴重な資料である旨報告がありました。
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