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株式会社ビオスタイル

大切な茶器を直して長く使用するサステナブルなアクション ホテルで使用する茶器に「金継ぎ」を開始しました

(PR TIMES) 2021年11月08日(月)13時45分配信 PR TIMES

株式会社ビオスタイルが運営するGOOD NATURE HOTEL KYOTO(京都市下京区、総支配人:松井美佐子)では、日本の伝統的な技法である金継(きんつ)ぎをホテルで使用する茶器に施す取り組みを開始いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/54899/92/resize/d54899-92-5bd2c7471fb4d9b6b125-0.jpg ]


 今までは、客室で使用している茶器に欠けや割れが生じた際には、新品と交換してまいりました。しかし、サステナブルな観点から注目されている、エコな伝統技術である金継ぎを行うことで、長く大切に使い続けられるとともに、金継ぎならではの風合いを楽しむことができます。そこで、職人の江藤雄造氏に依頼し、欠けた茶器にひとつひとつ丁寧に金継ぎを施していただきました。
 茶器は、京都の伝統工芸品のひとつ、清水焼(TOKINOHA製)を使用。廃棄物を減らすことはもちろん、“ものを大事にしてありがたみを知る”姿勢をホテルの指針の一つとし、今後もサステナブルな取り組みを続けてまいります。
 なお、この取り組みは、京阪グループが推進する、“SDGsを実現するライフスタイル”を企画・提案する「BIOSTYLE PROJECT」の一環です。


1. 金継ぎとは
 陶磁器の破損部分を漆で接着する縄文時代から受け継がれた日本の伝統的な修理法。割れや欠け、ひび割れした部分に金や銀などの粉をまく技法の確立は室町時代に茶道の世界で広まったとされています。茶の湯では、偶然のひびや傷に金継ぎすることで生まれた繕いを紋様と考え、茶碗に描かれた新たな景色に見立てて鑑賞したと言われています。

2. 職人について
<江藤雄造氏プロフィール>
[画像2: https://prtimes.jp/i/54899/92/resize/d54899-92-dabd19079bb7cfdc7c8e-1.jpg ]

父・江藤國雄に師事、学生の時から仕事として各地の重要文化財などの修復に携わる。
兵庫県「相楽園 船屋形」、岐阜県「南宮大社」、奈良県「長谷寺」「春日大社」、埼玉県「三峯神社」、京都府「南禅寺」などの修復経験もある。2004年から現在まで姫路市「名古山仏舎利塔」の修復に携わる。
2012年から関西を中心にギャラリー・美術館などで個展、グループ展、イタリア「ミラノ・サローネ」、ドバイ、フランスのアートフェアに出展。
2018年にはLEXUS NEW TAKUMI PROJECT2018 兵庫県代表に選出。各地にて金継ぎ教室も開催。
この度、ホテル客室に設置しているほとんどの茶器の金継ぎを江藤氏に依頼。(一部TOKINOHAにて修復)

3. 使用している茶器について

[画像3: https://prtimes.jp/i/54899/92/resize/d54899-92-6c5eb581245ab5ac1689-2.jpg ]

 客室内の急須、湯呑、小皿は陶芸家・清水大介氏が代表をつとめるTOKINOHAによる清水焼のモダンなティーセット。京都の伝統でもある“清水焼”を日常に届けるTOKINOHA製品はすべての工程を手作業でおこない、時間をかけて仕上げる。コンセプトは「日常に寄り添う器」。客室のイメージカラーにあわせて自然素材から研究を重ね生み出された釉薬(ゆうやく)の色味をセレクト。天然の木の灰によって釉薬を発色させて作られる【ashシリーズ】や、偶然から生まれた独特の色【copperシリーズ】を客室では用いている。


今回のリリースに該当するSDGs項目

[画像4: https://prtimes.jp/i/54899/92/resize/d54899-92-7a46fed0abc01a61423f-11.png ]



生産者との持続可能な提携/(株)ビオスタイル

[画像5: https://prtimes.jp/i/54899/92/resize/d54899-92-27605e68f10c6e41ab4b-8.jpg ]


SDGsを実現するライフスタイルを提案する
京阪グループの「BIOSTYLE PROJECT」について

[画像6: https://prtimes.jp/i/54899/92/resize/d54899-92-3f2ef8515f56aa2c7ffd-9.jpg ]

健康的で美しく、クオリティの高い生活を実現しながら、SDGsの達成にも貢献していく。京阪グループでは、そんな循環型社会に寄与するライフスタイルを「BIOSTYLE(ビオスタイル)」として展開し、お客さまにご提案しています。
規制や我慢だけから生まれる活動ではなく、“人にも地球にもいいものごとを、毎日の生活の中に、楽しく、無理なく、取り入れていくことができる明るい循環型社会の実現”に貢献するため、京阪グループにできうる様々な活動を推進していきます。
「BIOSTYLE PROJECT」について詳しくはこちら https://www.keihan-holdings.co.jp/business/biostyle/

GOOD NATURE HOTEL KYOTOについて
住所:京都市下京区河原町通四条下ル2丁目稲荷町318番6 GOOD NATURE STATION 4〜9F
電話:075-352-6730(ホテル予約専用)
客室数:141室
アクセス:阪急京都河原町駅から徒歩2分、京阪園四条駅から徒歩5分

世界初 ホテル版評価基準 WELL 認証(v1)の取得について
2020年8月、環境や健康に配慮した建物が認定される「WELL Building Standard TM(WELL認証)」をゴールドランクで取得。ホテル版評価基準による WELL認証(v1)の取得は、当ホテルが世界で初めてとなります。建物内で暮らし、働く居住者の健康・快適性に焦点を当てた世界初の建物・室内環境評価システムであり、特に居住者の身体に関わる評価ポイントについては、 環境工学の観点のみならず医学的見地からも検証が加えられています。

(株)ビオスタイルについて
(株)ビオスタイルは、京都・四条河原町に2019年12月に開業した複合型商業施設「GOOD NATURE STATION」の運営を行う京阪ホールディングスのグループ会社。“信じられるものだけを、美味しく、楽しく。人も地球も元気にする 「GOOD NATURE」”というコンセプトの下、サステナブルな商品開発、施設運営を行っています。これらの企業活動を通じ、SDGs達成に貢献するとともに、社会と調和した持続的な成長を目指します。


[画像7: https://prtimes.jp/i/54899/92/resize/d54899-92-e87379104faa6e9d997a-12.png ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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