プレスリリース
〜デザインは、生活・産業・文化においてますます重要となっており、私たちの毎日を支えています〜
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概要
「デザインの日」は、デザインの社会への一層の浸透を図ることを目的に、当時の通商産業省が1990年に定めました。日本のデザイン政策が本格的に開始された「デザイン奨励審議会」の設置日である1959年10月1日が由来です。
「デザインの日」ロゴマークやポスターは、日本のグラフィックデザイン界のレジェンド亀倉雄策氏(1915年‐1997年)によるデザインです。
亀倉氏の代表作としては、「東京オリンピック1964」、「EXPO’70」、「ヒロシマ・アピールズ1983」のポスター、NTT、グッドデザイン、ニコンのシンボルマークやロゴタイプ等があります。その作風は、シンプルで力強く、時代や国を越え、強く印象に残るものとなっており、国内外で高く評価されています。戦後日本の産業やデザインの発展のため、デザイン運動やデザインコミッティ等の設立などによって社会を大きく動かすと同時に、数々の講演・執筆活動を通じ「デザイン」という言葉・概念の普及と社会的認知にも尽力されました。
経済産業省のホームページでは、この度、世界デザイン会議(※)が34年ぶりに日本開催することに伴い、「デザインの日」のロゴマークやポスターをデジタル化し、無料でダウンロード・ご利用いただけるよう準備しました。デザイン業界の関係者の皆様におかれましては、「デザインの日」の趣旨に広くご賛同頂き、我が国社会においてデザインがより一層浸透するよう、この記念日やロゴマーク等をぜひ積極的にご活用ください。
※WDO世界デザイン会議東京2023、34年ぶりに日本で開催
2023年10月、デザインの国際団体である世界デザイン機構(WDO)が主催する世界デザイン会議が東京で開催されます。日本での開催は34年ぶりです。前回開催の名古屋(1989年)では、デザインを通じて私たちの生活・産業・文化のあり方を考える「デザインイヤー」運動を全国で展開し、デザインを振興する領域が市民・生活レベルへと拡大しました。今回は、「デザインを通じた明日への展望」をメインテーマとし、新たな人間像、環境問題、DX等からデザインのあり方を考えます。
身近なデザインに気づくきっかけ
身の回りに存在するものは全て誰かがデザインしたものです。「デザインの日」を活用し、デザインの役割を広く発信することで、日々の暮らしを支える身近なデザインに、多くの人々が目を向けるきっかけになればと考えています。
ダウンロード方法
経済産業省ホームページの注意事項をご覧のうえ、ダウンロードください。
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/human-design/logo.html
本資料に関する問い合わせ先
商務・サービスグループ デザイン政策室
電話 03-3501-1750(直通)
プレスリリース提供:PR TIMES