プレスリリース
〜 ガソリンスタンドを活用したカーシェアリング事業へ提供 〜
株式会社スマートバリュー(本社:大阪府大阪市、取締役兼代表執行役社長:渋谷 順、以下:スマートバリュー)が運営・提供する、モビリティのシェアリングプラットフォーム「Kuruma Base(クルマベース)」を、丸紅エネルギー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:本郷 孝博、以下:丸紅エネルギー)による車両設置ステーションの開拓のもとマルネン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石田 克行、以下:マルネン)が実施する、ガソリンスタンドを活用したカーシェアリング事業へ提供いたします。
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石油業界への提供背景
石油は社会にとって必要不可欠なライフラインとして主役であり続けますが、昨今の、CO2排出量削減の社会的要請に伴う電気自動車・ハイブリッド車の普及や自動車運転人口の減少などの影響から、ガソリン需要は縮小傾向にあります。低炭素化・脱炭素化の潮流や、モビリティ社会における様々な変化や動きに追いつくため、石油業界、とりわけガソリンスタンドは事業の多角化を求められています。
ガソリンスタンドを活用したカーシェアリングへの提供目的
前述の業界背景を受け、ガソリンスタンドの新たな付加価値、収益源の構築を目指して、Kuruma Baseの提供を実施いたします。
ガソリンスタンドでは、その土地の有効活用と既存顧客への新たな付加価値の提供が可能であり、カーシェアリング事業で必要な「会員」と「駐車場」の要素を満たすことができる事業上の親和性があります。
こうした親和性を活かし、新規のモビリティサービスを構築することで、周辺住民の方々へ新たな付加価値を届ける、生活に不可欠なインフラ拠点を目指していくことを目的とします。
本カーシェアリングの概要
今回ガソリンスタンドで実施するカーシェアリングは、Kuruma Base上で構築されたスマートバリューが展開する「Patto」ブランドを活用します。
「Patto」は、スマートフォンでクルマの予約から鍵の解錠・施錠まで実施できる、「普段使いができる気軽なクルマ」をコンセプトとした、地域に寄り添ったカーシェアリングサービスです。急な雨や荷物の多いときなど、「今日クルマを利用したい。近くにクルマがあったらいいのにな」といった生活者の声に応えるカーシェアとして、展開しています。
ガソリンショップくりえいと宗像では、コンパクトカー1台をカーシェアリング車両として設置する予定です。
【サービス提供開始予定日】
2022年8月下旬
【オープン予定ステーション】
ガソリンショップくりえいと宗像店(福岡県宗像市くりえいと2-2-3)
https://www.create-munakata.co.jp/shop/gasoline-shop/
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※大型複合ショッピングセンター「くりえいと宗像」内に位置しているガソリンスタンドとなります。
今後の展開について
マルネンが運営するガソリンスタンドは全国で63店舗あり、順次全国へ拡大していく予定です。また、ガソリンスタンド近隣の大学や大型ショッピングセンター等と連携したサービス展開も視野に入れます。
さらに、丸紅エネルギー・グループ全体への展開も見据えて、本カーシェアリング事業を実施してまいります。
Kuruma Baseについて
Kuruma Baseは、カーシェアリング事業者など、クルマのサービス化の事業を行っている事業者向けのプラットフォームサービスです。
クルマに接続する専用端末、クラウド上の管理コンソール、利用者向けスマートフォンアプリ、 運用サポートサービスで構成され、カーシェアリングを利用するまでに必要な機能をすべて取り揃えています。
Kuruma Baseおよび「Patto」では、クルマのサービス化を実現するための重要なポイントとなる鍵の受け渡しにおいてバーチャルキー(※1)を採用し、車両のシェアリングを実現します。バーチャルキーを実装することにより、「任意の許可された相手だけに、許可された時間のみ」車両の鍵の権限を与えることができます。
※1:バーチャルキーは、株式会社イードおよび株式会社ジゴワッツが提供するスマートロックシステムです。
カーシェアリングの他にも、Kuruma Base を活用し、レンタカー・他のカーシェアリングサービスとその他の移動手段(公共交通機関やその他シェアリングサービス)にまつわるサービスとをシームレスに連携することで、MaaS(Mobility as a Service)アプリやサービスとの統合も可能です。
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